お客様インタビュー

葬儀を終えられたお客様に、花葬儀でのご葬儀について感想をお伺いしました。

親子の強い絆が感じられる家族葬でした。

故人様:男性
場 所:代々幡斎場
プラン:一日葬
会葬者数:親族:5名

葬儀の形にはこだわりを持たない父でした。だからこそ、父が見たことがないような葬儀にしたいと思いました。。

親子の強い絆が感じられる家族葬でした。

故人様:男性
場 所:代々幡斎場
プラン:
一日葬
会葬者数:親族:5名

花葬儀を選んだ理由

花葬儀さんが執り行った義母の葬儀が素晴らしかったので、迷いなく決めました。

花や植物が大好きだった妻の母が亡くなったとき、急いで葬儀社を探していたところ、たまたまHPで見つけたのが花葬儀さんでした。ありきたりの祭壇ではなく、さまざまな花を使って演出された花祭壇はどれも素晴らしく、妻と相談して「ここなら」と依頼したのです。その結果、まさに花好きだった母が喜びそうな、イメージどおりの葬儀にしていただきました。花祭壇に加えて、プランナーの方の対応もよく、そのときの記憶が鮮明でしたから、父が亡くなった際も、真っ先に花葬儀さんを思い出したわけです。

私の父は、義母のように特に花が好きだったわけではありません。しかし、やはり「菊の花で飾られた一般的な祭壇にしたくない」という気持ちがあり、また、費用の比較で葬儀社を選びたくなかったので、選ぶ際には「葬儀全体の内容」を重視しようと思いました。実際、葬儀社のHPを見ると、「これだと、この価格」「少しグレードを上げると、この価格」といった宣伝文句が目立ち、葬儀の本質について触れているところがない中で、花葬儀さんは、オーダーメイドの花祭壇に力を入れていて、とにかく内容重視でした。知らない葬儀社を選んで後悔したら、元も子もありません。そこで一切迷うことなく、花葬儀さんに決めました。

花葬儀を体験して良かったこと

最後に「こんな、お葬式もあるんだよ」と、父に伝えることができました。

父は庭いじりが好きな人でしたが、植物に特別な縁はありませんでした。ただ、茨城県水戸市にある父の実家の裏手には、とにかく広い竹林があったので、思い出深い竹を花祭壇に使ってほしいとリクエストしたのです。父が少年時代に見ていた風景を見せてあげたいという想いもありましたね。また、水戸市は特に、茨城県の中でも梅が有名でしたから、できれば茨城で育った梅の花も飾ってほしいとお願いしたところ、しっかりその希望も叶えていただきました。

実は、生前に父は「自分が死んだら仰々しい葬儀などしなくていい。海に散骨してくれ」と言っていたのです。冗談半分、しかし、半分は本気で、おそらく、自分の葬儀に何も期待していなかったのだと思います。もともと父は、目の前にあるものに対して、多種多様な選択肢があると考える人ではなかったですし、ましてや葬儀ですから、「黄色と白の菊の祭壇の前で読経やお焼香が行われるのが当たり前」だと考えていたのでしょう。そんな決まりきった葬儀なら、してくれなくてもいいと言いたかったのだと思います。でも、だからこそ私は、父が見たことがないような、遺された者の記憶に残る葬儀にしたかったのです。花葬儀さんのお陰で、「こんな、お葬式もあるんだよ」と最後に父へ伝えることができました。

お父様はどんな方でしたか?

「ザ・昭和のサラリーマン」麻雀、タバコ、お酒が大好きでした。

麻雀のイメージ
写真はイメージです

保険会社の営業職に就いていた父は、まさに昭和のサラリーマンでした。麻雀とタバコとお酒がセットで好きで、若い頃は、頻繁に雀荘に行っていましたし、職場の方を家に連れてきて、家族に構わず朝まで麻雀をすることも、しばしばありました。

でも、そんな大勢で賑やかにすることが好きな父でしたから、仕事の同僚の方からは慕われていたようで、麻雀仲間から発展して、家族ぐるみのお付き合いをする方々もたくさんいました。仕事を辞めてからも交流は続き、定期的に麻雀をしに出かけて行っていましたね。

自由に振る舞っていた一方で、家族思いの面もありました。

家族旅行のお写真

自由に振る舞う事の多かった父ですが、子どもたちには厳しい一面もありました。「漫画なんか読んでないで、勉強しなさい」といった具合に…(笑)。

しかし一方で家族サービスを良くする人で、私が小学生のころまでは、家族でいろいろなところに旅行に出かけていました。茨城の父の実家にも、よく連れて行ってくれて…。だから、父の実家の裏手にある広大な竹林が、大人になっても脳裏に焼き付いていたのでしょう。

また、父は60歳になる少し前に軽い脳梗塞を発症し、そのとき指に後遺症が残り大変だった時があったらしいのです。それでも、父は家族に何も言いませんでした。あとで父の友人から聞いた話ですが、もしかしたら家族に心配をかけたくなかったのかもしれないですね。

