天理教において、人がお亡くなりになることによって行われる葬儀の意味とは、人の身体と言うのは本来神様からお借りしていたものですから古い身体をお返しして、そして人が持っている魂は、神様に一時期的に預かってもらい、新しい身体が見つかって世に出直すまで、神様の懐に抱いてもらうという意味があります。初日に「遷霊・鎮霊祭」を執り行い、二日めに「発葬祭(葬場祭)」と「10日祭」を執り行う2日間の葬儀が多くなってます。「みたまうつし」は、神様からお借りしていた古い身体から魂(みたま)を移す、という意味があり、大変重要な儀式のひとつとなります。発葬祭(葬場祭)が終了後、火葬場にて荼毘に付し、そのまま十日祭を執り行います。
天理教とは、奈良県天理市の本部神殿を中心(ぢば)を天地創造の地として、その教えを伝え広めている宗教のひとつです。教えの中心は、全人類が「兄弟姉妹」とし、「陽気ぐらし」をして悩みや苦しみのない世界を実現することが天理教の根本のようです。 良く知られている天理市には、全国各地から参拝(おぢば帰り)に訪れる人のために必要な母屋や詰め所が百件以上建ち並んでおり、年に十回以上行われる祭典では、天理市の人口が数倍に膨れ上がるほどの賑わいだと言うことです。創始は、1838年10月26日、親神様(天理王命)の教えを中山みき教祖の口から説かれたのが最初とされています。
天理教では、仏式で言うところの通夜は「みたまうつし」と言われておりますが、これは即ち、神様からお借りしていた古い身体から魂(みたま)を移す、という意味があり、大変重要な儀式のひとつとなります。
従って、親しい方が亡くなった場合は、告別式よりも「みたまうつし」に参列されますのが一般的となります。
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