棺に入れるものは何が可能?火葬場のルールと現場の工夫を紹介|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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棺に入れるものは何が可能?火葬場のルールと現場の工夫を紹介

棺に入れるものは何が可能?火葬場のルールと現場の工夫を紹介

故人様への最後の贈り物として棺に入れるものを考える時間は、ご遺族にとって大切なひとときです。火葬場の規定により、棺に納めることができるものには制限がありますが、長年の経験を持つ葬儀社には、制限の中で想いを届けるための引き出しがたくさんあります。

この記事では、葬儀現場での実例をもとに、ルールを遵守しながら、最大限、故人様やご家族に寄り添うためのアイデアをまとめました。「決まりだから入れられない」と諦めず、「どうすれば理想のお見送りができるのか」を一緒に考えていきましょう。

1.「棺に入れていいもの」にはルールがある

葬儀の際、故人様と一緒に棺に納める品物のことを副葬品(ふくそうひん)と呼びます。葬儀の打ち合わせでは「燃えるものなら入れられますよね?」と聞かれることがありますが、実際には、燃えるかどうかだけでは判断できないことも少なくありません。

不燃物や熱で溶けてしまう素材、燃えにくい素材が火葬炉に混入すると、以下のようなトラブルが発生する恐れがあります。

・溶けたガラスやプラスチックがご遺骨に付着し、着色や汚れ・変色の原因になる
・危険物が破裂して故人様や火葬炉内部を傷つけ、火葬炉の故障につながる
・大量の灰でご遺骨が埋もれてしまったり、異臭や煙が発生したりする

副葬品のルールを守ることは、火葬場の安全な運営を支えるだけでなく、予期せぬトラブルで最後のお別れを中断させないため、そしてご遺骨を綺麗な状態で残すためにも重要です。

2.火葬場で禁止・制限されるものリスト

火葬場における副葬品の制限は、各自治体や斎場ごとに多少の差はありますが、基本的な指針は全国的に共通しています。ご遺族の立場からすれば「これくらいなら大丈夫だろう」と感じる小さな品物でも、摂氏800度から1000度に達する炉内では、予想外の反応となるのです。

こちらでは、具体的にどのような品物が、どのような理由で禁止・制限されているのかを詳しく解説します。

爆発の危険があるもの

火葬の際特に注意したいのが、高熱による急激な膨張が生む破裂・爆発です。次に挙げる品物は、故人様のお身体を傷つけるだけでなく、火葬炉の設備を破壊する恐れがあるため、棺に納めることはできません。

●ペースメーカー等の体内医療器具
ペースメーカーや除細動器(ICD)などの体内植え込み型デバイスはリチウム電池を内蔵しており、高熱にさらされると破裂します。その威力は火葬炉の壁に穴をあけたり、点検窓の強化ガラスを割ったりするほど強力です。過去には、小窓から中を確認していた職員が失明の危機にさらされた事故もありました。

注意したいのは、病院側で必ずしも除去されるわけではない点です。装着の事実が分かったら、葬儀社や火葬場へ伝えましょう。申告を受けた火葬場側では、防護服の着用や小窓を覗き込まないなど、安全に配慮して火葬を行います。

●スプレー缶・ライター
整髪料や消臭剤などのスプレー缶、使い捨てライターは、ガスが残っていると炉内で爆発する恐れがあります。ご遺骨が粉々になり、綺麗に収骨することが困難になる恐れがあります。

●密閉された瓶・缶類
未開封の缶飲料や瓶類も、内部の気圧が急上昇して破裂するため注意が必要です。

お骨や設備を傷つける恐れのあるもの

爆発はしなくても、高熱で溶けたり燃え残ったりすることで、ご遺骨や設備にダメージを与える品物は、禁止されています。

●メガネ・ガラス製品
ガラスレンズやフレームは高熱で溶け出し、冷え固まると周囲に張り付いてしまいます。無理に剥がそうとすればお骨が欠けてしまうため、特にお顔周りのお骨が汚れたり、変色したりする原因となります。

●金属類・貴金属(腕時計、指輪、小銭など)
燃え残った金属片は、収骨の際にご遺骨を傷つけてしまうおそれがあります。結婚指輪や腕時計などの貴金属類も、火葬炉内の高温で変形したり、一部が溶け出して遺骨や炉を傷める可能性があるため、禁止されています。

