人生設計で必要なお金とは?3大資金と計画・シミュレーション方法を解説|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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人生設計で必要なお金とは?3大資金と計画・シミュレーション方法を解説

人生設計で必要なお金とは?3大資金と計画・シミュレーション方法を

人生設計を考えるうえで、「将来いくらお金が必要なのか」「どのように準備すればよいのか」と不安を感じる方もいるでしょう。

この記事では、住宅・教育・老後などに必要な資金の目安や、お金の計画の立て方、将来の収支をシミュレーションする方法を解説します。ご自身に合った資金計画を考える際にお役立てください。

1.人生設計とは?

人生設計とは?

人生設計とは、「自分や家族がどのように生きていくか」という将来に向けた計画を立てることをいいます。近年では「ライフプラン」という名称で馴染みのある方も多いのではないでしょうか。

人生における主なイベント(ライフイベント)には、以下のようなものが挙げられます。

・結婚
・出産
・子どもの教育
・住宅購入
・転職
・退職
・葬儀、お墓の準備など

人生設計では、それらのライフイベントや、人生における目標を達成するための具体的な流れを、時系列で表して整理します。人生設計を通じて今後必要になる資金を予測し、貯蓄目標を設定することで、将来の支出や収入の減少に備えやすくなります。

2.「人生の3大資金」と費用の目安

人生設計では、住宅購入や子どもの進学、退職など、まとまったお金が必要になる時期があります。中でも「住宅資金」「教育資金」「老後資金」は「人生の3大資金」と呼ばれています。

必要な金額は、家族構成や住まい、子どもの進路、希望する暮らしなどによって異なります。参考となる費用や収支の目安は、次のとおりです。

住宅資金:【フラット35】利用者の平均所要資金は、中古戸建2,783万円、マンション5,882万円など

教育資金:幼稚園3歳から高校卒業までの学習費総額は、すべて公立で約614万円、すべて私立で約1,969万円

老後資金:65歳以上の夫婦のみの無職世帯では、1カ月の消費支出が約26.4万円、可処分所得が約22.2万円

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

住宅資金

住宅資金として必要になる金額は、住宅の種類や購入する地域、土地の有無などによって大きく異なります。

住宅金融支援機構の「2025年度 フラット35利用者調査」によると、【フラット35】利用者の平均所要資金は、中古戸建が2,783万円、中古マンションが3,602万円、建売住宅が4,215万円、注文住宅が4,262万円、土地付注文住宅が5,313万円、マンションが5,882万円でした。これは【フラット35】利用者を対象とした調査ですが、住宅の種類による費用の違いを考える際の参考になります。

また、住宅を購入した後も、住宅ローンの返済のほか、固定資産税や保険料、修繕費などがかかります。購入時の金額だけで判断せず、その後の住居費も含めて長期的に考えることが大切です。賃貸住宅の場合も継続して家賃が必要になるため、人生設計では将来にわたって必要となる住居費を見込んでおきましょう。

教育資金

教育資金は、公立・私立のどちらを選ぶかなど、子どもの進路によって必要な金額が大きく変わります。前述した約614万円~約1,969万円は、文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」による、幼稚園3歳から高校卒業までの15年間にかかる学習費総額です。すべて公立の場合とすべて私立の場合では、必要となる教育資金に大きな差があります。

さらに、大学へ進学する場合は、入学料や授業料なども必要になります。人生設計では、公立・私立の選択や大学への進学なども踏まえ、将来必要になる教育資金を見込んでおくことが大切です。

老後資金

老後資金として必要になる金額は、公的年金の受給額や退職金、住居費、家族構成、希望する暮らし方などによって異なります。総務省の「家計調査(2025年)」によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯では、1カ月の可処分所得が22万1,544円、消費支出が26万3,979円で、平均では支出が可処分所得を上回っています。ただし、これはあくまで平均的な世帯の収支であり、すべての方に同じ金額が必要になるわけではありません。

2019年に注目された「老後2,000万円問題」も、当時の平均的な高齢夫婦世帯の収入と支出をもとにした試算であり、すべての方に2,000万円が必要という意味ではありません。老後資金は、こうした平均額をそのまま必要額とするのではなく、ご自身の収入や支出、希望する暮らしに合わせて考えることが大切です。

3.その他の主なライフイベント費用

人生設計では、住宅・教育・老後の3大資金以外にも、ライフイベントに応じてまとまったお金が必要になることがあります。

ここでは、結婚・出産と、葬儀・埋葬にかかる費用について見ていきましょう。

結婚・出産費用

結婚する際は、結婚式や新婚旅行、新生活の準備などにまとまったお金が必要になる場合があります。どのような形で結婚生活を始めるかによって費用は大きく異なるため、ご自身の希望に合わせて見込んでおきましょう。

