お供物料とお供え物|法事に持って行くのはどっち?|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

0120-878-339
24時間無料で電話相談受付中

お供物料とお供え物|法事に持って行くのはどっち?

お供物料とお供え物|法事に持って行くのはどっち?

「お供物料」と「お供え物」、法事に持って行くのはどちらなのでしょうか。

故人様が亡くなったあとには、節目ごとに法事が行われるのが一般的で、故人様の冥福を祈るための儀式(法要)が行われ、法要のあとには会食の席が設けられます。

故人様がご親族や親しい関係の方であった場合には、法事や法要の席に招かれることもあるでしょう。法事・法要に招かれたときには、お供物料とお供え物のどちらを持参すべきか悩まれる方も多いと思います。

そこで今回は、法事・法要で持って行くのは、お供物料なのか、お供え物なのか、また、お供物料の相場や不祝儀袋の選び方、お供物料やお供え物に関するマナーについても解説します。

1.お供物料とは?

お供物料(おくもつりょう)とは、何を意味するのでしょうか。お香典と同じようにも思われますが、似て非なるものです。

お供え物の代わりに渡すお金

お供物料とは、お線香やお花、お菓子などのお供え物の代わりに、お供えとしてお渡しする「お金」のことです。

お香典とお供物料の違いは?

お供物料は、お供え物に代わるお金という意味で、お香典に似ていますが、お渡しする場面が違います。

お香典は、主に通夜や葬儀・告別式で線香やお花などの品物の代わりとして包むお金をいいます。それに対してお供物料は、法事や法要の際にお包みするお金を指します。

2.お供え物(供物)とは?

お供え物(供物)とは?

お供え物とは、亡くなった方への供養の気持ちを込めて、故人様の祭壇や仏前に捧げる品物を指します。

お供え物と「供物」(くもつ)との違いに戸惑う方もいるかもしれませんが、諸説あるものの、基本的にお供え物は、供物と同じものを意味する言葉であると考えてよいでしょう。

3.「お供物料」と「お供え物」法事にはどっち?

「お供物料」と「お供え物」について解説しましたが、法事では、どちらを持って行けばよいのでしょうか。

お供物料が一般的

昔は、法事・法要でお供えする捧げものとしてお贈りするのは、通常、お金ではなく、品物でした。

しかし、現代では、お墓のルールや地域のマナー、住宅事情などにより、品物ではなく、現金を包むお供物料を用意することが一般的になっています。

お供物料とお供え物の両方の用意は不要?

前述したように、お供え物に代わって、現代では、現金をお贈りするお供物料を用意することが一般的になっています。

お供物料は、お供え物の代わりとしてお渡しするものなので、基本的には両方の用意は不要だといえるでしょう。

しかし、特に故人様がご親族など近しい関係の場合では、訪問時にお供物料だけでなく、菓子折りやお花などを持参するケースも少なくありません。地域によっては、お供物料に加えてお供え物も持参するのがマナーだとしているところもあります。決して、両方を用意していけないわけではありません。

お供物料とお供え物の両方を用意する場合には、お供物料をお渡しする分、お供え物は気持ち程度にするなど、バランスを取るとよいでしょう。

4.お供物料の金額の相場は?

お供物料の金額の相場は?

法要・法事でお供物料を持参するときに、いくらくらい包めばよいのか、悩む場合もあるでしょう。
ここでは、法要別にお供物料の金額相場についてご紹介します。

新盆の場合

お盆は、1年に1度、先祖の魂を自宅にお迎えして供養する期間であり、故人様が亡くなってから初めて迎えるお盆を新盆(にいぼん・あらぼん・しんぼん)といいます。

新盆でお供物料を持参する場合、故人様との関係によっても包む金額が異なりますが、3,000~5,000円程度が相場のようです。

ただし、会食がある場合には5,000~10,000円程度を多く包むことをおすすめします。また、ご自身の年齢や立場、会食に出席するご家族が多い場合は、さらに多めに包むケースもあります。

通常のお盆の場合

通常のお盆では、菓子折りや果物などのお供え物を持参する方も多く見受けられますが、現代ではお供物料として現金を用意する方が増えているようです。

通常のお盆でのお供物料の相場は、新盆と変わらず、3,000〜5,000円程度とされています。

四十九日・一周忌・三回忌の場合

一般的に、法要で包む金額は、葬儀で包んだお香典の金額の半分から7割程度が妥当であると考えられています。

ただし、四十九日や一周忌、三回忌は故人様の大切な節目の法要であるため、いつもより多めの金額を包む場合もあるようです。ご自身の立場やご親族の習わしなどもあるので、事前に近いご親族に確認しておきましょう。

