終活とは?人生を豊かに締めくくる準備と進め方を解説|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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終活とは?人生を豊かに締めくくる準備と進め方を解説

終活とは?人生を豊かに締めくくる準備と進め方を解説

終活とは、単に「人生の幕引きの準備をすること」だと思っていませんか?かつては「死に支度」という印象が強かった終活ですが、近年ではその捉え方が変わりつつあります。単なる別れの備えではなく、これからの日々をより良く生きるための指針へと、考えられるようになってきたのです。

この記事では、終活の基礎知識と、今日から始められる第一歩についてご紹介します。この記事を読めば、将来についての漠然とした不安が整理され、安心へと変わるきっかけが見つかるはずです。

1.終活とは?

終活とは?

終活という言葉の響きに「終わり」や「別れ」といった重いイメージを抱く方は、少なくありません。しかし、終活の本質を理解すれば、決して怖いものではないとわかります。ここでは終活の意味と、今この時代に注目されている理由について、紐解いていきましょう。

時代とともに変化する終活の意味

終活という言葉は、2009年に週刊誌の記事で使われたことをきっかけに広まり、2012年の「ユーキャン新語・流行語大賞」でトップテン入りしたことで定着しました。当初は「人生の終わりのための活動」という文字通りの意味でしたが、現在では、「終わりを意識することでこれからの時間をより豊かにする準備」であると、新たな意味が見出されています。

実際に、2025年に実施されたある調査では、調査回答者の約7割が終活に好意的な印象を持っていることが明らかになりました。また、終活に取り組んでいる人はそうでない人に比べて、現在の生活満足度や幸福度が高いというデータもあります。現代において、終活は「希望ある前向きなアクション」として、広く受け入れられるようになっていると言えるでしょう。

社会背景から読み解く「終活が注目される理由」

終活が注目される背景には、少子高齢化や核家族化といった社会構造の変化があります。家族のあり方が多様化し、「老後や死後の全てを家族に任せる」という従来の形は難しくなりました。特に単身世帯(おひとりさま)の増加に伴い、自分の死後を自らデザインする必要性が高まっているのです。

また現在、日本は年間死亡者数が150万人を超える状況にあり、火葬場や葬儀場の順番待ちがニュースになるなど、社会全体が多くの「別れ」に向き合う時期に来ている状況も見逃せません。

親や知人の見送りを経験し、残された側の苦労を肌で感じたことで、「自分の家族には精神的・経済的な負担をかけたくない」「最期まで自分の意思や尊厳を守りたい」と思う人が増えていることも、終活が注目される大きな要因と言えるでしょう。

2.終活が自分と家族にもたらすメリット

終活は将来への備えになるだけでなく、今の暮らしを心豊かに過ごし、家族の絆を深めるきっかけにもなります。ここからは、終活を行うことで、ご本人と周囲の人たちにどのような変化が生まれるのか、具体的なメリットを見ていきましょう。

自身の将来に対する不安を解消し「今」を大切にできる

終活を行うことの最大のメリットは、漠然とした老後の不安に取り組めることです。「介護が必要になったらお金は足りるのか」「延命治療はどうしたいか」といった悩みは、放置すればするほど、心の重荷になりかねません。

これらの気がかりを一つずつ検討し、エンディングノートなどに希望を記しておけば、「もしもの時の備えはできた」という安心感が生まれます。不安が取り除かれることで、趣味や旅行、学び直しといった「今やりたいこと」に全力を注げるようになるでしょう。

また、自分の意思を明確にしておくことは「自己決定権」を守ることにもつながります。認知症などで判断能力が低下したり、意思疎通が難しくなったりした際も、「自宅で介護を受けたいか、介護施設に入りたいか」「誰に財産管理を任せるか」といった希望をあらかじめ示しておけば、最期まで自分らしい在り方を貫きやすくなるでしょう。

残されるご家族の精神的・経済的負担を軽減する

大切な人を亡くした直後、ご遺族は深い悲しみの中で、葬儀やお墓のこと、死亡後の手続きなど、短期間に多くの決断を迫られます。事前の準備がなければ、「どこの葬儀社に連絡すればいいのか」「費用はどれくらいかけるべきか」と、迷い、心身ともに疲弊してしまうでしょう。

終活としてエンディングノートに希望を記しておけば、それが指針となり、ご家族は心安らかに故人様を見送ることができます。また、遺言書や財産目録を作成しておくことは、遺産分割を巡るご親族間のトラブル防止にも有効です。終活を通じて道筋をつけておくことは、ご家族への最大の思いやりとなるのです。

3.終活とは何をすること?全体像を解説

終活とは何をすること?全体像を解説

終活を前向きに捉えてはいても、「具体的に何をすればよいのか」が分からなければ行動には移しづらいものです。ここでは、終活を構成する主要なテーマについて解説します。

終活で取り組む主なテーマ

終活で考える内容は一つではなく、いくつかの分野に分けて整理することで、全体像を把握しやすくなります。終活で取り組むテーマには、主に次のようなものがあります。

お金・資産

資産の状況や相続について、あらかじめ方向性を考えておく分野です。全てを細かく決める必要はありませんが、「どのように引き継いでほしいか」「何を大切にしたいか」を整理しておくことで、将来への不安やご家族間の混乱を防ぎやすくなります。

