葬儀で女性スタッフにお願いしてよかった理由|遺族が感じた安心ポイント
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- 【 葬儀・葬式の基礎知識 】

「女性のスタッフに担当いただいて、ほっとしました」。葬儀を無事に終えたあと、ご遺族からそんなお声をいただくことがあります。
なぜ、女性が担当することが安心につながるのでしょうか。お話を伺うと、打ち合わせから式の当日まで、さまざまな場面でその理由が浮かび上がってきます。
今回は、花葬儀の女性スタッフが担当した葬儀の実例を交えながら、ご遺族が安心できた理由をお伝えします。記事の後半では「女性スタッフにお願いしたい」と思ったときの伝え方についてもまとめていますので、少しでも安心につながれば幸いです。
1.女性スタッフにお願いするか迷っている方へ

花葬儀がお手伝いさせていただいたお客様へのアンケートには、「女性が対応してくれて安心した」という声が時折寄せられます。背景を伺うと、「悲しみの中で、男性には言い出しにくいことがある」「女性である故人のケアは同性にお願いしたい」といった、ご遺族ならではのデリケートな葛藤が見えてきました。
男性スタッフに抵抗を感じる場面
大切な方を亡くされた直後、ご遺族は深い悲しみを抱えながら、慣れない葬儀の準備に向き合われます。たとえば打ち合わせの場所がご自宅の場合、一人暮らしの方にとって初対面の男性を招き入れるのは、少し気が張るかもしれません。
また故人様が女性であれば、お着替えやラストメイクなど、お身体に触れる場面も気にかかるものです。「故人が女性の場合、できれば女性スタッフに担当してほしい」と思うのは、自然なお気持ちでしょう。
女性に任せたいと感じる理由
「女性のスタッフなら、細かいところにも気づいてもらえるかもしれない」そう考える方もいらっしゃるようです。
お花の色合いや飾り方、故人様が好きだった音楽、棺に入れてあげたいもの。こうした一つひとつに込められた想いを、同じ目線で受け取ってもらえそうだという期待は、決して的外れなものではありません。
とくに故人様が女性の場合、生前大事にされていた身だしなみや持ち物のことを、「わかってもらえそう」と感じられると、ご遺族は肩の力を抜いて打ち合わせに臨むことができます。
女性スタッフに任せても大丈夫?という不安
葬儀では棺の移動や祭壇の設営など、力仕事が必要となるため、「女性スタッフだと段取りに支障が出ないだろうか」と心配になるのは無理もないことです。また、「急なトラブルが起きたときや、参列者が多いときに、しっかり切り盛りできるのだろうか」と気を揉んでしまう方もいらっしゃいます。
結論からお伝えしますと、力が必要な場面では、女性スタッフが中心となる場合でも男性スタッフがしっかりとサポートに入りますので、ご安心ください。
女性スタッフを希望してもいいの?
そもそも、女性の葬儀スタッフがいること自体、あまりご存じない方もいらっしゃいます。「男性が担当するのが一般的だろう」と思い込んでいたり、「女性スタッフを希望したいけれど、迷惑かもしれない」と遠慮して言い出せない方もいらっしゃいます。
そうしたお気持ちから遠慮される方もいらっしゃいますが、女性スタッフを希望されることは、まったく問題ありません。
2.最初の相談で感じた「話しやすさ」と安心感|花葬儀のお客様の体験より
実際に花葬儀の女性スタッフが担当させていただいたご遺族からは、「細やかな気配りにほっとした」「とても話しやすかった」というお声を数多くいただいております。対面の打ち合わせという少し緊張する場面で、ご家族はどのような安心を感じられたのでしょうか。実際のエピソードをご紹介します。
自宅での打ち合わせ、女性スタッフだったから安心できた
「家には私だけなので、できれば女性の方に来てほしいのですが…」最初のお電話で、このようにお伝えくださったお客様がいらっしゃいました。
A様は、お母様と2人暮らしをしていた娘様でした。お母様が亡くなり、外に出る気力もなく、自宅での打ち合わせを希望されましたが、一人暮らしになったばかりの自宅に初対面の男性スタッフを招き入れることには、若干の抵抗があったといいます。
ご希望を受け、花葬儀の女性スタッフが、女性の空間デザイナーと共にご自宅に伺うこととなりました。
「知らない男性を家に上げるのは、今の自分にはしんどいかもしれないと思いました。悲しみの中で気力も体力も削られていて、不安が大きくなっていたようです。女性の方が来てくださると聞いて、ほっとしました」
打ち合わせの内容以前に、まず「安心して相談を始められた」ことが、A様にとって大きな支えになったようです。
言葉にしなくても、母が大事にしていたことをわかってくれた
女性スタッフと聞いて安心したA様でしたが、打ち合わせでは、まだ口にできずにいた想いがありました。お母様は身だしなみに気を遣う方であったため、「メイクを何より先にお願いしたい」という気持ちがA様にはありました。けれど、さまざまなことを決めなければならない中でどう切り出せばよいのかわからず、うまく言葉にできずにいたといいます。
そんなとき、女性スタッフが、こんな問いかけをしました。
「お母様が生前、とくに大事にされていたことはありますか?」
その一言に背中を押され、A様は、お気に入りの口紅の色や眉の形――そうした細やかな話題について少しずつ話し始めたそうです。
「女性のスタッフさんだったので、母が気を遣っていたお化粧についても、わかってくれるかなと思いました」
大事にしていたものを理解してもらえたことで、A様の中で「ここならお願いできる」という安心につながったそうです。
「こんなことを頼んでいいのかな」と思いながらも、相談できた
希望を口にできたことだけではなく、些細なことまで受け止めてもらえた、という安心も大きかったそうです。
A様には、お化粧の他にも、「お気に入りの和服を着せてあげて見送りたい」という気持ちがありました。しかし同時に、「着物の合わせ方のようなことを話して、わかってもらえるだろうか」「こんな細かな希望を言ったら困らせてしまうのではないか」とためらいもあったそうです。
それでも、お化粧の希望を伝えたことで、「着物の希望についても、わかってもらえるかもしれない」と考え、思い切って希望を伝えたといいます。
「小さなこだわりを打ち明けられたことで、その後の相談もしやすくなりました。初めは緊張していたのですが、少しずつ気持ちが楽になりました」と、A様は振り返っています。
3.葬儀当日も安心できた理由|女性スタッフの対応

