お客様インタビュー

葬儀を終えられたお客様に、花葬儀でのご葬儀について感想をお伺いしました。

金龍寺大雲閣でお父様のご葬儀を行ったお客様

故人様:男性 75歳
場 所:金龍寺大雲閣
プラン:合同葬
会葬者数:
親族20名 一般:380名

経営者としても馬主としても多くの人に慕われてきた父。その父にふさわしい「合同葬」というかたちで、見送ることができました。

金龍寺大雲閣でお父様のご葬儀を行ったお客様

故人様:男性 75歳
場 所:金龍寺大雲閣
プラン:合同葬
会葬者数:親族20名 一般:380名

花葬儀を選んだ理由

親身に寄り添う丁寧な電話対応。この葬儀社なら任せられると直感で感じました。

私にとってはじめての葬儀は、父の社葬という形で葬儀社探しがはじまりました。
父が亡くなった時期が二度目の緊急事態宣言が発令された頃でしたので、当初は家族葬にするか社葬にするかの二択ですごく悩みましたね。しかし、一代で会社を築き上げ、人づきあいを大切にする父でしたので、葬儀にはきっと多くの方が弔問に来られるだろうと思い、会社近くの斎場で社葬ができる所をスマートフォン片手に必死で探していました。

自分の父が亡くなったというのに、病院で悲しんでいられないほど切羽詰まった状況での葬儀社探しでしたね。病院から父の安置先を指定してほしいとすぐお願いされたことも驚きましたし、焦りました。悲しむ時間も与えてくれないことに、憤りも感じていたかもしれません。そのような状態でお電話した花葬儀さんの対応はとても安心できたんです。

まさに、花葬儀さんを選んだ理由は、そのとき電話越しで話をしたときのインスピレーション。こちらの状況や心情を読み取って寄り添う姿勢が電話から伝わってきて、この葬儀社なら大丈夫だと直感で感じました。

花葬儀を体験して良かったこと

はじめての親の葬儀で切羽詰まった状況を察してくれたプランナーさんとの出会い。 行き場のない感情を受け止めてくれました。

右も左もわからないはじめての親の葬儀。切羽詰まった状況の中、花葬儀のプランナー大澤さんに立ち会っていただけなかったら、正直他の葬儀社も探したかもしれません。それくらい、私たち家族にとってとても印象的な人でした。

大澤さんは、お会いした瞬間に、こちらの状況や気持ちを察してくれ、私の悲しみや憤りの感情を全部受けとめてくれたんです。
冷静沈着にテキパキと安置先の手配から枕飾りの設置をしてくれました。また、冷静さを取り戻せていない私のことも気にかけてくれ、葬儀のいろはなど、丁寧にやさしく教えてくれたんです。あのとき、親身に寄り添ってくれてほんとうに感謝しています。

驚いたのは、決して業務で終わらせる人ではなかったこと。仕事上、これまで似たような場面に何度も遭遇し、対応してると思うのですが、大澤さんは人それぞれの死に対する悲しみや憤り、辛い気持ちや悔しさを大海原のように、広くやさしく私たち家族を受けとめてくれました。これほどの人間力を感じさせてくれる人に父の葬儀をお願いできてよかったなと思っています。
弟も私も声を揃えて「あの人じゃなかったら他社も探したよね」と話したほどです。
そして、合同葬の指揮をお願いしたプランナーの宮地さんの提案で徹底した感染対策のもと、安全な合同葬ができました。お通夜、告別式の二日間ではコロナ禍にも関わらず、多くの方が弔問に来てくださいました。感染者を出すこともなく、父が喜ぶかたちで大切な方々と父を見送ることができてよかったです。

-お父様はどんな方でしたか?

男気あるたくましさと優しさを兼ね備えた人

何をするにも豪快で男気あふれる人だったと思います。
10年前にガンの告知を受けるまでは、大きな病気もせず病院に行くのは歯の治療と健康診断くらいでした。それくらい病院とは無関係の人で絵に描いたような昭和の人です。
暴飲暴食、たばこは一日に3、4箱吸うのは当たり前の生活でしたね。会社を一代で築き、現場を統括し従業員を支えてきた人です。人に対して気遣いのできる優しい性格の持ち主でもあり、困っている人がいたら手を差し延べることを惜しまない人でした。同業者で父を慕っていた社長さんが資金繰りに困って相談にくると、躊躇せずその場で大金を貸したり、年数の経った車両を無償で渡したりした武勇伝もあるほど。そんな男気の優しさで人に気遣いのできる人でしたから、多くの人から慕われる存在でしたね。

趣味だった競馬がきっかけで馬主に

馬主だったお父様
馬主だったお父様

競馬が好きで、事業の傍ら週末は馬主として二足の草鞋を履くアクティブな人でした。地方競馬から中央競馬と少しずつ成績を伸ばし、最終的には日本中央競馬会の役員を務めるまでになり、日本中を駆け巡っていましたよ。そのためレースがあれば馬主として現地に足を運ぶ必要があったので家を空けることも多く、家族は寂しい思いもしたときもあります。
でも父の馬を引き継いだ今は、父のことを理解できるようになりました。私の息子に「お馬さんが見たい」と言われ連れて行った時にたまたま自分の馬が勝ったとき、家族みんなで大喜びしたんです。馬をとおしてこうした形で家族の絆を深められるのだと、父に教えてもらっている気がしています。