物・住まい

身の回りの持ち物や住まいを見直す、生前整理に関わる分野です。体力や判断力に余裕があるうちに整理を進めておくことで、「残すもの・手放すもの」を自分の意思で選ぶことができ、後悔のない選択につながります。

医療・介護

医療や介護について、自分がどのようなケアを望むのかを考えます。治療方針や介護への考え方を整理しておくことは、将来の自己決定権を守るうえで欠かせません。

葬儀・お墓・供養

葬送や供養についての考えも、まとめておきましょう。どのように見送られたいか、またどのように思い出してほしいかなど、ご自身の価値観や叶えたいことに目を向けてみましょう。

心・想い

ご家族への感謝の気持ちや、これまでの人生で大切にしてきた想いを整理する分野です。手紙に書き残す、言葉で伝えるなど相手にしっかりと届けることで、ご自身の心の整理につながるだけでなく、ご家族にとっても大きな支えとなるでしょう。

やることを書き出すと取り組みやすくなる

終活はやることが多岐にわたるため、全てできるだろうかと不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。そのときに大切なのは、頭の中だけで考えず、やるべきことを書き出して「見える化」することです。闇雲に始めると、何をやるべきかまとまらず、気持ちが続かなくなることもあります。まずは書いたリストを眺め、自分にとって緊急度や関心が高い項目から優先順位をつけてみてください。

例えば、健康面が気になる場合は医療や介護の意思表示から、住環境が気になる場合は生前整理から取り組むなど、小さな行動を積み重ねることで、無理なく続けやすくなります。具体的に何を、どのような手順で準備すればいいのかを詳しく知りたい方は、「終活でやること12選」も、ぜひ併せてご覧ください。

4.いつから、どのように終活を進めるか

いつから、どのように終活を進めるか

終活を始めるタイミングに決まりはありません。しかし、終活を行う人の状況やライフステージによって、注力すべきポイントが異なります。こちらでは、自分に合ったアプローチを知るヒントをご紹介します。

ライフステージに応じた終活の始め方

体力も気力も充実している時期と、具体的な備えが必要になる時期とでは、終活で注力すべきポイントが異なります。

ご自身の現在の状況と照らし合わせながら、優先順位を確認していきましょう。

気力・体力が充実している「プレ終活期」

定年退職前後や子育てが一段落した時期など、心身ともに元気なうちは、「これからの人生をどう楽しむか」を設計する「プレ終活」の段階です。判断力や体力が十分にあるこの時期は、以下の3点を中心に進めましょう。

・退職金や年金の受給額を確認し、セカンドライフの資金計画を立てる。
・体力が必要な大掛かりな片付けは、体が動く元気なうちに行う。
・仕事以外のコミュニティや趣味の仲間を見つけ、気持ちよく老後を過ごせる居場所を探す。

早めに物も心も身軽になっておくことで、セカンドライフの選択肢が広がり、より自由に過ごせるようになるはずです。

もしものために具体的に備える段階

自分の健康に不安を感じたときや、親しい人との別れを経験したときなどは、将来の備えがより切実な課題となります。漠然としていた終活を「今すべきこと」と捉え、具体的な行動に移すタイミングとも言えます。いざというときに慌てないよう、次のような準備をしておきましょう。

・「延命治療はどうするか」「介護は自宅か施設か」といった希望を固め、ノートに記録する。
・葬儀社の事前相談で見積もりをとる、遺言書を作るなど、必要に応じて手続きを行う。
・エンディングノートの保管場所や、死後の希望をご家族に伝える。

あわせて、免許返納や不要な口座の解約など、身辺を整理することも大切です。判断能力がしっかりしているうちに、ご家族や専門家と相談して、いつ何が起きても困らない状態を整えておきましょう。

何から始めるか迷ったら「エンディングノート」がおすすめ

「やるべきことは分かったけれど、遺言書や契約なんてハードルが高すぎる…」そう感じる方には、まず「エンディングノート」から始めることをおすすめします。

法的効力を持つ遺言書とは異なり、エンディングノートは形式にとらわれず、自由に書けるのが最大の特徴です。ご家族への感謝や楽しかった思い出など、あなたの「想い」を綴ることで、温かい気持ちで第一歩を踏み出せるはずです。

また、エンディングノートには「資産」や「医療・介護の希望」といった項目があらかじめ用意されているため、空欄を埋めていくだけで自然と終活の全体像が整理できます。最初から全てを埋める必要はありません。まずは趣味や好きな食べ物など、書きやすい項目からペンを走らせてみましょう。

エンディングノートの書き方」で書き進めるためのコツや、押さえておきたい必須項目について詳しく解説していますので、ぜひ参考になさってください。

5.終活を円滑に進めるために意識したいポイント

終活を円滑に進めるために意識したいポイント

終活を進める上で最も大切なのは、完璧な資料を一人で作り上げることではなく、周囲の人との絆を深めながら、状況に柔軟に対応し続けることです。
ここでは、終活をスムーズに行っていくにあたり、注意すべきポイントを解説します。