【故人様の続柄・関係別四十九日・一周忌・三回忌のお供物料の金額相場】

  • ・親・兄弟姉妹・子供: 10,000〜50,000円
  • ・兄弟姉妹: 10,000~30,000円
  • ・祖父母・孫: 5,000〜20,000円
  • ・その他のご親族: 5,000〜10,000円
  • ・知人・友人: 3,000~10,000円

*上記は、あくまで目安として参考になさってください。

会食の席が設けられていた場合には、5,000~10,000円程度上乗せして渡すのが一般的です。

いずれの法要でも、あまりに高額のお供物料だと、受け取ったご家族はお返しに困惑してしまうこともあるので、ご家族やご親族の前例や慣習を確認しておくとよいでしょう。

5.お供物料の不祝儀袋の選び方は?

お供物料を用意する場合、現金を不祝儀袋に包みます。不祝儀袋には種類があり、宗教や宗派、持参する場面によって使い分ける必要があります。
ここでは、不祝儀袋の選び方や表書きについて解説します。

水引きは用途によって選ぶ

不祝儀袋には、水引がついたもの、ついていないものがあります。さらに水引きは、色や結び方が違い、宗教や宗派、使用する場面によって選ぶべき水引が異なるため注意が必要です。

仏式の場合

「黒白の結び切り」を使うのが一般的です。関西地方から西では、「黄白の結び切り」の水引がかけられた不祝儀袋を使っているところもあります。

また、三回忌以降は、「双銀(銀銀)の結び切り」の不祝儀袋が使われる場合もあります。

神式の場合

神式の場合は、「双銀の結び切り」の水引きが使われるのが一般的ですが、「双白(白白)の結び切り」が使われる場合もあります。「黒白の結び切り」を使っても問題ありません。

キリスト教式の場合

キリスト教式では、水引のない無地の封筒、または、十字架、もしくは百合の花が描かれた不祝儀袋を選びます。

表書きも用途に合わせて使い分ける

不祝儀袋の表書きも、宗教や宗派、地域によって異なリます。

仏式の場合

お供物料の表書きは、四十九日より前の法要では、「御霊前」など、四十九日を過ぎてからは、「お供物料」もしくは「御仏前」とするのが一般的です。

ただし、浄土真宗においては、亡くなるとすぐに極楽浄土に行けると考えられているため、四十九日前でも「御仏前」の表書きを用います。

神式の場合

神道においては、「御榊料(おさかきりょう)」「御玉串料(おたまぐしりょう)」といった表書きが使われます。

キリスト教式の場合

キリスト教では、現金を包んで持参する習慣はありませんが、日本国内では他の宗教にならってお金を渡すケースも見られます。

用意する袋の表書きは、「御花料」「献花料」などにしましょう。

不祝儀袋は、宗教・宗派のほかに、地域やご親族によっても慣習が異なるため、できれば周囲に相談しながら用意するとよいでしょう。

6.お供物料のマナーは?

お供物料を包むにあたっては、他にも知っておくべきマナーがあります。

せっかく供養の気持ちを込めてお供物料を渡したにもかかわらず、マナーに欠けていたために、ご遺族を不快にさせてしまわないよう、マナーには気をつけてお供物料を用意しましょう。

お札は旧札か新札か?

通夜や葬儀・告別式で包むお香典では、新札を包むのはマナーに欠ける行為であり、旧札を使用します。

四十九日以降のお供物料においては、新札を包んでも問題ないとする考え方もあるようですが、地域やご親族内の慣習もあるため、まずは旧札を選ぶのが無難でしょう。

名前を書くときの墨の濃さは?

四十九日より前の法要では、不祝儀袋の名前は薄墨で書くのがマナーですが、四十九日以降は普通の濃さの墨で書きましょう。

薄墨を使うのは、悲しみの涙で墨が薄れてしまったことを表しているとされていますが、四十九日以降は、静かに偲ぶ段階に入っているため、普通の濃さの墨を使います。

ただし、地域によっては時期にかかわらず、仏事は全て薄墨を使う場合もあるので、身近なご親族に確認しておくことをおすすめします。

お供物料の渡し方は?

