花葬儀を選んだ理由
偶然のご縁でしたが、「お願いして良かった」と思える出会いになりました。
公営斎場へ問い合わせをした際、葬儀社を紹介する窓口を通じて一番最初につながったのが花葬儀さんでした。葬儀を取り仕切った経験もなく、急を要する状況のなか、何も分からないままお願いすることに。そんな偶然のご縁でしたが、担当の水野さんは費用の相場やお花の量だけでなく、主人の安置状況やこれからのお見送りの流れについても、一つひとつ丁寧に説明してくださいました。
当初は家族だけで静かに見送る予定でしたが、主人の訃報が周囲にも伝わり、「どうしても最後にお別れをしたい」と連絡をくださる方がたくさんいました。すると水野さんは快く時間を調整してくださり、会社の方々や友人たちがお別れを伝えられる場を作ってくださいました。柔軟な対応がありがたかったです。
主人の棺の中は、思い出の品や写真、たくさんのお花でいっぱいになりました。娘と二人で式を作り上げることができ、今は後悔のないお見送りができたと思っています。式が終わったあと、娘はお世話になったスタッフの方たちへお礼の手紙を書いていました。それほどまで、花葬儀さんには温かく寄り添っていただきました。花葬儀さんにお願いして、本当に良かったです。
花葬儀を体験して良かったこと
家族にとって思い入れのある「桜」を、同じように大切にしてくれました。
主人が亡くなってから葬儀まで1週間ほど時間があったので、娘と二人で「主人らしい式にしたい」と考える時間を持つことができました。
主人と娘はとても仲が良く、大きくなってからも手をつないで歩くほど。娘は反抗期もなく、主人のことが大好きだったので、思い出を振り返る映像を流せる「つなごう」を利用し、会場で上映するスライドショーを自分で作成しました。「お父さんが楽しそうで、笑顔の写真ばかりを選んだんだ」と話していた姿が印象に残っています。
棺の中の主人には、白装束ではなく普段から着ていた洋服を着せました。Tシャツの胸元には家族にとって思い出深い桜のマークが入っていたのですが、納棺師の方はその桜が見えるように布団を掛けてくださっていました。そのさりげない心遣いが、とても印象に残っています。
最後には、私と娘、そして主人の3人だけの時間も作ってくださいました。写真を撮ることは不謹慎なのではないかと迷っていたのですが、「ぜひ撮ってください」と声をかけていただき、家族で最後の時間を過ごすことができました。
ご主人様はどんな方でしたか?
いつも娘を一番に想う、優しい父親でした。
主人は娘一筋な人でした。娘が高校生になり、自転車通学をするようになると、主人が乗る車をライトバンに買い替えたのです。雨の日になると迎えに行き、自転車を積んで帰ってくる姿を見て、「そのために変えていたんだ」と気付いたことをよく覚えています。
主人も私も名前が「M」から始まるので、娘がお腹にいる頃から、同じように「M」で始まる名前を考えていました。そして娘には、「桜」の字が入る名前をつけました。私たちが結婚したのも4月。結婚写真の背景には桜が咲いていて、私たち家族にとって桜は特別な思い出の花です。
家族でたくさん旅行し、さまざまな場所に思い出があります。
私たち家族は、よくいろいろな場所へ出かけていました。夏はキャンプ、冬は雪山へ行くのが定番でしたし、ディズニーが好きな私と娘に付き合って、何度もパークへ足を運んでくれました。
娘にお父さんとの一番の思い出を尋ねると、小学4年生の頃に二人で出かけた車中泊の旅だと言います。ある時、原爆ドームを見せたいと、広島まで車を走らせていました。途中で大阪や京都など、さまざまな場所にも立ち寄り、写真には楽しそうな二人の笑顔がたくさん残っています。
最後に家族で出かけたのは草津。またいつか、娘と一緒に訪れてみたいと思っています。
アウトドアが好きで、いつも仲間に囲まれていました。
キャンプやスノーボードなど、アウトドアが好きだった主人。なかでも一番の趣味はバイクで、3台の愛車をとても大切にしていました。休日には仲間たちとツーリングへよく出かけて、主人にとってかけがえのない時間だったのだと思います。
主人は、自分のことを多く語るタイプではありませんでした。ですが、主人の死を悼み、たくさんの仲間たちが集まってくださる姿を見て、周りの方々にどれほど慕われていたのかを初めて知りました。主人が大切にしていた愛車たちも、仲間の皆さんが引き継いでくださることになり、とてもありがたく感じています。
こんなご葬儀でした

お式への要望
バイクやキャンプが好きだった主人らしいお見送りをしたい
〇バイクやキャンプ、スノーボードなど、アウトドアが好きだった主人らしい雰囲気の式場にしたい
〇写真パネルやモニターを使い、これまでの思い出の写真や映像を流したい
〇職場の同僚の皆さまからいただいたメッセージを飾りたい
実際のご葬儀
〇ご主人がお好きだった青と緑を基調に、ご家族にとって思い出深い桜の木を印象的にお飾りました
〇暖炉型ファンヒーターを設置し、ご主人がキャンプを楽しんでいるような温かみのある空間を演出しました
〇バイクに乗る際に愛用されていたヘルメットやウェア、グローブをお飾りし、ご主人らしさを感じられる式場にしました
葬儀を終えての感想はいかがですか?
悲しみに包まれるだけではなく、主人との思い出を温かく振り返る時間になりました。
一般的なお葬式というより、主人らしい空間をみんなで作り上げていくような感覚でした。ただ悲しむだけではなく、主人との思い出を振り返る温かい時間でもあり、その時間を大切に過ごすことができたと思います。参列してくださった皆さんも、飾られた思い出の品や映像を見ながら自然と会話が生まれ、主人との思い出話に花を咲かせていました。
また、遺骨をネックレスに加工できる「リブナイト」というサービスを知った娘は、「絶対に欲しい」と迷うことなくお願いしました。受け取りの日、私たちがうっかり外出してしまい、担当者の方と入れ違いになってしまったのですが、娘が届くのをずっと楽しみにしていたことを覚えていてくださり、帰宅するまで待って直接届けてくださいました。娘は「お父さんが近くにいるみたい」と話し、今でも毎日欠かさず身につけています。
花葬儀さんの温かい心遣いに何度も救われました。娘の気持ちにも寄り添い、柔軟に対応してくださったことに、とても感謝しています。
エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。