●カーボン製品(釣り竿・ゴルフクラブ等)
ゴルフクラブや釣り竿などのカーボン製品は、燃えづらい素材や金属部品を含むことが多く、火葬炉の設備故障や不具合を招くおそれがあります。また、サイズが大きく棺に収まりにくいことも多くあります。

3.条件付きで棺に入れられるもの(食べ物・飲み物・本など)

本来は火葬に適さない品物であっても、量や形、納め方を工夫することで、火葬場のルールをクリアできるケースは数多くあります。ただし量・大きさ・素材によって判断が分かれるため、自己判断は禁物です。ここでは、現場でご相談が多い副葬品について、実際の対応例と工夫をお伝えします。

食べ物

「あの世でもお腹が空かないように」と、故人様の好物を入れたいというご希望は非常に多くいただきます。基本的には、「少量で」「燃えやすい状態」であれば許可されるケースがほとんどですが、次のような品は避けてください。

●骨付きの肉や魚
骨付きの肉や魚(フライドチキンや鯛の尾頭付きなど)は、燃え残った骨がご遺骨と混ざり、収骨(お骨上げ)の妨げになります。場合によっては死体遺棄などの事件性を疑われ、警察への通報されるリスクもあります。

●スイカやメロンなどの「大きな果物」
水分を大量に含んでいるため、火葬炉内の温度を一気に下げてしまい、火葬時間が延びてしまう原因になります。また、水分が煤(すす)となってご遺骨を汚したり、収骨の際に灰をかき分けなければならなくなります。

※花葬儀のメモリアルコンサルタントより
食べ物を入れる際は、「一口サイズ」と「小分け」にしましょう。
大きな果物はサイコロ状にカットし、燃えやすい紙皿や懐紙(かいし)に乗せてお供えします。お饅頭やチョコなどのお菓子も、ビニール包装やプラスチックトレーから出し、中身だけを入れるようにしましょう。

飲み物

生前お酒が好きだった方や、闘病中であまり水を飲めなかった方に、飲み物を持たせてあげたいという想いもよく伺います。しかし、前述の通り、缶・瓶・ペットボトルは破裂の危険があるため、そのまま入れることはできません。

※花葬儀のメモリアルコンサルタントより
飲み物は必ず、紙パックのものを選ぶか、紙コップに移し替えて入れましょう。少量であれば燃焼に影響はありません。

また、私たち花葬儀では、飲み物は副葬品として入れるだけでなく、「末期の水(まつごのみず)」の儀式として行うことをご提案しています。盃にお酒などお好みの飲み物を注ぎ、ご遺族の手で故人様の口元を湿らせてあげるのです。「天国でも好きなものを飲んでね」と声をかけながら行うこの儀式は、ご家族の心に残る温かいお別れの時間となります。

本・アルバム

読書家だった方や、想い出の写真がたくさん詰まったアルバムを「一緒に持たせてあげたい」という希望も非常に多いものです。しかし、厚みのある紙の束は、火葬においては非常に燃えにくい性質を持っています。

厚みのある本を入れると、火葬後も燃え残ってしまうことがあります。さらに問題なのは「灰」です。紙が燃えると大量の白い灰が発生し、それが雪のように降り積もって、ご遺族が埋もれてしまうのです。

※花葬儀のメモリアルコンサルタントより
本やアルバムは、実物を入れるのではなく、「抜粋」することをお勧めしています。
特に思い出深いページや、気に入っていた箇所だけを切り取るか、表紙をカラーコピーして棺に入れると、燃焼の妨げにならず、灰も最小限に抑えられます。

実物の本やアルバムは、祭壇周りの「メモリアルコーナー」に飾り、参列された皆様に手に取って見ていただくのが、故人様にとっても嬉しい供養になるはずです。

洋服・着物

「お気に入りの服と一緒に旅立たせてあげたい」というご希望も、非常に多くいただきます。

インターネット等では化学合成繊維は禁止と書かれていることがありますが、一般的なスーツやワンピースであれば、問題なく火葬できることがほとんどです。

ただし、厚手のレザージャケットやダウンコート、毛皮などは燃え残りの原因となります。また、厚底のスポーツシューズや金属パーツの多いベルトなどは、有害物質を発生させたり、設備を傷めたりするため、入れることはできません。

