花葬儀を選んだ理由
親身に寄り添ってくださった電話対応が決め手になりました
施設に入居していた父が余命宣告を受けたことをきっかけに、もしもの時に遺体の安置先や搬送手段をどうすればよいのか分からず、相談先を探していました。さまざま検索する中で、最初に見つけたのが花葬儀さんです。
事前に相談する予定でおりましたが、その前に父の訃報を受け、そのまま葬儀をお願いすることになりました。
はじめは電話で問い合わせをしたのですが、まだお会いしたこともない私に対して、「今はゆっくりお父様と一緒に過ごしてください」「深夜でもすぐに対応します」とお声がけくださり、その丁寧で温かい対応がとても印象に残っています。
生前に父と亡くなった後のことについて話しておけばよかったと思いますが、そのような話をする前に父の認知症も進んでしまい、相談できないままでした。亡くなることを前提に話をすることに、私自身どこか抵抗があったのかもしれません。
父は会社の代表取締役を務めていたこともあり、どのくらいの規模で行うべきか迷っていました。担当の方が一般葬と社葬の中間にあたる規模の合同葬をご提案くださり、父の立場や参列される方々のことも踏まえたうえで、私たち家族にとって無理のない形を一緒に考えてくださり心強かったです。
花葬儀を体験して良かったこと
不安に先回りして、的確にアドバイスしてくださいました
取引先の方々をはじめ、多くの方にお越しいただくことになりましたが、いただいた香典に対して何をお返しすればよいのか、勝手が分かりませんでした。
その際も、花葬儀の皆さまがさまざまに考えてくださり、「花には花を」のお花とカタログギフトをお返しする形をご提案いただきました。
さらに、会社関係へ香典返しをする際には、社員の方が多くいらっしゃることから、カタログギフトよりも皆さまで分けやすいお菓子の詰め合わせのほうがよいのではないかとアドバイスもいただき、細やかな心配りにとても助けられたことを今でも覚えています。
私は喪主を務めるのが初めてで、何から手をつければよいのか分からず、不安な気持ちでいっぱいでした。湯灌や本位牌のことをはじめ、耳にする言葉一つひとつも初めてで、戸惑うことばかり。準備を進める中でも、「どうしたらいいのだろう」「これで間違っていないだろうか」と、心配になることの連続でした。
そのような中、担当の方が一つひとつ丁寧に説明してくださり、その都度こちらの気持ちにも寄り添いながら的確に助言してくださいました。初めての喪主で大きな不安を抱えていましたが、支えていただき、本当に助かりました。
お父様はどんな方でしたか?
一代で会社を築き上げた、真面目で仕事一筋な父でした
父は、焼却炉をはじめとする各種プラント設備に使われる金属部材の溶接を手がける会社の代表を務めていました。山形県の出身ですが、約50年前に神奈川県へ出てきて、共同代表という形で、ほとんど一代で会社を築き上げました。なぜこちらへ出てくる決意をしたのか、理由を聞けないままになってしまいました。
父はとても真面目で、仕事一筋。70歳を過ぎても現場に立ち続け、最後まで働く姿勢を貫いていました。私たち三姉弟を全員大学まで進学させてくれ、どれほどの苦労を重ねていたのかと、今になって深く感じます。
故郷を愛し、家族を大切にする、いつも朗らかな父でした
仕事で忙しい父でしたが、夏休みになると故郷の山形へ帰省し、虫取りや釣りなど自然の中で一緒に過ごした思い出があります。中学生になる頃には照れくささから距離もできましたが、今思えばもっと父との時間を大切にしておけばよかったと感じます。
また、父は家族思いの人で、子どもたちの節目や成長をいつも喜んでくれました。姉の結婚式で見せたとびきり嬉しそうな笑顔の写真を遺影に採用。遺品整理の際、姉が父の日に贈ったメッセージカードが大切に残されているのを見つけ、家族への深い愛情を改めて感じました。
父である「社長」との思い出の品
私が父の会社で働くことになったのは、勤めていた会社の愚痴をこぼした際、「それならうちに来ればいい」と声をかけられたことがきっかけでした。それ以来、父のことは「社長」と呼ぶようになりました。父は昔気質で、休みの日でも現場に出るほど仕事熱心。お酒は好きでしたが、たばこもギャンブルもせず、真面目な人でした。
そんな父が唯一夢中になっていたのが『はじめの一歩』。途中からは父が新刊を買い続け、この漫画が親子の思い出の品になりました。最終回を読めなかったことが少し心残りです。
こんなご葬儀でした

お式への要望
父の故郷・山形の豊かな自然を思い出させるような景色に
〇夏休みに帰省していた山形の豊かな自然や、父との思い出が感じられる空間にしたい
〇社長として多くの方に支えられてきた父らしく、皆さまに見送っていただける式に
〇参列してくださった方々の間で、自然と思い出話や会話が生まれるような温かな雰囲気にしたい
実際のご葬儀
〇祭壇は、お父様の故郷の景色をイメージし、青と黄色を基調に夏の山形を感じられるような装いにしました
〇入口は春をイメージした空間に仕上げ、扉を開けると祭壇へ向かうにつれて四季の移ろいを感じられるようにしました
〇お父様がお好きだったお酒と、よく一緒に召し上がっていたおつまみをお供えしました
〇いつも身につけていた作業着や思い出のお写真を飾り、ご覧になった参列者の皆さまの間で、思い出話に花が咲いていました
葬儀を終えての感想はいかがですか?
父として、社長として、ふさわしく華やかに見送ることができました
祭壇は天井まで届きそうなほど華やかに仕上げてくださり、社長として歩んできた父を父らしく見送ることができたと感じています。花入れの儀で棺にお花を納めても、まだたくさん残るほどで、その見事な花の量には圧倒されました。父が山形出身であることをお伝えすると、「故郷のお花を飾りましょう」とご提案くださったことも印象に残っています。
式については、周囲に負担をかけてはいけないと思っていましたが、合同葬では受付などを会社の方にお願いしたほうがよいと助言いただき、社員の方々や以前勤めてくださっていた方にもご協力をお願いしました。皆さん快く引き受けてくださり、父が多くの方に支えられていたことを改めて実感しました。
香典返しや弔電への対応など、分からないことも多くありましたが、花葬儀さんはこちらが困る前に先回りして準備してくださり、とても心強かったです。葬儀の後のことまで細やかに支えていただいたことで、最後まで安心して父を送り出すことができました。
家族だけではここまで整えて送り出すことはできなかったはず。花葬儀さんにお願いして本当に良かったです。
エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。