お供物料は、個人個人で個別に渡すのが基本です。

通夜や葬儀・告別式においては急なことでもあり、会社や団体、連名でお香典を包むケースも多いのですが、法事は事前に予定されるものですから、できるだけ個別でお供物料を包むようにしましょう。

ただし、家族単位、夫婦が連名で渡すことは、問題ありません。

お供物料は誰に渡せばいいの?

法事や法要では、普通、受付は設けられません。そこで、お供物料は、弔事用の袱紗に包んで持参し、法事が始まる前に施主様へ直接、渡しましょう。

袱紗から取り出したら、不祝儀袋を施主様から見て正面になるようにして、両手で渡すのがマナーです。

7.お供え物の選び方は?

お供え物の選び方は?

地域によっては、お供え物を持って行くのを基本としているところもありますし、お供物料と一緒にお供え物を持って行きたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ここでは、お供え物の選び方を解説します。

五供(ごくう・ごく)が基本

仏教においては、お供え物の基本は「五供」です。まずは、お供え物の基本となる知識をご紹介しておきましょう。

1.香
お線香やお香のことをいいます。仏様は香りを召し上がるとされているため、香り高いお線香は供養につながると考えられています。

2.花
仏様は花の香りや彩りを楽しむとされています。ただし、バラなど棘があり、血を流すことを連想させる花は、お供え物として適さないとする考え方もあります。

3.灯燭(とうしょく)
ロウソクのことを指します。仏様の心を照らし、ロウソクの前で手を合わせる人の心の迷いをなくすといわれています。

4.飲食(おんじき)
炊き立てのご飯や、お菓子や果物など、私たちが普段口にするものを、自分たちが食べる前にお供えするのが基本的作法です。

5.浄水(じょうすい)
お水、またはお茶のことを指します。仏様の喉を潤し、お参りする人の心を洗うものだとされています。故人様が生前好んで飲んでいたお酒やコーヒーを供えてもよいでしょう。

おすすめの品物

お供え物は、故人様が生前好んで口にしていた、お菓子や飲み物で、日持ちのするものを選ぶことをおすすめします。故人様への手土産を選ぶように、故人様に喜んでもらえそうなものを選んで持参するとよいでしょう。

また、お供え物は、供えたあとに、皆でいただく行為も供養につながるとされています。そこで、皆で分け合えるような小分け包装のお菓子や、果物もおすすめです。

一方で、お供え物には、避けるべきものもあります。あまりにも香りの強いお花や、ニンニクなどが使われた匂いの強い食べ物は、刺激が強すぎるためにお供物としては避けたほうがよいとされています。また、肉や魚なども殺生を連想させるため避けましょう。

8.お供え物のマナーは?

お供え物の「のし紙」(かけ紙)については、いくつかのマナーがあります。
ここでは、仏式における、お供え物の「のし紙」の選び方、表書きの書き方、かけ方などのマナーについてご説明します。

お供え物の「のし紙」の選び方は?

お供え物の、のし紙には、結び切りの水引が印刷されているものを選びます。

また、のし紙の水引の色は、基本的に四十九日より前の法要では、全国的に黒白の水引が使用されます。四十九日以降の法要では、関東地方では一周忌までは黒白の水引で、関西地方では黄白の水引を使用するところもあります。

お供え物の、のし紙について悩んだときには、地域の慣習に詳しい方やご親族に相談するとよいでしょう。

お供え物の「のし紙」の表書きは?

のし紙の上部に書く表書きは、四十九日より前の法要では、「御霊前」「御供物」「御供」などが使用されます。

四十九日以降の法要では、「御仏前」、お盆の際は「御供物」「御供」などが使われます。

お供え物の「のし紙」の名前を書くときの墨の濃さは?

お供物料のときと同様に、四十九日より前の法事では、名前は薄墨で書くようにしますが、四十九日以降は普通の濃さの墨で書きます。

お供え物の「のし紙」のかけ方は?

