着物を祭壇に取り入れる方法とは?実例で見る「故人様らしさ」を表現する工夫|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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着物を祭壇に取り入れる方法とは?実例で見る「故人様らしさ」を表現する工夫

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着物を祭壇に取り入れる方法とは?実例で見る「故人様らしさ」を表現する工夫

ご実家のタンスに眠っている着物を、葬儀の祭壇に取り入れる————そんなお別れの形があることをご存じでしょうか。着物は、その人の人生や美意識を象徴する思い出の品です。その着物が、最後のお見送りの場を彩る装飾ともなることは、意外と知られていないのではないでしょうか。

本記事では、着物を祭壇に取り入れる方法やデザインのポイントに加え、弊社「花葬儀」で実際に執り行われた事例について、写真とともにご紹介します。

1.ご実家のタンスに眠る着物が、祭壇の彩りに

「実家のタンスを開けたら、タンスいっぱいにきれいな着物がたくさん出てきた」————これは、花葬儀に実際にご相談いただいたあるご家族のお話です。

故人様は生前、旅館の女将をされていました。仕事柄、多くの着物をお持ちでしたが、残念ながら故人様の後に着る方がおらず、ご家族は処分を考えているというお話でした。そこで弊社プランナーが、「着物を祭壇に飾って、お母様らしい空間を作りませんか?」とご提案し、できあがった祭壇がこちらです。

祭壇

多くの着物を祭壇のデザインの一部として贅沢にあしらうことで、女将として生きた故人様の人生そのものを表現しました。ご家族からは「母も喜んでいると思います」と感謝の言葉をいただき、参列した方々も、「ああ、あの方らしい!」「やっぱり着物が似合うね」と口々に懐かしんでくださいました。

処分するしかないと考えられていた遺品が、最後のお別れを彩る最高の演出となったのです。

2.ご実家のタンスに眠っている着物はありませんか?

前章の事例を見て、「そういえば、うちの実家にも……」と思い当たった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「実家を整理していたら、大量の着物が出てきた」
「母が気に入っていた着物だから、処分するのは忍びない」

このように、大切に保管されていた着物の扱いに困っているご家族は少なくありません。リメイクするにも手間がかかり、譲る相手もいない――。そんなとき、「祭壇に飾る」という方法は、供養を兼ねた選択肢の一つになります。

故人様が日常的に和装を好まれていた場合はもちろん、普段は着ていなかったとしても、タンスに大切にしまわれていた着物には、その方の「思い出」や「美意識」が詰まっています。そうした一着を祭壇に飾ることは、単なる装飾以上の意味を持ちます。形式的な葬儀では伝えきれない「故人様らしさ」を表現し、参列者に深い感銘を与えることでしょう。

何より、大切な着物を最後に役立てることは、ご家族の気持ちの整理にもつながるはずです。

3.着物を生かすための祭壇選び・デザインの工夫

実際に着物を祭壇に取り入れるには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。ここでは、祭壇選びやデザインのポイントについて解説します。

自由度の高い花祭壇を選ぶ

祭壇のデザインの一部として着物を組み込むには、決まった形式にとらわれない柔軟な祭壇が向いています。伝統的な白木祭壇は様式が決まっているため、祭壇そのものを装飾するのは困難です。

故人様の思い出の品を飾る「メモリアルコーナー」などを活用し、着物を飾ることは可能ですが、より一体感のあるデザインにしたい場合は、空間や配置に融通の利く祭壇を選ぶとよいでしょう。

最近、注目を集めている花祭壇は、一般的に生花を中心とした自由なデザインが特徴で、着物を取り入れることも可能です。既成の枠にとらわれない花祭壇だからこそ、故人様の思い出が詰まった着物を自然に飾ることができます。

着物の柄や色を生かす

着物の魅力を最大限に引き出すには、柄や色の出し方に配慮した配置が欠かせません。特に訪問着や振袖など絵柄が連続している着物は、柄全体の流れが視覚的に伝わるよう、角度や見せる面を工夫すると華やかさや奥行きが感じられます。

花や小物で祭壇全体と調和させる

着物だけが目立ってしまうと、祭壇全体の印象にちぐはぐさが生まれる場合があります。大切なのは、周囲の花や小物と組み合わせ、空間全体で調和を図ることです。たとえば、着物の地色に合わせて花の色調を調整したり、和の雰囲気を演出する小物を添えたりすると、祭壇全体に統一感が生まれます。

こうした故人様らしさを追求した演出は、決まったプランから選ぶ形式の祭壇では対応が難しいこともあります。着物それぞれの特徴に合わせて柔軟に対応するには、ご要望を伺いながら一から作り上げるオーダーメイド形式がおすすめです。

次項では、実際に着物を取り入れたオーダーメイドの祭壇事例を、さらにご紹介いたします。

4.【事例】着物を取り入れた花祭壇

前章では、着物を祭壇に取り入れる方法を解説いたしました。ここでは、そのノウハウがどのように形になったのか、さらに具体的な祭壇事例を、故人様の背景とともにお届けします。
ご家族の想いが、花と着物によってどのように表現されたのか、ぜひお見送りの参考にしてください。

祭壇名:凛としたたたずまい

祭壇名:凛としたたたずまい

新舞踊がご趣味で、いつも凛とした姿が印象的だったお母様。愛用されていた着物と扇子を飾り、すっと背筋が伸びるような洗練されたデザインにいたしました。扇子は舞の動きを思わせるように配置し、故人様の気品あふれるお人柄がしのばれる祭壇となりました。

祭壇名:お茶会へのご招待

お茶会へのご招待

長年、茶道の師範として多くの人をもてなしてこられたお母様。最後のお別れの場は、参列者の皆様を温かくお迎えする「お茶会」をテーマに祭壇を飾りました。生前、お茶席で愛用されていた明るい色合いの着物を飾り、周囲の生花も明るいトーンで統一。故人様のおもてなしの心が伝わる、華やかで温かみのあるデザインです。

こちらでご紹介した以外にも、ご家族の想いを形にした様々な花祭壇を「花祭壇ギャラリー」にてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

5.着物を生かした祭壇で、故人様らしいお別れを実現しましょう

着物は、ただの衣服ではなく、その人の人生や価値観を映し出す特別な存在です。そんな着物を祭壇に取り入れて、形式にとらわれない“その人らしいお別れ”を実現してみてはいかがでしょうか。

花祭壇であれば、デザインも自由であるため、着物の柄や色合い、生地の風合いを生かした唯一無二の祭壇にすることが可能です。中でも、ご家族へのヒアリングを元に一から作り上げるオーダーメイドの花祭壇であれば、着物だけでなく故人様ゆかりの品々まで含めて空間全体を演出し、唯一無二のお別れの場にすることが可能です。

ご家族の想いに寄り添った祭壇づくりを大切にしている花葬儀では、着物を生かした演出もいたします。故人様らしい祭壇にしたいと希望される方は、花葬儀の事前相談まで、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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