お客様インタビュー

葬儀を終えられたお客様に、花葬儀でのご葬儀について感想をお伺いしました。

ご自宅のお庭で奥様のご葬儀を行ったお客様

故人様:女性 59歳
場 所:ご自宅のお庭
プラン:一日葬
会葬者数:親族11名 一般20名

妻が希望した自宅の庭を使ったガーデン葬。生前に準備していた通り実現でき、妻の希望を 120%叶えられました。

ご自宅のお庭で奥様のご葬儀を行ったお客様

故人様:女性 59歳
場 所:ご自宅のお庭
プラン:一日葬
会葬者数:親族10名 一般20名

花葬儀を選んだ理由

「ガーデン葬」を希望した妻が、自ら探し出した葬儀社でした。

妻は生前、自分の葬儀は花葬儀さんにお願いすると決めていました。私がそれを知ったのは、花葬儀のプランナーさんと葬儀の事前相談をするから同席してほしいと、妻に頼まれた時です。

妻は自宅の庭にある桜の木が大好きで、その傍のベンチに座って過ごす日々を愛おしく過ごしていました。
実は、その桜の木の傍に建てた保護ネコ小屋が4年前に火事で焼失し、6匹の愛猫を亡くしてしまったのですが、その猫たちが眠るお墓が庭にあるので、自分が亡くなっ たら猫たちの傍で、これまでお世話になった大好きな人たちに美味しい食事を振舞いたい。それで猫たちの待つ虹の橋まで迎えに行きたいというのがガーデン葬にこだわった妻の希望でした。入院中にガーデン葬が叶えられる葬儀社をインターネットで検索して、花葬儀さんを見つけたと聞いています。

妻の希望を叶えてあげたいと思いながらも、妻自らが自分の葬儀の準備をすると言われた時はそんなに早くから決めて良いのか戸惑いました。もしかしたら、宣告された日よりも長く生きられるかもしれないのに、あれもこれも決めていく妻の様子を傍で見ていて複雑な思いもありました。それでも本人は「自分が生きているうちに決められることは決めたい。ガーデン葬で私が決めた通りにやってほしい」と伝えてきたのが印象的でした。

花葬儀を体験して良かったこと

天候の兼ね合いが難しい中、プランナーさんの力強いアドバイスで、晴天にもめぐまれ、ガーデン葬を開催できました。

5月上旬の天候がころころ変わる中、無事に晴天の中でガーデン葬を行うことができました。
天気だけは本当に心配だったので、雨天時はリビングルームでのお別れ会も予定していました。
妻が亡くなった後、式までは一週間あり、一日も早く送り出してあげたい気持ちと、妻の願うガーデン葬で送り出してあげたい気持ちに揺さぶられ、焦りもありました。こまめに天気予報をチェックしてはプランナーの土屋さんに一日前倒しで葬儀ができないかと相談もしました。しかし、「5月3日の方が晴れるし、風も弱いです。前日の準備も考えると3日の開催が妥当です。」とアドバイスをいただき、結果的に3日の方が晴天で条件が全て揃った中で、妻の描いたガーデン葬を実現できました。ここで私が2日の開催を強行突破していたら、条件が悪い中での葬儀になっていたかもしれないと思うと、ベストのタイミングを計ることのできる土屋さんのプロ意識はすごいなと感心したほどでした。

虹の橋をイメージしたバルーンアーチ
虹の橋をイメージしたバルーンアーチ

-奥様はどんな方でしたか?

一生懸命に生きようとするものに愛情を注ぐ、心やさしい人

愛猫と奥様
愛猫と奥様
お気に入りのお庭で大好きな猫とのお写真
お気に入りのお庭で大好きな猫とのお写真

自分にとって「いちばん大切なもの」をよくわかっている人でした。
それは家族であったり、友人であったり、保護猫であったりしたのですが、決して自分の身の回りのことだけでなく、もっと広い視野で物事に関心を向ける人でした。
生きていくことの本質をしっかりと見極められる目や耳を持っていて、自分の信念を貫く強さがある人だったと思います。
そのため、物言えぬ弱きものや、一生懸命に生きようとするものに愛情深い人でした。気が付けば猫カフェよりもたくさんの保護猫と暮らすことになりましたが、妻は一匹一匹が安心して余生を過ごせるように愛情を注いでいましたね。
自宅の保護猫以外にも、なかなか捕獲できない野良猫たちに餌をあげにいくことも闘病しながら続けていました。野良猫に餌を与えることをよく思わない声もありましたが、決してあきらめず捕獲できるまで野良猫たちの命をつなぐことに努めていました。 助けが必要としているものがいるなら、手を差し伸べる。人間の傲慢さに心を痛めていて、自分ができることをしていました。そんな正義感の強い人だったので、庭の保護ネコ小屋が火事になったことは相当ショックを受けていました。
消防車がくるまで、何とかして助けに行こうとしたのを必死で止めましたね。
今でも印象深いのは、「助けを求めながら死んでいった猫たちの苦しみに比べれば、私の苦しみはぜんぜん軽い」と言っていたことです。

聡明で真っ直ぐな人でした。

奥様のお手製のお料理
朝日新聞にも掲載

世界各地で起こる災害や紛争に関心があり、新聞や書物もよく読んでいました。「ひとり NPO」として活動するタイプで、組織に属したり人を率いたりすることは性に合わないと言っていましたね。誰かの影響を受けたり与えたりする環境よりも、フラットに中立な立ち位置でいたかったのだと思います。