お供え物の、のし紙のかけ方には、「外のし」と「内のし」の2種類があります。外のしは、品物の包装紙の外側に、内のしは、直接、品物の箱に、のし紙をかける方法です。ちなみに内のしの場合は、のし紙をかけた上から包装紙で包みます。

お供え物を祭壇や仏前に並べる法事・法要では、一般的には、誰からのお供え物かわかるよう「外のし」が選ばれます。ただし、内のしでもマナー違反ではありません。

9.法事のお供物料やお供え物は礼儀を心得て渡しましょう

ご遺族にとっては、何年経っても、故人様を思う気持ちは変わりません。だからこそ、法事・法要で故人様の冥福を祈り、偲ぶ行為を節目ごとに行うことを大切にしているのです。そこで、法事・法要の席に招かれた際には、しっかりとマナーを守り、心を込めて、お供物料、もしくは、お供え物を準備するようにしましょう。

花葬儀では、葬儀のみならず、葬儀後の法事や法要などのご相談も承ります。また、万が一のときにご相談やサポートが受けられるメンバーシップクラブ「リベントファミリー」もご用意しております。まずは、お気軽にお問い合わせください。

花葬儀/リベントファミリーのご案内
https://www.hana-sougi.com/familyclub/

関連記事一覧

初七日法要のお布施|宗派による違いや相場、マナーを解説

初七日法要のお布施|宗派による違いや相場、マナーを解説

初七日法要は、葬儀後の最初の節目として営まれる大切な法要です。葬儀の準備中、または直後の慌ただしい中、初七日法要のお布施について、「いくら包めばいいのか」「いつ渡すのが正解なのか」など、金額や渡し方に悩むご家族も多いことでしょう。 そこで、本記事では、初七日法要におけるお布施の相場や、宗派ごとの金額の考え方、渡すタイミング、包み方のマナーなど役立つポイントを解説します。葬儀や初七日法要を控えている方は、ぜひ参考になさってください。 【もくじ】 1.初七日法要とは 2.初七日法要でお渡しする「お布施」の意味・役割 3.初七日法要のお布施の金額 4.お布施の金額で迷った時の判断基準 5.初七日法要のお布施を準備する際のポイント 6.僧侶にお布施を渡す時のマナー 7.お布施以外に準備しておく費用 8.初七日法要のお布施に関するQ&A 9.初七日法要のお布施はマナーを知り感謝の気持ちを込めて渡しましょう 1.初七日法要とは まず、初七日法要(しょなのかほうよう)の基本について解説します。 初七日法要の意味と意義 初七日法要の宗教的な意味と、ご遺族にとっての意義を以下に整理します。 初七日法要の意味と重要視される理由 多くの仏教宗派では、亡くなった日から49日目までの期間を「中陰(ちゅういん)」と呼びます。この期間、故人様が極楽浄土へ行けるかどうかを決める審判が7日ごとに行われるとされ、その最初の大切な審判が行われるのが、亡くなってから7日目の「初七日」です。 初七日には、故人様が三途の川のほとりにたどり着き、審判の結果によって、激流・急流・緩流のいずれの川を渡るかが決まるといわれています。ご家族は、故人様が緩やかな流れの川を渡り、無事に向こう岸へたどり着けるようにとの願いを込めて、初七日法要を営みます。 ただし、浄土真宗では、「人は亡くなった瞬間に阿弥陀仏によって極楽浄土に行く」と考えられています。そのため、初七日法要は故人様を静かにしのびつつ、信仰の心を深める大切な機会とされます。 ご家族にとっての初七日法要の意義 仏教の法要のひとつである初七日法要は、ご家族が故人様との別れを受け止め、気持ちを整理するための節目でもあります。葬儀の余韻が残る中で営まれるこの法要は、僧侶の読経やご親族とともに手を合わせるひとときを通じて、ご家族が、次の一歩を踏み出す助けとなります。 葬儀と同日に初七日法要を行うことも多い 近年では、初七日法要を本来の7日目ではなく、葬儀と同日に行うケースが多くなっています。葬儀の後、あらためて初七日法要を別日に設けるのは、ご家族にも参列者にも大きな負担となってしまうことが理由です。 特に都市部では、火葬場の予約が取りにくい状況が見られます。そのため、葬儀が本来の初七日の日程と近くなることや、初七日を過ぎてから行われることも少なくありません。こうした事情から、葬儀当日に法要を合わせて行うことが一般的になりました。 初七日法要を葬儀と同日に行う方法には、主に次の2つがあります。 繰り込み法要(式中初七日法要) 葬儀の流れの中に初七日法要を組み込んで行う方法です。