また、出産では妊婦健診や分娩、入院などに費用がかかるほか、産休・育休や時短勤務などによって一時的に収入が減ることもあります。人生設計では、出産そのものにかかるお金だけでなく、その後の収入の変化も考慮することが大切です。

葬儀・埋葬費用

人生設計では、ご自身の葬儀やお墓など、人生の最期に必要となるお金についても考えておくことが大切です。葬儀費用は、葬儀の形式や参列者数、地域などによって異なります。また、葬儀後には、お墓や納骨などに費用がかかる場合もあります。

どのような葬儀や供養を希望するかによって必要な金額は変わるため、ご自身の希望を整理しながら、必要となる費用を見込んでおきましょう。葬儀費用について詳しくは「葬儀費用の相場」の記事で解説しています。

また、お墓にかかる費用は、種類や墓地によって大きく異なります。お墓にかかる費用の相場や内訳については、「お墓の費用」の記事が参考になります。

4.人生設計でお金の計画を立てる方法

人生設計でお金の計画を立てる方法

ここまで、主なライフイベントに必要なお金について見てきました。ここからは、それらを踏まえ、人生設計に合わせたお金の計画を立てる手順を解説します。

1.将来起こりうるライフイベントとかかる費用を書き出す

まずは、ある程度予想されるライフイベントを書き出します。主なものとして、ここまでに挙げたような結婚や出産、子どもの教育に関わることなどが挙げられます。

次に、それぞれにどれくらいの資金が必要なのかを見積もって書き込みます。各イベントに合わせて自分の年齢も書いておくとよりわかりやすいでしょう。ライフイベント以外にも、趣味などで大きなお金を使いたい場合は、予算を設定しておくと、無理のない計画が立てやすくなります。

2.「収入と支出」「資産と負債」を把握する

次に、現在の収入と支出を整理します。支出は、固定費と変動費に分けると考えやすくなります。

固定費 毎月、ほぼ一定の額が発生する支出
(例)住居費、通信費、保険料など
変動費 月ごとに支払い額が変動する支出
(例)食費、娯楽費、医療費など

資産と負債は、それぞれをリスト化すると把握しやすくなります。資産には、銀行口座の残高、株式や不動産などが該当します。一方、負債には住宅ローンや教育ローン、クレジットカードの未払残高などがあります。

収入と支出に加えて、保有している資産と負債を把握しておくことで、現在のお金の状況を整理できます。

3.キャッシュフロー表で将来のお金をシミュレーションする

ライフイベントにかかる費用や現在の収入・支出を整理したら、キャッシュフロー表を作成して将来のお金の動きを確認しましょう。キャッシュフロー表とは、年ごとの収支や貯蓄残高の推移を時系列でまとめたものです。

キャッシュフロー表には、主に次のような項目を記入します。
・ご自身やご家族の年齢
・ライフイベントと予定する時期
・年間の収入
・年間の支出
・年間収支
・貯蓄残高
これらを年ごとに整理すると、どの時期に支出が増えるのか、資金が不足する可能性があるのかを把握しやすくなります。年間収支が大きく赤字になる時期や、貯蓄残高が大幅に減る時期がないかを確認しましょう。

例えば、住宅購入と子どもの進学が近い時期に重なると、それぞれの費用を準備していても、一時的にまとまったお金が必要になります。支出の金額だけでなく、必要になる時期まで確認することが大切です。

必要なお金に合わせて資産形成を考える

ライフイベントに必要な費用や将来の収支を確認したら、不足する資金をどのように準備するか考えましょう。資産形成には、預貯金や投資などさまざまな方法があります。

準備方法を考える際は、必要な金額だけでなく、お金を使う時期も確認することが大切です。近い将来に使う予定のお金と、老後資金など長期間かけて準備するお金では、適した方法が異なります。目的や使用時期、ご自身がどの程度のリスクを許容できるかを踏まえて選びましょう。

5.人生設計を立てるポイント

人生設計を立てる際は、必要なお金を計算するだけでなく、ご自身がどのような人生を送りたいのかを考えることも大切です。

ここでは、長期的な資金計画を立てるうえで意識したいポイントをご紹介します。

かなえたいことや将来の暮らしを具体的にする

人生設計を立てる際は、ご自身が将来どのような暮らしをしたいのかを考えることが大切です。例えば、住宅を購入したい、子どもの教育に力を入れたい、趣味や旅行を楽しみたい、退職後はゆとりを持って暮らしたいなど、大切にしたいことは人によって異なります。

すべてを同じように実現しようとするのではなく、ご自身やご家族にとって何を優先したいのかを整理しましょう。大切にしたいことが明確になると、限られたお金をどこに配分するか判断しやすくなります。

