築地本願寺 佃島分院の特徴

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江戸時代に浅草近くの寺が大火で焼失した際、幕府が建替地として指定したのは八丁堀の海上でした。そこで佃島住人と門徒が力を合わせて海を埋め立て、現在の築地本願寺の前身となる築地御坊を建立したといわれています。後に佃島住人と門徒らとの交流の場として、1934年に「佃島説教所」が建立されました。
長きにわたって僧侶の法話や伝統芸能の催事などが行われてきた同所ですが、2022年8月、地上9階・地下1階の「築地本願寺佃ビル」としてリニューアル。その2階部分に本堂と事務所を構えているのが、築地本願寺の五つ目の分院である「佃島分院」です。同ビル内にはカフェや授乳室、介護付有料老人ホームを併設するなど、豊洲・有明地域への都市開教事業の拠点を目指すとともに、地域の社会福祉事業の一助ともなるべく計画されており、現代社会における新たなお寺の形を体現しています。
東京メトロ有楽町線・都営地下鉄大江戸線「月島」駅7番出口から徒歩約1分の場所にあり、非常にアクセスの良いのも特徴です。

築地本願寺 佃島分院の詳細