具体的には、葬儀と告別式のあとに初七日法要を行い、その後に出棺、火葬という順で進みます。葬儀の流れの中で行えるため、多くの方に選ばれています。 繰り上げ法要(戻り初七日法要) 葬儀と火葬を済ませた後、同じ日に初七日法要を行う方法です。告別式・出棺・火葬を終えた後に法要会場へ戻り、初七日法要を行います。移動の手間が増えることから、繰り込み法要に比べると選ばれることは少ない傾向にあります。 2.初七日法要でお渡しする「お布施」の意味・役割 初七日法要では、僧侶に読経をお願いする際に「お布施」をお渡しします。法要のお布施は、仏教の教えである「布施行(ふせぎょう)」に由来し、見返りを求めずに施しをするという考え方に基づく行為です。つまり、お布施は、読経や戒名への対価ではなく、僧侶に供養をお願いできたことへの感謝を、かたちにしてお渡しするものなのです。 また、お布施には、故人様の供養に携わるという行いそのものが、ご家族にとっての功徳(善い行い)となるという意味もあります。 単なる慣習や形式的なやりとりではなく、故人様をしのぶ気持ちや、僧侶への感謝を込めてお渡しする――それが、お布施の本来の意義であり、初七日法要における大切な役割といえます。 3.初七日法要のお布施の金額 では、初七日法要のお布施の金額は、いくらくらいなのでしょうか。宗派や行う日によって違うのかも解説します。 お布施の金額相場 初七日法要単体としてお渡しするお布施の金額は、一般的に3万円〜5万円程度が目安とされています。ただし、明確な決まりがあるわけではなく、地域や寺院の慣習、関係性などによって幅があるので注意しましょう。 お布施は本来、感謝の気持ちを表すものですから、ご自身の状況や気持ちに応じて、無理のない範囲で納得できる金額を包むことが大切です。 金額に迷う場合や判断が難しいときは、あらかじめ菩提寺や葬儀社に相談しておくと安心でしょう。寺院によっては明確な金額を示してくれることもあり、事前の確認が失礼のない準備につながります。 宗派ごとのお布施の相場 初七日法要のお布施の金額は、宗派によって違うのでしょうか。 次項から、主な宗派の特徴と初七日法要におけるお布施の相場をご紹介します。 浄土真宗 浄土真宗は、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えるだけで、すべての人が救われると説く宗派です。お経を読んだり修行をしたりして功徳を積むのではなく、阿弥陀さまの力を信じる「他力本願」の考えを大切にしています。 前述したように、浄土真宗では、故人様はすぐに極楽浄土へ往生するとされるため、初七日法要は故人様の冥福を祈る場ではなく、ご家族が仏の教えに触れる機会と位置づけられます。初七日法要のお布施の相場は、3万円〜5万円程度です。 曹洞宗 曹洞宗は、坐禅(ざぜん)を中心とする修行を重んじ、日々の生活の中で仏の心を実践することを大切にする宗派です。その教えを象徴するのが「只管打坐(しかんたざ)」で、「ただひたすら坐る」ことを意味し、坐るという行為そのものが仏道であると考えます。初七日法要のお布施の相場は、3万円〜5万円程度です。 浄土宗 浄土宗は、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」とお念仏を唱えることで、すべての人が阿弥陀仏の力によって救われ、極楽浄土へ導かれると考える宗派です。初七日法要のお布施の相場は、3万円〜5万円程度です。 日蓮宗 日蓮宗は、「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」というお題目を唱えることで、自分の中にある仏の心を目覚めさせ、現世での成仏を目指す教えを大切にしています。法華経の教えを信じ、努力を続けることが救いにつながるとされます。初七日法要のお布施の相場は、3万円〜5万円程度です。 天台宗 天台宗は、「すべての人に仏になる可能性がある」とする教えを大切にしています。すべての人が平等に仏の道を歩めるとされ、お経の中心には「法華経」があります。初七日法要のお布施の相場は、3万円〜5万円程度です。 初七日法要で僧侶にお渡しするお布施の金額は、宗派によって大きく変わることはないようです。ただし、地域や寺院との関係によっては、金額に違いが出る場合もあります。相場を参考に、地域性やご縁の深さをふまえて、金額を決めましょう。 […]

