お葬式の中でも、菊は祭壇で多く利用されています。

一般的に白木祭壇と花祭壇に分かれていきますが、ニーズが高くなっているのが菊を利用した花祭壇です。

戦前まで日本では白木祭壇が中心でしたが、近年、花祭壇を使っているケースが多いです。

色を統一することもできるため、一貫性を持たせることもできます。

オリジナルの花祭壇も注目されており、中でも一般的な人気が高い植物として菊があります。

菊の祭壇は一般的にデザインに富んでいます

色合いも白や薄い黄色などが利用されており、デザインに富んでいるのがわかります。

菊は秋に咲き誇る花となっていますが、花言葉では「高貴」という意味合いがあります。

和菊や洋菊がありますが、切花としても利用されることが多い植物です。

一般的には生産量の多いバラやカーネーションと同じくらい流通量があります。

日本においては薬草や観賞用として平安時代からニーズがあり、宮中においては菊の節句といわれている昔の節句など利用されていました。

春に植えていき、夏で成長して秋に咲いていきます。

菊は皇室でも使用された格調高い花です

皇室でも菊は利用されており、昔は後鳥羽上皇によって周囲を美しく彩るために利用したことで注目されます。

それ以後も天皇や皇室の紋章として利用され、南北朝時代以降では天皇から下賜されています。

これで公家や武家でも家紋に利用されることになり、現代でも見ることができます。献花を捧げる時にも菊を使っている葬儀も多いため、時折捧げることもあるでしょう。

そして葬儀において黄泉の国神話が伝わっている日本で、伝統的にも仏花や献花などで利用されています。

そんな中で花祭壇で菊を利用しているケースがあり、輪を描くような祭壇があったり、棺の周辺に色とりどりの菊を見かけることもできます。

他にもスロープで菊を利用している、綺麗な花祭壇を見かけることもできますが、菊が祭壇で利用される理由は諸説あります。例えばお香の香りと菊の花の香りが似ていたり、日本の皇室の紋章で利用されている植物が菊ということで、格調が高くなっている説などがあります。

他にも白菊が神式の献花へ利用されていたということで、主に地方より広まっていった説があります。

いずれも格調が高く、葬儀で失礼のない植物であるということで認知されていくようになりました。

花葬儀でキクを用いてお作りした花祭壇はこちらです。

菊を使った花祭壇

花葬儀での菊の花祭壇

花葬儀では、一般的な菊の花祭壇にとどまらず、ご本人様らしさを表現した花祭壇をお作りしております。

一度きりのご葬儀を、一定の型にはめて行うと不自然さが出てしまいます。

十人いれば十通りの生き方が、百人いれば百通りの生き方があります。

ご葬儀という一生に一度の大切な機会。ご本人様らしさを感じられる世界に一つの花祭壇をぜひお作りいただきたいと願うばかりです。