※花葬儀のメモリアルコンサルタントより
素材の条件さえクリアすれば、衣装については、以下のように棺に納める方法があります。

・畳んで入れる
・上から掛ける
・プロの技術で着せる

一昔前は、故人様は死装束(白装束)を着用するのが基本でしたが、年々洋服を着る方が増えており、弊社では約半数の方が愛用の洋服をお召しになっていらっしゃいます。

亡くなった方のお身体には死後硬直があるため、ご家族だけで無理にお袖を通そうとすると、お身体を傷つけてしまうリスクがあります。そのため、専門の「納棺師」が技術を駆使して、まるでお休みになっているかのように美しくお着せ替えを行います

4.棺に入れるものは葬儀社への事前相談が大事

ここまで「入れられるもの」「条件付きのもの」をご紹介してきましたが、「この品物は許容範囲だろうか?」と、判断に迷うこともあるでしょう。せっかく用意したものの、当日になって「出してください」と言われるのは、ご遺族にとっても辛いものです。

そのような事態を防ぎ、安心してお別れに専念していただくために、次の点に注意して事前の確認を行いましょう。

量や大きさによって、可否の判断が分かれることもある

火葬場で禁止・制限されるものリストでご紹介したような、爆発物やガラス製品などの禁止といった基本的なルールは、どこの火葬場でもほぼ共通しています。しかし、「グレーゾーン」の判断基準は、火葬場や担当者によって微妙に異なるのが実情です。

たとえば、思い出の品を「1点だけなら構わないが、大量に入れると燃焼を妨げるため認められない」と言われることもあれば、ある火葬場では禁止されている製品が、別の火葬場では少量なら許容されることもあります。

インターネットで「〇〇は入れても大丈夫だった」という体験談を見て、同じように準備した結果、当日指摘されてしまうケースもあるのです。

「これだけは入れたい」という願いに解決策を提示できる

私たち葬儀社のスタッフは、地域の火葬場の担当者と日頃から連携を取り、最新の規制や現場の運用ルールを把握しています。

もし「ルール上は難しそうだけど、どうしてもこれだけは入れたい」という強いご希望があれば、まずは担当のメモリアルコンサルタントにご相談ください。「この量なら燃焼に影響しないか」「この素材なら許可してもらえるか」などを、事前に火葬場へ確認することができます。

「無理だと思って相談したら、工夫次第で入れられることがわかった」という事例もございます。当日、「怒られないかな」とハラハラしながらお別れをするのではなく、安心して心からの時間を過ごせるよう、事前にぜひご相談ください。

5.棺に入れられなくても、アイディア・演出で記憶に残る葬儀に

ルール上、棺に入れられないからといって、想いまで諦める必要はありません。実物を入れることだけが、想いを届ける唯一の方法ではないからです。

こちらでは、花葬儀のメモリアルコンサルタントが、実物を棺に入れることが難しい品物を、どのようにしてご遺族の思いをお別れの場を彩る演出へとつなげているのか、ご紹介します。

【メガネ・アクセサリー】写真で代用し、実物は骨壷へ

「ずっとメガネをかけていたから、外した顔は見慣れない」「結婚指輪はずっと身につけていたものだから」と、金属やガラス製品を入れたいと願うご家族は非常に多くいらっしゃいます。

そこで花葬儀では、ご家族の想いを叶えるために、以下のような方法をご提案しています。

・実物の代わりに、「メガネをかけた故人様の笑顔の写真」をご用意し、お顔のすぐ横や胸元に入れる
納棺から出棺の直前まで身につけていただき、棺の蓋を閉じる瞬間にご家族の手で外していただく
・外したメガネや指輪を、お骨上げの際に骨壷の中に一緒に納める

多くのお客様の声に耳を傾けてきたプロならではのアイディアといえるでしょう。

【手紙・写真】棺に入れるだけでなく、想いを伝える時間にする

思い出の詰まったアルバムや、大量の手紙をすべて棺に入れることは、火葬の妨げ(不完全燃焼など)になるため制限される場合があります。しかし、「量」を納めること以上に、その「中身」と向き合う時間が大切だと私たちは考えます。

花葬儀では、単に「入れる・入れない」の判断だけで終わらせず、以下のような「お別れのプロセス」をご提案しています。

・分厚いアルバムの中から、皆様で「最高の一枚」を選び出し、その裏にメッセージを書いて納める
・手紙をそっと手向けるだけでなく、出棺前や花入れの儀式の際に、ご家族が故人様へ向けて「最後の手紙」を読み上げる時間を設ける
・入り切らない写真は式場内にパネルやスライドとして展示し、会葬者全員で思い出を共有する

