花葬儀を選んだ理由
作曲家だった人生にふさわしい明るい会場で最後のお別れをしてあげたい
斎場をインターネットで検索した際に花葬儀を見つけました。夫が花を愛する人だったので、花であふれる葬儀というコンセプトに魅力を感じ、他社は検討することなく、花葬儀に決めました。
夫は作曲家として活動しており、お世話になった方や生徒さんがたくさんいるので、家族葬ではなく皆さんに来ていただくお別れの会にしようと決めていました。
花いっぱいの会場に皆さんをお迎えして、ゆっくりお別れをしていただこうと。とはいえ、初回の打ち合わせに来ていただくまではごく一般的な葬儀だと思っていたのですが、説明を聞いて花材もアレンジも自由に選べるとわかり、作曲家として大勢の方から愛されていた夫を送るのにふさわしい会場を作れると思い、嬉しくなりました。
桜と海をこよなく愛していた人なので、デザインコンセプトは「桜と海」に決定。
ピンクを基調にした華やかな会場づくりをお願いしました。花葬儀さんの計らいで、音符が軽やかに舞い踊るような装飾も加えていただき、作曲家らしさが随所に感じられる素晴らしい空間となり、大満足です。
花葬儀を体験して良かったこと
感謝の気持ちとたくさんの愛を形にした素晴らしい葬儀ができました
当日は桜色に染まった会場を見て、「すごく可愛くて素敵!」と思いました。桜を背にした遺影も、会場いっぱいに広がるピンクの花々にやさしく溶け込み、ひとつの景色のように馴染んでいました。
夫が亡くなったことはとても悲しいけれど、それ以上に「ありがとう」の気持ちをたくさん伝えてあげたいと思っていましたから、お花がいっぱいの明るい会場はそんな私の気持ちにピッタリでした。一般的な白菊の葬儀ではこんな気持ちはきっと表現できなかったと思います。
葬儀には約300人もの方が参列してくださいました。会場には自筆の楽譜を飾り、知り合いのギターの先生にお願いして、夫が作曲した曲を生演奏でお届けすることに。夫は人前ではいつも帽子とサングラスを身につけていたので、最期のお見送りもその装いで整えてあげました。そっと前髪を直してあげると、胸の奥から愛おしさが込み上げてきて思わず涙がこぼれました。
参列者の方からは「お祝いのような温かい葬儀だね」「まるで結婚式場のような華やかさだね」とたくさんのお褒めの言葉をいただき、親類も文句のつけようがなかったほど素晴らしい会となりました。
作曲家としての生涯と、決して怒ることのなかった優しい人柄にふさわしい葬儀を執り行うことができ、きっと夫も「たかたん、嬉しいよ」と褒めてくれていたと思います。
井上様はどんな方でしたか?
生涯に有名歌手の作曲をいくつも手がけた音楽家でした
井上慎之介は、作曲家として40年以上活動し、山川豊の「迷い旅」、長山洋子の「恋のプラットホーム」、中条きよしの「鴎の港」など、50曲以上を作曲した音楽家でした。
「舞鶴たかみ」という私の芸名は、自分で考えたものなのですが、偶然にも夫の出身である京都府舞鶴市と重なっており、不思議なご縁を感じています。
夫は私にとって永遠にかっこいい先生です
最初の出会いはカラオケ教室の先生と生徒という関係でした。トレードマークの帽子と眼鏡で颯爽と歩いてきた先生の第一印象は「かっこいい人」。レッスンでは決して怒らず、褒め上手。根気強く優しく教えてくれるので、たくさんの生徒からとても慕われていました。私にとって、夫は今でも”先生”です。
二人三脚で多くの曲を世に出し娘のデビューも決まりました
レッスンを受けながら、夫に勧められるまま、私は歌手&作詞家に。共同で14曲を制作し、代表作「桜恋」は作詞作曲ともに私が手がけました。夫は桜が大好きだったので、二人で作った曲の多くには、曲名に”桜”がついています。私の娘も2026年10月に「桜〜愛しい人へ」でデビューします。娘のデビューは”先生”の遺言でもあったので、立派な晴れ姿を天国の”先生”に見せてあげたいと思います。
こんなご葬儀でした

お式への要望
好きだった花であふれる明るいお別れの会にしたい
〇作曲家のお別れの会としてふさわしい会場づくり
〇生前大好きだった花で埋め尽くされた明るい葬儀にしたい
〇たくさんの参列者に「良い葬儀だった」と言っていただける会場にしたい
実際のご葬儀
〇作曲家でいらしたので音符をモチーフにした装飾をアレンジしました
〇花(特に桜)を愛していらしたので、ピンク色の花をたくさん取り入れました
〇自作曲の楽譜をノリパネで飾り、A1フィルムを額装してお渡ししました
葬儀を終えての感想はいかがですか?
最愛の人をその人らしく、最高の形で送り出してあげられる。それが花葬儀の良さだと思います。
夫とは14年間の交際を経て結婚し、籍を入れてから1年経たずして亡くなりました。カラオケ店「桜〜愛しい人へ」をオープンして、わずか1ヶ月後のことです。病気がわかったときは店を閉めることも考えましたが、夫の供養として続けることを決意しました。お店には”先生”の固定席があって、今でも私を見守ってくれているような気がします。
後悔を一つも残すことのない葬儀ができて、本当に良かったと思っています。夫は私にとって、これ以上の人には決して出会えないと思う運命の人。一緒にいられた時間は決して長くはなかったですが、とても幸せな日々でした。花葬儀で、私のことを本当に大切にしてくれた最愛の人を、最高の形で見送ってあげることができたと思います。スタッフの方々には、初めてお電話したときから葬儀まで、一貫して温かい対応していただきました。初めての葬儀で何をして良いのかわからない私に、手取り足取り教えてくださり、安心して喪主を務めることができました。
花葬儀の良さは、普通の葬儀では表現できない”その人らしさ”を花で表現できるところ。夫のように、生前に特別な人生を歩んだ方を送る特別な葬儀として、ぜひお勧めしたいと思います。
エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。