悪く言えば「かたくな」、よく言えば「自由」な人。

生前の叔母様の写真
左:ご実家でのお写真
右:ご親戚宅・近くのお祭りのお写真

私が幼い頃、父は転勤が多かったので、大阪、広島、福岡、四国と引っ越しをし、再び大阪に戻ったあと、やっと東京に落ち着きました。私は仕事柄だと思っていたのですが、父から「上司とぶつかることが多くて、転勤が続いたんだよ」と晩年に聞かされたのです。

父は、自分の価値観が定まってしまうと、それ以外見えなくなってしまうという頑固なところがあったので、上司の前でも自分の考えを曲げようとしなかったのかもしれません。悪く言えば「かたくな」、でも、よく言えば、媚びることをしない「自由」な人でした。

こんなご葬儀でした

父の実家で見た「思い出深い竹林」を再現した祭壇

父の実家で見た「思い出深い竹林」を再現した祭壇

お式への要望

幼い頃、父の実家で見た「思い出深い竹林」を祭壇で再現してほしい。

〇父が少年時代に毎日目にしていた竹林の風景を、父に見せてあげたい。
〇故郷である茨城県水戸市を代表する梅の花も飾りたい。
〇大好きだった石原裕次郎がイメージされるような演出をお願いしたい。

実際のご葬儀

〇お父様のご実家の裏手にあった竹林を再現すべく、ご遺影の前方には竹の葉をブルー系の花とともに飾り、祭壇の両脇には背の高い竹を配置しました。
〇お父様の故郷を想起させるため、茨木県産の梅の花を入手して、祭壇の脇にある竹の合間に飾りました。
〇石原裕次郎さんのファンだったとお聞きし、彼をイメージさせるバラを祭壇にポイントで使うとともに、バラの花束もご用意しました。
〇お好きだったジャズの曲をBGMで流しました。

葬儀を終えての感想はいかがですか?

今回担当してくださったプランナーの方も以前と同様に手際がよく、完璧に段取りしてくれました。

お父様との思い出をお話しいただきました

自分の希望ではありましたが、正直、竹を使った祭壇など見たこともなく、想像もつきませんでした。しかし、フラワーデザイナーの方が、私のリクエストを聞くと、あっという間にデッサン画を描いてくださり、そのスピードの速さとでき上がりの完成度には、本当に驚きましたね。

葬儀の当日は、もっとびっくりしました。デッサン画を見てはいましたが、目の前に竹林があることが、最初は信じられなくて…。葬儀に参列してくださった方々にも「こんなお葬式は、初めてよ」と言っていただけました。希望していたとおりの記憶に残る葬儀になり感謝しています。

プランナーは義母のときとは違う方でしたが、手際と段取りがよい点は、まったく変わりませんでした。ほかの葬儀社さんを知りませんが、私も葬儀に参列した経験はありますから、なんとなく想像はつきます。機械的なやり取りで進められ、しかも何度もやり取りしないと決まらないことも多いのではないでしょうか?

でも、花葬儀のプランナーの方は、葬儀の連絡やら返礼品の手配やら全てについて私の心情を理解し、勝手な要望にも耳を傾けて、さり気なくリードしてくれました。花葬儀さんにお任せしてよかった…。それが、今の率直な感想です。

エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。

担当したメモリアルコンサルタントのメッセージ

故郷を思い起こさせる空間でお見送りしました。

担当プランナー 米倉康平
米倉康平
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喪主様からは、菊ばかりのありきたりな祭壇にはしたくない、お父様が見たことのないような祭壇にしたいというご要望がありました。色々とお父様のお話を伺っていくと、ご実家の裏手にあった竹林、それはお父様が少年時代に見ていた風景、そしてそれは喪主様が幼少期に見ていた風景でもありました。
そんな風景を再現した中に、故郷である茨城県水戸市を代表する梅の花、石原裕次郎さんを連想させる赤いバラをお入れする事で唯一無二の祭壇に。こだわり抜いた空間とその喪主様のお気持ちに、お父様もさぞかしお喜びの事だったと思います。

担当した空間デザイナーのメッセージ

お父様を、もう一度故郷の景色へ。

担当空間デザイナー岡田佳子
岡田佳子
▶ 社員紹介を見る

お父様のご趣味は、酒、タバコ、麻雀、競馬、庭いじり。そして、転勤族・・・。まさに昭和のサラリーマンでした!!この様なご家族から沢山の思い出話、ご趣味やお仕事のお話でお打合せの空間にも花が咲いた事を覚えています。
お父様は、茨城県出身で、実家の裏には竹林があったとのこと。強いご要望で竹を使用したデザインを考えました。市場では念願の茨城の梅を手に入れられました。お花は和風のイメージで、恰好良く、梅と枝と竹の大きなアレンジは、竹の様なまっすぐな方らしさも表現できたと思います。
お花入れの一番最後、赤バラのミニブーケと茨城県産の梅をお入れして頂きました。葬儀当日、最期にお父様が故郷の景色を感じて、ご家族にとっても記憶に残る式になったと、そうおっしゃて頂き本当に良かったです。この度はお手伝いさせていただきありがとうございました。

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