法事を欠席する際のマナーと伝え方は?文例・お香典・お詫び状も解説

法事を欠席する際のマナーと伝え方は?文例・お香典・お詫び状も解説

法事へのご案内をいただいたものの、どうしても出席できない場合は、どうすればよいのでしょうか。欠席を連絡するための手段や伝え方に加え、お香典を送るべきかなど、迷う場面は少なくありません。 本記事では、法事を欠席する際のマナーについて、連絡方法や伝え方、文例まで、詳しく解説します。ご遺族に失礼がないよう、誠意が伝わる欠席対応のポイントを押さえておきましょう。 【もくじ】 1.法事の欠席はマナー違反? 2.法事の欠席の連絡方法とタイミング 3.返信はがきで欠席を伝えるときのマナー 4.電話での欠席の伝え方と文例 5.法事を欠席する際のお香典のマナー 6.供物を送る際の注意点と品物 7.お香典や供物を送る際に添える手紙の書き方と文例 8.法事の欠席に関するQ&A 9.法事を欠席する際は、ご遺族への配慮を何よりも大切に 1.法事の欠席はマナー違反? 法事は本来、ご先祖様や故人様をしのぶための大切な儀式ですが、どうしても外せない予定や体調不良、遠方であるなど、やむを得ない事情がある場合は、欠席してもマナー違反とはされません。 なお、「法事」と似た言葉に「法要」があります。法要は僧侶による読経を中心とした儀式を指し、法事は法要に加えて会食なども含めた行事全体を意味します。詳しくは「法要と法事の違い」の記事をご参照ください。 2.法事の欠席の連絡方法とタイミング 法事を欠席する場合、どのように伝えればよいのか悩む方も多いものです。ここでは、適切な連絡方法とタイミングを解説します。 できるだけ早く連絡することがベスト 返信のベストタイミングは、案内状が届いてから1週間以内が目安です。出欠を問う返信はがきが同封されている場合、案内状に記載されている期限よりも早めに投函するのが理想です。欠席が濃厚であれば、無理に返事を引き延ばすのではなく、早めに決断し、誠意ある対応を心がけましょう。 施主側は、出席人数をもとに会食の準備や席順の調整を行っていることが多いため、ギリギリの返答や無断欠席は迷惑になる場合があります。不参加であっても、感謝とお詫びの気持ちを添えた早めの返信が重要です。 返信はがき・電話・メールの使い分け 欠席の連絡手段にはいくつかの方法がありますが、相手との関係性や状況によって最適な手段は異なります。それぞれの特徴と注意点を理解し、失礼のない手段を選ぶことが大切です。 基本は「はがき」か「電話」で 案内状に返信はがきが同封されている場合は、はがきで欠席を伝えましょう。はがきが添えられていない場合は、電話で直接、連絡しましょう。 メールやメッセージアプリでの連絡は慎重に 近年では、メールやメッセージアプリを用いるケースも見られますが、ご遺族が見落とす可能性や、礼を欠くと受け取られる場合があるため、基本的には控えるのが無難です。 ごく親しい間柄であったり、ご遺族からメールでの返信を求められたりした場合などは、件名や宛名も含め、ビジネスメールと同等の丁寧な形式で送るようにしましょう。また、メールは相手が確実に読んだかわかりにくいため、送信後、確認を兼ねて電話も入れるとよいでしょう。 急な欠席の場合の対応方法 当日の体調不良や突発的な事情で、急に欠席することもあるでしょう。その際は、できる限り早く電話で直接お詫びと事情を伝えるのがマナーです。たとえ直前であっても、「何も言わずに欠席する」ことは絶対に避けましょう。 3.返信はがきで欠席を伝えるときのマナー 法事の案内に返信はがきが添えられている場合は、それを使って欠席の意向を伝えます。ここでは、返信はがきの書き方やマナーについて解説します。 出欠欄の記入方法 筆記具は黒インクのボールペンでも差し支えありませんが、より丁寧な印象を与えるには万年筆や筆ペンを用いるのがおすすめです。 返信はがきには、出席を表すものとして「御出席」「御芳名」といった表現があります。まずは「御」を二重線で消し、「欠席」に丸印をつけます。二重線は定規などを使って、まっすぐ丁寧に引き、雑に見えないよう注意しましょう。 裏面に添える言葉の文例 出欠欄の近くに一言お詫びの言葉を添えると、誠意が伝わります。以下に文例をご紹介します。 【文例1】 このたびはご丁重なお招きをいただき、誠にありがとうございました。 あいにく当日は所用により参列が叶わず、申し訳ございません。 ご家族皆様のご平安を心よりお祈り申し上げます。 【文例2】 ご案内をいただきありがとうございます。 当日はやむを得ない事情により欠席させていただきます。 ご法要が滞りなく執り行われますことを、心よりお祈り申し上げます。 表面を書くときの注意点 返信はがきの表面に宛名が印刷されている場合は、施主様の名前の前につけられた「行」も、二重線で消して「様」と書き換えます。宛名欄が空欄になっていて自筆で記入する必要がある場合は、案内状の差出人である施主様のフルネームに「様」をつけて記載しましょう(例:山田太郎 様)。 4.電話での欠席の伝え方と文例 法事の案内状に返信はがきが添えられていない場合や、急な欠席が決まった際には電話での連絡が適切です。ここでは、電話連絡時のマナーと文例をご紹介します。 連絡する時間帯 電話で欠席を伝えるときは、相手に負担をかけないよう配慮が欠かせません。特に大切なのは、落ち着いた声のトーンで話すことと、相手の都合を考えた時間帯にかけることです。早朝や夜遅く、食事どきは避け、午前10時〜午後6時頃を目安にしましょう。 また、電話がつながった際は「突然のご連絡失礼いたします」などの一言を添えてから、話を切り出すと丁寧な印象になります。 伝え方 欠席理由は、必要以上に詳しく説明する必要はありません。「所用が重なっておりまして」「体調を崩しており」といった簡潔な言い回しで十分です。「伺いたい気持ちがあるが、やむを得ない事情で失礼する」という誠意を伝えることが大切です。 導入に「本来であればぜひお参りさせていただきたかったのですが…」などと添えると、気持ちが伝わりやすくなります。また、軽い口語表現は避け、「誠に申し訳ございません」「失礼させていただきます」といった重みのある言葉を選ぶと、ご遺族への敬意を示すことができます。 […]