家族と情報を共有し、話し合う機会を持つ

終活で考えた内容は、できる範囲でご家族と共有しておくことが重要です。特に、お墓や住まい、資産の扱いなど、ご家族の判断が関わる内容については、事前に話し合っておくことで誤解や行き違いを防ぐことができます。

例えば、「子どもに負担をかけたくない」という一心で、相談なしに先祖代々のお墓を墓じまいしてしまったとします。しかし、残されたご家族は「お墓参りをして故人をしのぶ場所が欲しかった」と寂しく思うかもしれません。

良かれと思って取った行動が、ご家族の思いとすれ違ってしまうことがあるからこそ、お墓や住まい、資産の扱いなど、ご家族にも関わる内容については、事前に話し合っておくことが欠かせないのです。

また、エンディングノートを書いた場合は、保管場所を必ず伝えておきましょう。「葬儀が終わった後にノートが見つかり、希望をかなえてあげられなかった」という事態を防ぐためです。全てを細かく説明する必要はありませんが、「こういう考えで準備している」という方向性だけでも伝えておくことが、ご家族の安心につながるはずです。

専門的なサポートや信頼できるサービスを賢く活用する

終活の中には、個人だけで進めるにはハードルが高い分野もあります。例えば遺言書を作りたい場合、自分一人で作成した「自筆証書遺言」は、日付の記載漏れなどの形式不備があり、いざという時に法的に無効となってしまうケースが少なくありません。

また、葬儀や供養についても、事前相談を賢く活用するとよいでしょう。現在は「自分らしいお別れ」を実現するために、生前に葬儀社へ相談することも、珍しくありません。

プロの力を借りることで、見落としがちなリスクに気付けたり、自分では思いつかなかった解決策が見つかったりすることもあります。信頼できるパートナーを見つけることは、理想を叶えるための第一歩となるでしょう。

状況の変化に合わせ定期的に見直す

終活は一度行ったら終わり、というものではありません。健康状態や家族構成、考え方が変われば、以前に決めた内容が今の自分に合わなくなることもあるため、考えた内容は定期的に見直すことが大切です。

例えば、誕生日や年の節目にエンディングノートを読み返すだけでも、変化に気づくきっかけになります。小さな修正を重ねることで、常に「今の自分」に合った備えとすることができます。終活は完成を目指すものではなく、人生とともに更新していくものだと考え、無理なく続けていきましょう。

6.「終活とは何か」に関するQ&A


A.必ず書かなければならないという決まりはありません。終活の目的は、これからの人生を安心して豊かに過ごすことであり、ノートや遺言書はそのための「手段」の一つに過ぎません。

ご家族に口頭で想いを伝えたり、スマホ内のデータを整理したりすることも、立派な終活です。ご自宅の物の整理(断捨離)など、ご自身が取り組みやすい方法で進めるとよいでしょう。


A.おひとりさまの場合は、医療や介護の希望と、死後の事務手続きを誰に託すかを明確にしておくことが特に重要です。

頼れるご家族がそばにいない場合、延命治療の有無や施設入居の選択といった重要な局面で、ご自身の希望を伝える術がなくなってしまう恐れがあります。

元気なうちに「任意後見制度」で信頼できる代理人を立てたり、「尊厳死宣言書(リビングウィル)」を作成したりするなど、ご自身の意思が医療・介護の現場へ伝わる仕組みを整えておきましょう。


A.最大のメリットは、費用や内容について冷静に判断し、納得のいくお別れが準備できることです。

人が亡くなった直後は、ご遺族は動揺しており、短時間で多くのことを決めなければなりません。そのため、葬儀社の提案されるがままに高額なプランを選んでしまうなど、故人様の好みとは違う供養が行われることがあります。

昨今は、生前からご自身で複数の葬儀社に相談し、見積もりをとる方が増えています。「お花いっぱいの祭壇にしたい」「参列者にこのようなおもてなしをしたい」といった具体的な希望を形にしておくことは、残されたご家族が決断を下す助けとなるはずです。

7.終活とは、これからを笑顔で生き抜くための準備

終活とは、これからを笑顔で生き抜くための準備

終活とは、「人生の終わりのための活動」であると同時に、「これからの人生を、最後まで自分らしく、笑顔で生き抜くための準備」でもあります。漠然とした不安を抱えたまま過ごすよりも、勇気を出して一歩踏み出し、気がかりを整理しておくことで、今日という一日をより楽しめるようになるでしょう。

もし「自分一人で進めるのは少し不安だ」「アドバイスが欲しい」と感じられたなら、専門家を頼ってみてはいかがでしょうか。花葬儀の会員制度「リベントファミリー」では、葬儀の事前相談はもちろん、お墓、相続、遺品整理など、終活にまつわる様々なサポートを行っています。

会員様限定の葬儀費用の割引や、充実した特典もご用意しております。自分らしい終活を見つけるための一つの選択肢として、ご検討ください。

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