ライフストーリーの書き方|想いを形にし、家族に残す手順とコツ|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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ライフストーリーの書き方|想いを形にし、家族に残す手順とコツ

ライフストーリーの書き方|想いを形にし、家族に残す手順とコツ

ライフストーリーとは、これまでの人生を振り返り、自分自身の歩みや想いを言葉として残すものです。近年は人生整理や終活への関心から注目が集まっています。

よく似た言葉に「ライフヒストリー」や「自分史」がありますが、これらが客観的な事実の記録を重視するのに対し、ライフストーリーは「その時何を感じたか」という内面や物語に焦点を当てるのが特徴です。

こうした内面の記憶は、形にしようと決めた瞬間に最も鮮明に蘇るため、執筆への意欲が高まっている今こそが、書き始める最良のタイミングだと言えます。しかし、いきなり文章を書き始めようとすると、手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。実は、失敗しないライフストーリーは、執筆を始める前の「準備」で決まります。

この記事では、初めての人でも迷わず進められるよう、ライフストーリーを書くための準備から書き方、執筆後の活かし方までを解説します。最後までお読みいただくことで、迷いなく書き出せるようになるでしょう。

1.書き始めでつまずかないための手順

書き始めでつまずかないための手順

ライフストーリーを書く際は、いきなり完璧な文章を目指すのではなく、まずは書くための「材料」をそろえることから始めてみましょう。ここでは、自然に記憶を引き出し、無理なく書き始めるための手順をご紹介します。

1.思い出す材料を集める

人の記憶は曖昧なもので、何も手がかりがない状態では過去の情景を思い出しにくいものです。そこで最初に行いたいのが、記憶のきっかけとなる材料を集める作業です。押し入れの奥にしまってある以下のようなものを、手元に集めてみましょう。

・古いアルバムやスマートフォンの写真
・過去の手帳や日記
・母子手帳や卒業証書、年賀状
・趣味で作った作品

この段階では文章を書こうと意識する必要はありませんが、ふと思い出したことがあれば、「誰といたか」「その時記憶に残っている言葉や音楽」などを箇条書きでメモしておくと、臨場感のある文章につながります。

2.人生の「ターニングポイント」を3つ選ぶ

材料を集めたら、次は「どの出来事を書くか」を整理します。ここでおすすめなのは、人生の中で気持ちが大きく動いた場面を3つだけ選ぶ方法です。エピソードを厳選することで一つ一つを深く掘り下げて思い出し、描写することができるでしょう。

「気持ちの浮き沈み」を可視化できるように、紙に横線を引き、左を若い頃、右を現在として、線を描いてみましょう。線が大きく上下したところが、あなたにとって印象の強い出来事です。

人生の「ターニングポイント」を3つ選ぶ

たとえば、以下のような種類の出来事を選んでみましょう。

・とても嬉しかった、達成感を覚えた出来事
・強く落ち込んだり、悩んだりした経験
・その後の生き方が変わったと感じる転機

例えば「部活で優勝した瞬間」「初めての就職での失敗」「大切な人との別れ」などが挙げられます。選ぶ際は成功体験ばかりでなく、ぜひ失敗や挫折の経験も入れてみてください。

今まさに向き合っている出来事については、無理に書こうとしなくても構いませんが、過去の悩みを書き残すことで「お父さん(お母さん)にもこんな悩みがあったんだ」という共感が生まれ、より深くあなたの人生を理解するきっかけになるはずです。

3.時系列かテーマ別か、型を決める

材料を集め、核となるエピソードを抽出したら、いよいよそれらをどう並べるかの「型」を決めます。代表的な構成パターンをご紹介しますので、自分に合いそうなほうを選んでください。

時系列(初心者におすすめ)

幼少期、学生時代、社会人、現在と、時間の流れに沿って出来事を整理していく方法です。エピソードの書き漏らしが少なく、年表を作成するような感覚で過去を振り返ることができます。読み手にとっても、あなたの人生を追体験しやすく、親しみやすい構成です。

テーマ別(特定の想いを強調したい人向け)

「仕事一筋で歩んだキャリアの物語」「家族との思い出に焦点を当てた記録」「趣味で培った価値観」など、特定の軸でエピソードをまとめていく方法です。時間の流れに囚われず、最も伝えたいテーマを軸にできるメリットがあります。

ただし、テーマ別は自由度が高い分、書き手自身が全体像を見失いやすい面もあります。「なぜこの出来事を今書いているのか」が分からなくなると、自分にも読み手にとっても、理解しづらい構成になりがちです。迷ったらまず時系列で書き出し、全体像を把握したうえで、特に強調したい部分だけをテーマ別に整理し直すと、軸がぶれにくくなります。

2.ライフストーリーの章立て例と執筆のコツ

ここでは、先ほど初心者の方におすすめした「時系列」の型に沿って、構成モデルをご紹介します。こちらを参考に、執筆を進めてみましょう。

幼少期~青年期

人生の早い段階で形づくられた価値観や考え方を振り返ります。単に「〇〇年、〇〇県で生まれた」という事実だけでなく、生まれ育った家のにおいや、父の背中の大きさ、先生から言われた忘れられない一言など、今の自分の性格や価値観の「原点」を探る視点が大切です。

