花葬儀を選んだ理由
ほどよい距離感でこちらの意思を尊重してくれる姿勢に信頼感を抱きました。
花葬儀さんを知ったきっかけは、インターネットの検索でした。特別にお花の葬儀にこだわりがあったわけではありません。でも、前年に祖父を見送った時、いわゆる昔ながらの白と黄色の菊の花で飾るお葬式で、母が「ただでさえ悲しいのに悲しみが増す」というようなことを言っていたことが心に残っていて、別の所を探そうとインターネットで検索したところ、花葬儀さんが出てきました。
花葬儀さんの看板を見たことがあったので、実際にお話を聞いてみようとお電話したところ、年末だったにもかかわらず、すぐに営業の方が来てくださり、費用についてとても丁寧に説明してくださったことが印象的でした。公営施設を使った場合の費用まで具体的に教えていただけたので、信頼できると感じました。また、他社のように頻繁な営業連絡があるわけでもなく、自分たちのペースでじっくり考えて検討できた点も、安心感につながりました。兄も「ここがいいのでは」と背中を押してくれたこともあり、最終的に花葬儀さんにお願いすることを決めました。
花葬儀を体験して良かったこと
気持ちに寄り添う提案で、自分達らしく納得してお葬式を作り上げることができました。
実際にお任せして良かったと感じたのは、「こちらの気持ちに寄り添いながら提案してくださる姿勢」でした。無宗教葬にしたので、何をすればよいか分からない状態からのスタートでしたが、押し付けるのではなく、こちらの言葉を受けて選択肢を提示してくださるので、安心して進めることができました。花祭壇のデザインも、その場でイメージを描いてくださり、母の好きだった雰囲気を一緒に形にしていけたのが印象に残っています。
母の思い出や母がよく着ていた服の話をしたところ、「ピンクや明るい紫がお好きだったのですね」と言って祭壇のイメージをつくってくださり、そういえばピンクの服をよく着ていたなと思い出すきっかけになりました。
最初のご提案は費用面で難しかったので、希望価格をお伝えしたところ、スタッフ数や祭壇を調整して、希望通りの祭壇に仕上げていただきました。当日は想定以上にスムーズに進み、見積もりよりも金額を下げていただいたことには誠実さも感じました。家族で話し合いながら一つひとつ決めていくことができ、「自分たちで作ったお葬式だった」と思えることが何より良かったです。
お母様はどんな方でしたか?
人とのつながりを大切にする明るい人でした
母は人と関わることが好きで、自然と周りに人が集まるような人でした。病院や施設でも、看護師さんや周囲の方とよく会話をしていたようで、気がつくと知り合いが増えている、ということがよくありました。人の話をよく聞いていて、「情報通だった」と言われることもありました。
家族から見ると少し面倒くさがりな一面もありましたが、実際には人付き合いを大切にしていて、多くの方に慕われていたのだと思います。
音楽と趣味を楽しみ、生涯“青春”を謳歌していました
若い頃から音楽が好きで、特に好きなアーティストの追っかけをしていたほど熱心でした。家でも音楽を流しながら過ごすことが多く、母にとって音楽は日常の一部だったのだと思います。
アーティストのファンつながりで知り合った方と仲良くなり、交流を深めていたのも楽しそうでした。好きなアーティストの話をすると「それは黒歴史だから言わないで」と恥ずかしそうにしていましたが、その頃のノートや写真もたくさん残っていて、葬儀の準備をしながら初めて知る一面も多くありました。
忙しくても家族を支え続けた働き者でした
昼は病院、夜は飲食店と、長く働き続けてきた人でした。祖父母の介護もしていたので、本当に大変だったと思いますが、我慢強く頑張り屋の母でした。
料理も得意で、家族のためによく食事を作ってくれました。「前世はイタリア人だった」と冗談を言うほどイタリア風料理が得意でしたが、一番得意なのは和食。娘のためにエビマヨ巻を作って差し入れしてくれたこともありました。
忙しい中でも本を読む時間を大切にしていたりと、自分の好きなことも忘れない人でした。大変な状況でも周囲に当たることはなく、最後まで穏やかに過ごしていた姿が印象に残っています。
こんなご葬儀でした

お式への要望
母らしく明るく、自由なお見送りにしたい
〇形式にとらわれない自由な葬儀にしたい
〇母の好きだった音楽を流したい
〇明るく華やかなお花で見送りたい
〇家族で考えながら作り上げたい
実際のご葬儀
〇色味やデザインにこだわった花祭壇を設営
〇好きだった音楽を会場で流し、明るい雰囲気に
〇思い出の品や写真を飾り、その人らしさを表現
〇家族や参列者が自然に思い出を語れる空間づくり
葬儀を終えての感想はいかがですか?
自分たちの手で作り上げた母とのお別れ式。後悔のないお見送りができました。かけがえのない時間をありがとうございました。
葬儀を終えて感じたのは、「本当にやってよかった」という気持ちです。母が亡くなってから葬儀まで少し時間があったこともあり、兄と一緒にアルバムを見返したり、スライドショー用の写真を選んだりしながら、自然と母の人生を振り返る時間を持つことができました。若い頃に夢中になっていた音楽の写真や、追っかけノートまで見つかって、「こんな一面もあったんだね」と泣き笑いながら話した時間は、今思えばとてもかけがえのないものでした。
準備の中では、何をどう決めればいいのか分からず戸惑うことも多かったのですが、打ち合わせではその場で祭壇のデザインを描いてくださったり、母が好きだった音楽や色を一緒に探してくださったりと、無理に決めさせるのではなく、「こういう方法もありますよ」と選択肢を示してくださったことで、自分たちで考え、納得して決めることができたと感じています。
当日は、色とりどりの花に囲まれた明るい空間の中で、母の好きだった音楽が流れ、参列した家族や親族からも「いいお葬式だったね」「お花が本当にきれいだった」と声をかけてもらいました。棺にお花を入れるとき、孫が「お姫様みたいだね」と言っていたのも、とても心に残っています。悲しみの中にも温かさがあり、母らしいお見送りができたと感じました。
もちろん寂しさは消えませんが、兄と一緒に準備を進めた時間や、母のことを思いながら一つひとつ形にしていった過程そのものが、私にとって大きな区切りになりました。もし同じように悩んでいる方がいたら、「自分たちらしい形で見送ることはできる」ということを伝えたいです。
エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。