長期的な変化も見据えて資金計画を立てる

人生設計では、目の前で必要となる資金だけでなく、老後までを視野に入れてお金を配分することが大切です。お子様がいる場合は、教育資金を優先するあまり、老後資金の準備が十分にできなくなる可能性もあります。教育資金と老後資金のバランスを考えながら準備を進めましょう。

また、数十年先に必要となるお金を考える際は、物価上昇によって現在の想定より費用が増える可能性も考慮しておくことが大切です。

6.将来に備えて見直したいお金の項目

人生設計を立てて将来のお金の動きを確認したら、その計画をもとに現在の家計を見直しましょう。変動費や固定費、保険などを確認し、見直せる項目があれば、将来に向けた貯蓄や資産形成に回せるお金を増やすことができます。

ここでは、家計を見直す際の主なポイントをご紹介します。

変動費を見直す

食費や外食費、娯楽費などの変動費は、月によって金額が変わるため、家計の中でも見直しやすい項目です。まずは支出の内容を確認し、必要以上にお金をかけているものがないか確認してみましょう。

ただし、無理にすべての支出を削る必要はありません。ご自身やご家族が大切にしたいことも踏まえながら、優先順位の低い支出を見直し、浮いたお金を貯蓄や将来に向けた資産形成に回すことを検討しましょう。

固定費を見直す

通信費や住居費をはじめとした固定費の見直しを行うことで、お金の大幅な節約につながる可能性があります。固定費は毎月一定の支出が発生するため、一度見直すことで、継続的な支出の削減につながります。

ライフスタイルの変化などにより固定費は変動することがあるため、定期的に固定費を見直すことで、現在の生活スタイルに合った支出にすることができます。あまり使っていないサブスクリプションサービスがないかも確認し、不要なものは解約して、無駄な支出を削減しましょう。

保険と貯蓄のバランスを見直す

保険は突発的なリスクに対して保障を提供してくれますが、保険を掛けすぎると貯蓄に回すお金が減ってしまいます。一方、貯蓄は教育資金など計画的な支出に対応するために重要ですが、貯蓄だけに頼ると、大きな事故や病気などの予期せぬ事態に十分に備えられない可能性があります。

保険と貯蓄にはそれぞれ異なる役割があるため、ライフステージや目標に応じて適切な配分を考えましょう。

7.人生設計のお金に関するQ&A


A.人生設計に決まった開始年齢はありません。就職や結婚、住宅購入などを考え始めた時期はもちろん、将来のお金に不安を感じたときが始めどきです。

早めに収入・支出や希望するライフイベントを整理すると、必要な資金と準備期間を把握しやすくなり、無理のない方法を検討しやすくなります。


A.独身の方にも人生設計は役立ちます。住宅費や老後資金、病気や働き方の変化など、将来必要になるお金は家族構成にかかわらず発生します。

結婚や子育てを前提にせず、ご自身が望む暮らしや働き方を基準に、必要な資金や使う時期を整理しておくと、将来の選択肢を考えやすくなります。


A.人生設計は一度作って終わりではありません。転職や結婚、出産、住宅購入など生活に大きな変化があったときは、お金の計画も見直しましょう。

特に変化がなくても、収入や支出、貯蓄額、物価などが当初の想定とずれていないかを定期的に確認し、必要に応じて計画を調整することが大切です。

8.人生設計で必要なお金を整理し、将来に備えましょう

人生設計で必要なお金を整理し、将来に備えましょう

人生設計では、住宅・教育・老後など将来必要になるお金を整理し、必要な時期や金額を見通しておくことが大切です。現在の家計と照らし合わせながら、ご自身に合った資金計画を立てていきましょう。

また、収入や支出、家族構成などは変化するため、人生設計は生活の変化に応じて見直すことも大切です。

花葬儀では、経験豊富なスタッフが葬儀の事前相談はもちろん、終活相談や終活アプリの提供など、幅広いサービスを行っています。葬儀や終活に関する準備でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

この記事の監修者

株式会社LIVENT 代表取締役 三上 力央

株式会社LIVENT
代表取締役

三上 力央

2002年に株式会社LIVENTを創業。花で想いを表現する葬儀ブランド「花葬儀」を立ち上げ、従来の形式にとらわれない、その人らしいお別れのかたちを提案してきた。葬儀の企画・運営に長年携わり、多くのご家族の想いに向き合いながら、故人らしさを大切にした葬儀づくりを実践。葬儀だけでなく終活分野やデジタル資産など新しい供養・相続の課題にも取り組み、現場経験と業界知見をもとに葬儀・供養・終活に関する情報の監修を行っている。

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