「小学校の運動会で転んで悔し泣きをした」といった具体的なエピソードは、単なる経歴紹介以上の説得力を持ち、読み手であるご家族にとっても「お父さんらしいな」と微笑ましく感じられる場面になるでしょう。

社会人~現在

人生の中で最も活動的で、変化に富んだ時期を振り返ります。就職、結婚、出産、マイホームの購入、あるいは転職や病気といった大きな「ライフイベント」が中心になりますが、ここで大切にしたいのは、人生の岐路に立ったとき、あなたが「なぜその道を選んだのか」という決断の理由を書くことです。

履歴書には「一身上の都合により退職」としか書かれない一行の裏に、どれほどの葛藤や希望があったのか。それを言葉にできるのは、あなたしかいません。

また、仕事での大失敗や、人間関係での悩み、子育ての苦労なども恐れずに書いてみてください。ご家族や同僚、友人など、周囲の人たちとの関わり合いの中で自分がどう変化し、成長してきたかを描くことで、あなたという人物像がより立体的に浮かび上がってくるはずです。

これからの人生・家族へのメッセージ

過去を振り返ったあとは、これからの人生に目を向けてみましょう。「70歳までに夫婦で旅行に行きたい」「昔諦めた趣味に再挑戦したい」など、人生を充実させるための意思表明は、生きる活力になります。

また最後に、ご家族へのメッセージも残しましょう。普段は照れくさくて言えないパートナーへの感謝や、子供たちに託したい願い、あるいは自分がいなくなった後に家族が困らないように伝えておきたいことなどです。

ご自身がどのような形で見送られたいかといった「終活」の視点も含めることで、ライフストーリーはあなたの想いが詰まったかけがえのない記録となるでしょう。

3.書いたライフストーリーの活かし方

 書いたライフストーリーの活かし方

書き上げた物語は机にしまわず、ぜひご家族と共有してください。ライフストーリーを共有することには、主に次のようなメリットがあります。

・読み返すことで思い出話に花を咲かせることができる。
・普段言えない感謝の気持ちを自然と伝えられる。
・自分の歩みを認めることで、日々を前向きに歩む活力につながる。
・将来の備えとして、人生の最期についてご家族と話し合うきっかけとなる。

ご自身の想いをライフストーリーという形で残すことは、ご家族への贈り物になるとともに、ご自身の指針ともなるでしょう。

4.ライフストーリーの書き方に関するQ&A


A.はい、文章が苦手でも問題ありません。プロの作家を目指しているわけではありませんので、最初は箇条書きや、短いエピソードのメモから始める形で十分です。

むしろ、飾らない素朴な言葉遣いの方が、あなたの真の個性や人間味が伝わりやすく、読み手の心に響きます。「文章力」よりも「自分の人生を振り返る姿勢」が大切だと捉えて、肩の力を抜いて書き進めましょう。


A.無理に書く必要はありません。今の自分が「向き合えること」だけを残しましょう。

ライフストーリーはあなたの「想い」が主役です。思い出すだけで心が苦しくなるような出来事や、墓場まで持って行きたい秘密は、あえて書かずに伏せておいても構いません。

ただ、もし「今なら書ける」と思えるのであれば、辛い経験をどう乗り越えたか、その時誰に助けられたかというエピソードは、ぜひ残してみてください。「あの時、実はお母さんもこんなに悩んでいたんだ」など、将来、読み手であるご家族が困難に直面した時のヒントや励ましになるかもしれません。


A.一人で完結させようとせず、誰かと話したり、まとめ方を変えたりしてみてはいかがでしょうか。

数十年分の記憶を一人で掘り起こす作業は、想像以上にエネルギーを使うため、途中で疲れてしまうのは当然のことです。もし筆が止まってしまったら、古い写真をご家族と見返したり、ご家族や友人と昔話をしたりするだけでも、記憶を呼び覚ますことができます。

写真を中心に整理する、誰かに話して記録してもらうなど、ライフストーリーを形にする方法は他にもあります。自分に合ったやり方で、無理なく想いを残していきましょう。

5.ライフストーリーは、自分にもご家族にとっても宝物になる

ライフストーリーは、自分にもご家族にとっても宝物になる

ライフストーリーは、「完成させること」ではなく、過去の自分と向き合い、人生を整理し直すプロセスそのものに大きな意味があります。その過程で得られた自己理解や、家族への想いを言葉にすることは、ご自身だけでなく、未来のご家族にとってもかけがえのない宝物となるでしょう。

もし「文章を書くのはハードルが高い」と感じるなら、まずはご自身が持っている写真を見返すところから始めてみてください。LIVENTのWebサービス「つなごう」を利用すれば、ライフストーリーやご家族へのメッセージを、より確かな形で残すことが可能です。

「一人ではまとめきれない」といった悩みも、ぜひ花葬儀にご相談ください。自分のためにも、ご家族のためにも、無理のない方法で、振り返りや将来への備えを進めていきましょう。

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