ただモノを納めて終わりにするのではなく、「選ぶ、書く、伝える」というプロセス自体を儀式にすること。こうした工夫が、残された方々の心の整理にもつながると、私たちは考えています。

【趣味の品】生花やお菓子で再現し、代わりに棺へ納める

【趣味の品】生花やお菓子で再現し、代わりに棺へ納める

ゴルフクラブや釣り竿など、燃えない素材の趣味の品は、「燃える素材」で再現した代替品を入れることもできます。オーダーメイド祭壇を専門とする花葬儀では、お花のプロである空間デザイナーが、以下のような方法でご遺族の想いを形にしています。

●生花でオブジェを作る
花葬儀の空間デザイナーが、ピンポンマム(丸い菊)やカーネーションなどの生花を使って、「ゴルフボール」や「帽子」などを立体的に再現します。これなら見た目は愛用品そのものでありながら、100%燃える素材であるため、安心してお入れいただけます。

●ご自宅のお花をメモリアルブーケに仕立てる
ガーデニングがご趣味だった方の場合、金属製のハサミやスコップなどは棺に入れられません。その代わりとして、ご自宅で育てていた草花を、ブーケに仕立て直すことが可能です。故人様が毎日愛情を注いだ「そのお花」をお供えすることは、どんな高価な花束よりも心温まる手向けとなります。

●本物そっくりのお菓子で代用する
ゴルフボールの形をした最中など、ユニークなお菓子を探して入れることもあります。

●木製のミニチュアを用意する
副葬品として棺に入れることのできる「木製ゴルフクラブ」や「木製釣り竿」の手配も可能です。故人様と一緒に火葬することができ、炉を傷つける心配もありません。

「燃えないから無理だ」と諦める前に、ぜひ「どのような想いを届けたいか」を相談してください。プロのアイデアと技術で、感動的なお見送りをお手伝いします。

6.【実例】想いを形にする副葬品のアイデア

ここでは、私たち花葬儀が実際に担当させていただいたご葬儀の中から、ルールを守りつつ「その人らしさ」を最大限に表現した副葬品の事例をご紹介します。
「こんなことまでできるんだ」というヒントになれば幸いです。

旅先の思い出にちなみ、ハンモックを入れた事例

ご夫婦で訪れた沖縄・小浜島。そこで初めて二人でハンモックに揺られた時間が、ご主人様にとって忘れられない幸せな思い出でした。ご主人様がポツリと漏らした「できれば、妻をまたあのハンモックに乗せてあげたい」という言葉に、私たちはヒントを得ました。

まず、小浜島のジオラマを手作りしてイメージを共有。そして当日は、燃焼に影響する金具部分を外した新品のハンモックを用意し、棺に納めました。品物を入れること以上に、その背景にあるエピソードを共有できたことが、深い納得感につながった事例です。

<お客様インタビュー>
花いっぱいにあしらった「私たちらしい葬儀」で妻を送り出すことができました。
https://www.hana-sougi.com/interview/33/

畑仕事が大好きだった故人様へ「野菜の種」を託した事例

畑作りを愛しておられたお父様。金属製のクワやハサミは入れられないため、代わりに「野菜の種」を納めることをメモリアルコンサルタントからご提案しました。

ご家族が用意された3種類の野菜の種(ほうれん草・きゅうり・枝豆)に加え、担当のメモリアルコンサルタントが「より賑やかになるように」とサプライズで2種類の種(トマト・トウモロコシ)を追加。偶然にも、家族葬に参列された5名様が、一人一種類ずつ違う野菜の種を手にすることになり、一袋ずつ「向こうでも育ててね」という想いを込めて手向けることができました。

<お客様インタビュー>
お父様への労いと感謝と、尊敬の想いをこめた家族葬
https://www.hana-sougi.com/interview/41/

集めていた推し活グッズや読みかけの本を入れた事例

「最期に残された時間は、好きなことに熱中したい――そう決めて、アイドルやアニメの「推し活」に熱中された故人様の事例です。

故人様は、嵐やSUPER EIGHT(関ジャニ∞)のコンサートに通い、アニメ「鬼滅の刃」のコラボカフェへ出向くなど、最期まで情熱的に活動されていました。ご自宅には、ご家族も協力して集めたグッズが段ボール7〜8箱分も保管されていました。