一周忌を欠席する場合の香典マナー|送るべきか・包む金額・渡し方まで解説

一周忌を欠席する場合の香典マナー|送るべきか・包む金額・渡し方まで解説

一周忌は、故人様が旅立たれてから一年という大きな節目に行われる大切な法要ですが、やむを得ず欠席せざるをえない場合もあります。その際、「お香典を送るべきか」「包むべき金額はいくらか」など、お香典について悩む方も多いでしょう。 本記事では、一周忌を欠席する場合のお香典について詳しく解説します。送るべきかの判断基準から、金額相場、渡す方法や添える手紙の書き方までご紹介します。一周忌に出られずお香典をどうしようか迷っている方は、ぜひ参考になさってください。 【もくじ】 1.一周忌を欠席する場合に香典はどうする? 2.一周忌を欠席して香典を送る場合の金額相場 3.一周忌を欠席する場合の香典の渡し方とタイミング 4.一周忌を欠席する理由は伝えるべき? 5.一周忌を欠席して香典を送る際に添える手紙の書き方と文例 6.一周忌を欠席してもお香典で気持ちはしっかり伝えられます 1.一周忌を欠席する場合に香典はどうする? まずは、一周忌を欠席する際の基本的なお香典に関するマナーを確認していきましょう。 欠席する場合も香典は送るのが基本 一周忌で欠席する場合でも、お香典を準備するのが一般的なマナーです。参列できなくとも、お香典によって「供養の意思」や「一周忌を大切に思う気持ち」を形にすることができるからです。 ご親族や故人様と親しいご関係の方であれば、なおさらお香典で「軽視していない」ことを示すのが重要です。 香典を送らない選択が許される場合もある ただし、「必ずお香典を送らなければならない」というわけではありません。 たとえば、以下のようなケースでは、お香典を控えてもかまわないでしょう。 ・故人様やご遺族と元々疎遠で、過去にお香典のやり取りがない ・ご遺族からの案内に、お香典を辞退する旨が記載されている ・地域や宗教の慣習で、一周忌のお香典は渡さないことになっている それでも「お香典を送らないのは気になる」という場合は、手紙だけ送る、お香典の代わりにお線香やお花をお届けするなど、別の形で気持ちを伝えてもよいでしょう。 2.一周忌を欠席して香典を送る場合の金額相場 お香典を送ると決めたら、次に悩むのが「いくら包むか」でしょう。ここでは、一周忌を欠席した場合のお香典の相場をご紹介します。 香典の金額は出席時と同じでよい? 一周忌のお香典は基本的に、参列した場合と同額を包むことが望ましく、欠席を理由に減額すると失礼になる恐れがあります。金額に迷ったら、ご親族や法要を担当する葬儀社に相談することをおすすめします。 親族・友人・仕事関係など関係別の相場 では、一周忌に参列する場合のお香典の金額相場はいくらなのでしょうか。 以下に、一周忌におけるお香典の目安の額を故人様との関係別にご紹介します。 ・子・親:3万円~10万円 ・兄弟姉妹:1万円~5万円 ・祖父母・孫:1万円~5万円 ・伯父(叔父)・伯母(叔母)・おい・めい:1万円~3万円 ・いとこ:1万円~3万円 ・その他のご親戚:5000円~1万円 ・ご友人:3000円~1万円 ・近隣の知人:3000円~5000円 金額で後悔しないためのポイント 相場より極端に少ない金額は、失礼にあたる可能性があるため注意が必要です。ただし、負担を感じるほどの高額を包む必要はありません。無理のない範囲で、気持ちを込められる金額にすることが大切です。 また、故人様やご遺族との関係性も考慮しましょう。親しい間柄であればあるほど「思いを形にする」意味で、やや高めの金額を包む傾向があります。