花葬儀を選んだ理由
花にこだわりがある家族だからこそ、花葬儀を選びました
母が余命宣告を受けた際、近くの斎場周辺にある葬儀社をいくつか検討しました。
しかし、口コミには「価格の割に花が少ない」「食事が満足できない」といった厳しい評価が目立ち、なかなか納得できるところに出会えませんでした。そのような中、「お花をたくさん使ったお見送りができるところ」を探していて見つけたのが花葬儀でした。ここにしようと決め、そこから他社には一切資料請求をしませんでした。
母は92歳で亡くなったので、近しい人だけで小さなお葬式にしようと決めていました。ただ、母が花が好きだったことと、私自身が花業界で働いていたので、花には強いこだわりがありました。特に葬儀には母の友人で、個展を開催するほど著名な華道の先生が参列される予定だったので、見た目の美しさはもちろんのこと、細部にまで心を配ったお見送りにしたいと強く感じていました。
空間デザイナーさんとの打ち合わせでは、母が生前好んでいたピンクと紫を基調に、やわらかく上品な色合いの祭壇を希望しました。当初は、父の好きだった赤いバラも取り入れる予定でしたが、全体の調和を考えると「少し華やかになりすぎるかもしれない」と感じ、最終的に外していただくことに。赤いバラは、花葬儀さんからの心遣いで10本ほど別途用意していただき、思い出の写真と一緒に飾りました。
花葬儀を体験して良かったこと
華道の先生からも「こんなお葬式は見たことがない」と絶賛されました
葬儀当日は、皆さんからどんな評価をしていただけるだろうかと少し不安でしたが、華道の先生からは「素晴らしい」「こんなお葬式は見たことがないわ」と絶賛されました。先生の娘さんからも「あなたのセンスなのね」と言っていただき、嬉しくて祭壇の写真をたくさん撮りました。田舎の親戚にも写真を送ったところ「こんな葬儀があるの?都会の葬儀はすごいね」と驚かれました。初めての喪主で緊張していましたが、皆さんにお褒めの言葉をたくさんいただいて、ホッとすると同時に、この葬儀にして良かったと心から思いました。
納棺の際の衣装には、生前一緒に買い物に出かけたとき、母が「素敵ね」と目を留めて私が購入してあげたブルーのジャケットを選びました。生前は「もったいない」と言って着て出かけたところを見たことがないので、もしかすると身にまとったのは納棺のときが初めてだったかもしれません。棺の中には、母が好きだった和菓子や、大好きだった猫のぬいぐるみ、木製のゴルフクラブとボールを納めました。
美空ひばりの曲がBGMで流れる中、母らしさを感じられるものを一つひとつ入れてあげながら、これまでの母との日々を思い出し、ゆっくりとお別れをすることができました。
お母様はどんな方でしたか?
一番の趣味はゴルフで、80歳を過ぎても海外でプレイしていました
父が60歳で亡くなり、その後36年間、母は一人で懸命に生きてきました。その歳月は決して平坦なものではなかったと思いますが、常に前向きでした。
ゴルフにのめり込んでいて、ハワイのゴルフレッスンに80歳を過ぎて参加するほど好きでした。大の猫好きでもあり、施設に入ってからは猫のぬいぐるみを片時も離しませんでした。
美しい着物を着た母の姿に、生前の優しかった面影を感じます
ご近所に良い先生とのご縁があり、母は歳を重ねてから華道だけでなく茶道もたしなんでいました。初釜など着物を着る機会も多かったので、一時は桐のタンスに二棹分も持っていました。
元気だった頃の写真にはピンクや紫の着物をまとった母の姿があり、小さい頃から怒られたことがなくいつも優しかった母を思い出します。
夫婦ともに常識にとらわれずに好きなものを貫く自由人でした
父も花にはこだわりのある人でした。真っ赤なバラが好きで、父のお墓に供えるのも決まって赤い花。美空ひばりが大好きで、ひばり御殿の近くに家を建てたり、参観日にはいつも着物で来たり。いま思うと、なかなか個性的な家族だったなと思います。
こんなご葬儀でした

お式への要望
花にこだわりがある人が納得できる葬儀にしたい
〇母が好きだったピンクや紫を基調とした会場づくり
〇小さくても「いいお葬式だったね」と言われるような葬儀にしたい
〇花材の品質やアレンジ技術など、花のプロが見ても納得のいく会場
実際のご葬儀
〇お好きだったピンクや紫色を基調に祭壇をおつくりしました
〇ゴルフに熱中されていたので棺に入るサイズの木製のクラブを納棺しました
〇お父様が好きだった赤い薔薇の花を思い出ギフトのそばにお飾りしました
葬儀を終えての感想はいかがですか?
花の品質もアレンジメントの技術も素晴らしく、さすがプロの技と言える仕上がりでした。自信を持って友人にも推薦できます
「花を白菊で揃えない」というのは一般的な葬儀ではまずないことで、ここが花葬儀の良さだと思います。アレンジメント技術も、花業界にいた私から見ても「さすがプロだな」と思うレベルでした。そもそもの花の品質が高いことに加えて、花持ちがとても良いのはフラワーデザイナーさんの処理の仕方が素晴らしいから。横浜エリアで同等のサービスを提供されている会社は、ほとんど見当たらないように思います。
いま振り返っても「花葬儀さんにお願いして間違いなかった」と自信を持って言えます。うまく想いを言葉にできない場面もありましたが、その意図を丁寧に汲み取ってくださり、お花の選定や色味のバランスまで、細部にわたって美しく整えてくださいました。こちらが提示した予算内でやっていただきましたが、予算以上のことをしていただいたと感じています。私の友人には間違いなく花葬儀さんを推薦したいと思います。
一点要望を上げるとすれば、祭壇プランを決める際の花の選択画面についてです。
花の名前だけでなく、写真も併せて表示していただけると、よりイメージがしやすくなるのではないかと感じました。一般の方にとっては、花の名前だけではどんな花かわからないことが多いので、視覚的な情報があることで祭壇のイメージが作りやすくなると思います。
エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。