家族のつながりを大切にする人

父はとても厳しい人で、弱い部分を見たこともなかったですし、見せなかったですね。ただ、故郷の九州にいる親兄弟にはとてもやさしかったですね。厳しいながらにも愛情が深いんですよ。早くに亡くした父の兄の息子をはじめ、100歳になる自分の母親のことも2か月前に亡くなるまでずっと気にかけていました。父は若くしてひとり上京してきたこともあり、故郷の親兄弟への愛情も深く、家族のつながりを大切にしていたんではないかと思います。

こんなご葬儀でした


芝生をイメージし会場内も緑でいっぱいに。

お式への要望

父がいちばん喜ぶかたちで送り出してあげたい。

〇 父の競走馬が優勝したレースのDVDを上映したい。
〇 形式にとらわれすぎない合同葬でお見送りをしたい。
〇 参列に来て下さる方へ感謝を伝えられる華やかで父らしい葬儀にしたい。

実際のご葬儀

〇 合同葬
〇 競走馬の優勝レースの映像を上映しました。
〇 思い出深い中山競馬場をイメージしたデザイン祭壇で競走馬のモチーフをおつくりしました。
〇 メモリアルコーナーには故人様、ご家族、競走馬とのお写真をお飾りしました。
〇 中山競馬場での有馬記念のファンファーレでご出棺いたしました。

-葬儀を終えての感想はいかがですか?

父の葬儀で見えた父のやさしさと人のつながりの大切さ。これまでの葬儀の考え方が根本的に変わりました。

葬儀を振り返ると、準備に時間をかければもっといい葬儀に出来たのではと思います。
火葬まで一週間の時間があると聞いて当初はなぜそんなに間が空くのか疑問もありましたが、実際に葬儀を終えてみた感想は、一週間では足りなかったと思うほどです。その準備期間も含めていろいろ失敗もあった中で無事父を見送ることができたので、やりきったなと感じています。

はじめて親の葬儀をする立場に立ったことで、これまでの葬式への考え方がガラリと変わりました。今までは参列する側で、お焼香をして、お香典を渡したら、迷惑がかからないように足早に帰るべきという感覚でした。それが喪主の立場になると、辛い時だからこそ自分から寄り添う姿勢が大切だと痛感しました。今回、合同葬というかたちの葬儀を実現できたことで、多くの方に参列いただき、これまで父とお付き合いのあった方々から直接あたたかいお言葉をかけてもくれました。多くの方に最後まで寄り添ってくれたことが、とても心強かったですね。

葬儀を終えて参列いただいた皆さまから、「お花、凄かったよ」とお声もいただけましたし、祭壇を馬のモチーフにしたことでJRA関係の皆さまへも感謝をお伝えできたのではないかなと思います。父がいちばん喜ぶ方法を第一に考えてベストを尽くせた葬儀だったと思います。

父には、27年間傍で会社を経営していくことの厳しさや極意を教えてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。これからは父が大切に築き開けてきたものを受け継ぎながら、これからの時代を生き抜いていける会社経営を目指したいと思います。

エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。

担当プランナーメッセージ ~ご葬儀を終えて~

お電話越しでのご案内では伝わらない。とにかく駆け付けたい、という想いからすぐにお伺いしました。

担当プランナー大澤雅臣
大澤 雅臣
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療養先の病院からご連絡を頂きました。今後どのような流れになるのかが分からない、という状況をすぐに感じ、お電話越しでのご案内では伝わらない、とにかく駆け付けたい、という想いからすぐにお伺いしたことは鮮明に覚えております。
病院でお会いした際にK様から伺ったのは、ご移動先(ご安置先)の確認とまずは日程が重要とのこと。
病院内ではゆっくりとご相談は出来ないため、ご安置先を決め、病院敷地内ではご葬儀日程のみご相談をさせて頂き、ご自宅へ移動しました。その後、ご自宅にて、今後のスケジュールや合同葬の流れを説明し、お式に向けての準備がスタートしました。

合同葬全体の担当は別のプランナーにバトンを繋ぎましたが、K様とお話した内容やご様子は、担当プランナーとも共有させて頂きました。私自身、K様にお会いした際に、どんな形でも携わりたい、しっかりとサポートしたい、という想いを感じておりましたので、担当プランナーと一緒に、ご葬儀の準備を陰ながら進めておりました。特に今回はコロナ禍での合同葬。参列者も多く集まることから、感染者を出すことなく納得いく葬儀を執り行うために、葬儀前は細心の注意を払い、担当プランナーと入念に確認したのを覚えています。お父様らしい形でお見送りになられましたこと本当によかったです。
K様、大変素敵なメッセージを有難うございました。

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