迷った場合は、ご家族や葬儀社に相談し、周囲の意見を参考にして決めると安心です。 3.一周忌を欠席する場合の香典の渡し方とタイミング 一周忌を欠席する場合のお香典の渡し方は、大きく分けて3つあります。それぞれの方法をタイミングもあわせて解説します。 なお、いずれの方法で渡す場合でも、まずは香典袋(不祝儀袋)を正しく準備することが大切です。香典袋の選び方や書き方については、「一周忌のお香典」の記事で解説しておりますので、あわせてご覧ください。 郵送する(現金書留) 遠方の場合や訪問が難しい場合は、現金書留での郵送が一般的です。普通郵便や簡易書留ではなく、必ず現金書留を使います。法要前日までに届くよう発送しましょう。具体的な郵送方法については、「一周忌を欠席して香典を送る際に添える手紙の書き方と文例」で解説します。 代理人に託す ご親族や知人に代理で渡してもらうのもひとつの方法です。代理人が法要当日に参列する場合は、その際に渡してもらってかまいません。代理人が法要前に訪問できる場合は、前もって渡してもらうことも可能です。どちらの場合でも、ご遺族に「代理の者がお渡しする予定です」と事前に伝えておきましょう。 手渡しする 法要には参列できないものの、事前に伺う時間がある場合は、直接お香典をお渡ししてもよいでしょう。もし事前の訪問が難しいようであれば、法要の前日までに届くように郵送しましょう。もしくは、ご遺族に事前に連絡のうえ、法要後にご自宅へ弔問し、お渡しすることも可能です。 4.一周忌を欠席する理由は伝えるべき? 一周忌の案内状が届いた時点で欠席しなければならないことがわかったら、すみやかに欠席の連絡をします。急な予定変更や体調不良などで直前に欠席となる場合も、わかった時点ですぐに連絡をして、謝罪の言葉を伝えましょう。 必ずしも詳しい理由まで伝える必要はありませんが、簡単な事情を一言添えることで誠意が伝わることもあります。どのように伝えるか迷ったときは、「相手に不要な心配をかけないか」を基準に判断するとよいでしょう。 5.一周忌を欠席して香典を送る際に添える手紙の書き方と文例 お香典を郵送する際は、手紙を添えるのがマナーです。ここでは、手紙を書く際の道具や書き方の基本、実際に使える文例をご紹介します。 手紙で使う封筒や筆記具の選び方 お香典に添える手紙を書く際は、以下のように使用する道具にも気を配りましょう。 […]

ご不明な点がある方は、お気軽にお問い合わせください

24時間365日対応

無料・携帯OK

花葬儀ではお近くの葬儀場をお選び頂けます

※東京、神奈川、埼玉、千葉でお考えの方もお気軽にお問い合わせください

お葬式のはてな?を解決もしもの時に役立つ情報がたくさん!

24時間365日
いつでもご相談ください

電話をかける通話無料)

お葬式のはてな?を解決もしもの時に役立つ情報がたくさん!

私たち葬祭ディレクターが賜ります

リボン

初めてお葬式をされる方

花葬儀ではお近くの葬儀場をお選び頂けます。

※東京、神奈川、埼玉、千葉以外でお考えの方もお気軽にお問合せください。

メディア掲載情報

花葬儀のお葬式は、日経新聞、朝日新聞など、信頼ある多数のメディアに掲載されています。

掲載記事

公式Instagram

公式Instagramサムネイル
公式Instagramサムネイル
カードの種類アイコン
事前見積り請求でお葬式の不安を解消
0120-878-339
※東京、神奈川、埼玉、千葉以外でお考えの方もお気軽にお問合せください。
24時間365日対応
無料・携帯OK