1996 年にフランス領ポリネシア諸島で行われた核実験に抗議する署名活動を自ら行いました。私はその活動を応援する形で付き合うことになりましたが(笑)
間違っていることは間違っていると率先して行動できる勇敢な人でした。
しばしば私たち家族は妻の聡明さに圧倒され振り回されることもありましたが、真っ直ぐ生きる姿勢に感化させられてきました。

生きることの尊さを理解し、伝えることができる強い女性

厚生労働大臣からの感謝状
厚生労働大臣からの感謝状
千葉県知事からの感謝状
千葉県知事からの感謝状

花や自然、動物にやさしい人でしたが、人に対してもやさしく、生きることの尊さを自身の身をもって伝えられる女性でした。妻は生前、アイバンクに登録することを決めていて、死後すぐに処置ができるよう、アイバンクの担当者にも段取りを確認していました。私が緑内障を患っていたことと、知人に糖尿病で目の病があることもきっかけだったと思います。
眼科医に確認したところ、緑内障や糖尿病が原因の場合、角膜移植で視力が改善することはないと判りましたが、それでも誰かの役に立つならとアイバンクに登録しました。実際、妻が亡くなった後の遺族のサインはためらいました。妻の遺志を裏切ってはいけないと意を決して署名しましたがとても辛かったですね。

実は先日の10月中旬に千葉県アイバンク協会の方から電話があり、妻の角膜が二人の方に移植でき無事視力が回復している事、千葉県知事と厚生労働大臣から感謝状が贈呈される事を報告いただきました。
亡くなって約半年が経過していた為、適合者はいなかったものと諦めていましたので、本当に嬉しかったです。妻も天国で喜んでいるはずです。

こんなご葬儀でした

お式への要望

庭で眠る猫たちと旅立つガーデン葬をしたい。

〇 猫たちの眠るお庭でのガーデン葬。
〇 ガーデンに飾る花は明るい色のお花を中心にお庭に咲いている花と調和するオリエンタルリリー、トルコギキョウ、オンシジューム、デルフィニウムで七色に飾ってほしい 。
〇 生前妻が用意した直筆メッセージを会葬礼状にしたい。
〇 返礼品は、妻がセレクトしたお紅茶とプリザーブドフラワー入りのフォトフレーム。
〇 参列者に振舞う食事は、家族行きつけのイタリアンレストランの料理を。家族3人でシェフに直談判し、ビュッフェや配膳するメニューを考案してもらいました。
〇 設置するテントや椅子は、パイプ椅子そのままではなく、庭の景観を崩さないようにおしゃれなパーティースタイルを希望。

実際のご葬儀

〇 奥様が虹の橋を渡りたいと伺っていたので、虹のバルーンアーチを作りました。
〇 参列された方が、よりお近くで奥様と対面できるよう、小窓タイプの棺ではなく、上半身が見える棺をご用意しました。
〇 一人娘のお嬢様のピアノ演奏でご出棺しました。
〇 暖かいお食事とコーヒー、紅茶、冷たい飲み物が自由に飲めるように、ウォーター サーバーを庭に設置し、大きめのクーラーボックスをご用意しました。
〇 雨天時を想定し、大きめのテントを設置。結果的にスペースも広く日よけにもなりました。

-葬儀を終えての感想はいかがですか?

妻の希望を120%叶えられ、充実感に満ちた葬儀でした。

ガーデン葬に来ていただいた参列者のひとりひとりが「みち子らしいね」と声を揃えて言ってくれました。思い出コーナーに飾った写真を眺めながら、妻とのエピソードを語り合って泣き笑うような場面もありました。
また、妻は参列者へのお礼状も直筆で用意していました。妻から娘にあてた手紙もあったのですが、その手紙を式中に読む提案をしてくれた土屋さんにも感謝しています。

インタビュー時にたくさんのお母様のエピソードをお聞きしました
亡くなる直前に書かれた奥様直筆のお礼状

娘から見た母のガーデン葬は、何から何まで段取りが良くて、こういう形の葬儀もあるのかと勉強になったと言うほど。娘は、母から自分の葬儀の時にはピアノを弾いてほしいとリクエストを受けていたのですが、上手く弾けるのか心配していました。
しかし、「世界の約束」(久石譲氏作曲)をとても気に入っていた母を思い出したのでしょう。当日は母のためだけに曲を弾いていましたね。

妻の想いを120%叶えることができて、充実感のある葬儀になりました。
仏壇や位牌まで自分で手配をして、残された家族が困らないように配慮してくれ旅立った妻には感謝の思いでいっぱいです。
妻もよくやってくれたと天国で喜んでくれているといいですね。

エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。

-ガーデン葬のイメージ動画をご覧いただけます。

今回インタビューにご協力くださったお客様のご葬儀をイメージした動画をこちらからご覧いただけます。
ぜひ、ご覧ください。

担当プランナーメッセージ ~ご葬儀を終えて~

想いをすべてかなえて差し上げたいという感情が沸き起こりました

担当プランナー 土屋恵美
土屋 恵美
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奥様とお会いしたのはまだ肌寒い3月の初めでした。ご自宅でのガーデン葬をご希望され、沢山の思いをノートに綴られ、一つずつ確認し、ご提案もしながら進めてまいりました。
お庭の猫ちゃんたちのモニュメントを拝見しながら、桜の木の下で
”願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃”と西行法師の歌を詠まれました。
偶然にも私の大好きな句でしたので一気に親近感がわき、想いをすべてかなえて差し上げたいという感情が沸き起こりました。それから2か月、準備をしっかり整え、天候にも恵まれた中、ご家族とご友人、最愛の猫ちゃんに見送られ静かに旅立たれたお手伝いができたのは、私にとっても感慨深い忘れられないお式の一つになりました。お手伝いさせて頂けたことに感謝しています。

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