全てのグッズを棺に納めることは物理的・安全的に難しいため、葬儀社スタッフとご遺族で「棺に入れて大丈夫なもの」を中心に厳選。読みかけの本やお気に入りの漫画、よく着ていたお洋服と共に、色とりどりの花々とグッズでお送りしました。

<お客様インタビュー>
通夜・告別式をおこなわない直葬でご家族だけのお見送り
https://www.hana-sougi.com/interview/50/

7.後悔しない「棺に入れるもの」の考え方

ここまで具体的なルールや事例をご紹介してきましたが、最後にお伝えしたいのは「形式やマナーとしての正解」にとらわれすぎないでほしいということです。

私たちが多くの葬儀をお手伝いする中で感じていること。それは、後悔が残るかどうかは、入れたものの数や内容ではなく、「自分たちらしく納得して選べたかどうか」で決まるということです。

こちらでは、迷ったときに立ち返っていただきたい考え方をお伝えします。

迷った時は「燃えるかどうか」より「喜んでくれるか」を大切に

棺に入れるものを考える際、多くの方がまず「何が燃えるのか」「何がNGなのか」と消去法で考えます。その結果、無難なものしか思いつかないことも少なくありません。

私たちが最初にお勧めしているのは、まず「故人様といえばこれ」というエピソードを思い出していただくことです。

●孫を可愛がっていた方であれば
高価な品より、想いのこもった「お孫様が書いた似顔絵」を入れる。

●カメラが好きだった方であれば
カメラ本体は無理でも、最高の一枚を大きく引き伸ばした「紙のポスター」を。

「これを入れたい」という想いさえ決まれば、それがルール上難しい品物であった場合、葬儀社スタッフが代わりの形をご提案できます。まずは制限を忘れて、届けたい想いをリストアップすることから始めてください。

棺に入りきらない愛用品は「飾る」選択肢もある

どうしても棺に入れられないものや、大きすぎて入りきらない愛用品であっても、素晴らしいお別れの演出にできることもあります。愛用のラケットや、大きなぬいぐるみなどは、祭壇そのもの、もしくは会場内に設えたメモリアルコーナーに飾ることが可能です。

参列された方々がその品々を囲み、「これ、あの方らしいね」「こんな趣味があったんだね」と故人様の思い出話に花を咲かせる。その温かな時間こそが、何よりのご供養になるのです。

たとえば以下は、卓球でご活躍された故人様の葬儀の様子です。

棺に入りきらない愛用品は「飾る」選択肢もある_01

棺に入りきらない愛用品は「飾る」選択肢もある_02

棺に納められないトロフィーや賞状、愛用のラケット、さらにはユニフォームを式場内に一堂に展示しました。

「棺に入れられなかった」という思いよりも、「ちゃんと見てもらえた」「話題にしてもらえた」という実感が残ることで、ご家族の心の整理にもつながります。棺に納めることにこだわりすぎず、どう残すか、どう伝えるかという視点を持つことが、満足度の高いお別れにつながるでしょう。

<お客様インタビュー>
卓球一筋の人生を、振り返られる空間で見送った一日葬
https://www.hana-sougi.com/interview/55/

※棺の中身(副葬品)も含め、過去にどのようなお品物を工夫して納めたり、お飾りしたか、経験豊富なスタッフが具体的にお答えします。詳しく知りたい方は、お葬式相談窓口の花葬儀までお問い合わせください。

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https://www.hana-sougi.com/estimate_form/

8.棺に入れるものを考える時間も、大切なお別れの一部

葬儀の準備は驚くほど慌ただしく過ぎていきます。その中で「棺に何を入れるか」を悩み、家族で話し合う時間は、実は故人様との思い出を一つひとつ丁寧に振り返り、心の整理をつけていくための非常に貴重なプロセスです。単なる「遺品の整理」ではなく、故人様の人生を肯定し、愛を再確認する時間。私たちはその時間を何よりも大切にしてほしいと願っています。

もしご要望があれば、どんなに些細なことでも、花葬儀にご相談ください。故人様にとっても、ご遺族にとっても、心残りのない温かいお別れにするために、ぜひ事前相談をご活用ください。

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