打ち合わせを終え、いよいよお通夜や葬儀の当日を迎えると、ご遺族の緊張はまた違った形で高まります。不安のなかで、女性スタッフがそばにいたことが、どのような支えになったのでしょうか。
さきほど和服での着付けを希望されたA様は、当日も女性スタッフが担当しました。帯や帯締めなども細部まで丁寧に整えられたお姿に、「まるでお出かけ前の母みたいでした。帯まわりまで丁寧に着付けてもらえて、本当に嬉しかったです」とおっしゃっていました。
遺族のことも、自然に気にかけてもらえた
葬儀当日は、悲しみのなかで参列者への挨拶や葬儀の進行・段取りに気を配ることが多いものです。A様ご自身も自分のことにまで気が回らかったといいます。そんな中、女性スタッフが「お着物の襟元を少し整えましょうか」とさりげなく声をかけてくれたことで、「自分のことまで気にかけてもらえている」と感じ、ほっとしたそうです。
参列者への細かな気配りが、式の空気を温かくした
葬儀当日、A様が安心できたのは、お母様のことだけではありませんでした。
「高齢の参列者が多くて、長い時間になると参列者が疲れてしまうんじゃないかと心配していたんです。
そしたら打ち合わせのときに、女性スタッフの方が『途中で休めるスペースをつくりましょうか』と提案してくれました。言い出す前に気づいてくれたのが嬉しかったですし、当日は叔母たちもゆったり過ごしてくれて、『いいお式だったね』と言ってもらえました」
4.「女性だけで大丈夫?」という不安は安心へ
「担当が女性スタッフと聞いたときは、正直なところ『本当に大丈夫なのかな』という気持ちが少しありました。」
そう話してくださったのは、ご主人様を見送られたB様です。
葬儀が始まると、その不安はすぐに安心へと変わりました。式の進行は滞ることなく進み、受付やご案内、参列者への対応もスムーズ。開式直前に参列者が予定より増えた際も、担当の女性スタッフは落ち着いて席や返礼品の手配を行い、周囲のスタッフと連携しながら対応していたとのことでした。
また、棺の移動など力が必要な場面では、男性スタッフを含めたチーム全体で役割を分担し、問題もなかったそうです。
「終わってみると、女性スタッフだからと心配する必要はまったくありませんでした。むしろ、細かな気配りと冷静な対応に何度も助けられました。本当に安心してお任せできたと思います」
B様は、そのように振り返っていました。
花葬儀では社員の約7割が女性で、日頃から女性スタッフを中心に式を運営しています。力仕事などはスタッフ同士で役割を分担しながら進めるため、女性スタッフが担当する場合でも安心してお任せいただけます。
5.女性スタッフと一緒につくり上げた、世界にひとつだけのお別れ
女性スタッフだから安心して気持ちを話せたことに加え、女性ならではの視点や気づきが、ご家族らしいお別れにつながったケースもあります。
ご遺族との何気ない会話や、故人様との思い出に耳を傾ける中で生まれた提案が、ご家族らしいお別れにつながった2つの葬儀をご紹介します。
叶わなかった「女子会旅行」を家族葬で実現
お母様は生前、娘様やお孫様と伊豆へ「女子会旅行」に行くことを夢見ていらっしゃいましたが、願いは叶わないまま旅立ちの日を迎えられました。
打ち合わせでこのお話を伺った女性の空間デザイナーは、「女子会」という言葉に心を動かされました。「最後にもう一度、ご家族で女子会のような時間を過ごせたら」という発想から、「皆さんで旅行に行ったようなお式にしませんか」と提案したのです。
生前ご予約されていた旅館から温泉の素を取り寄せ、当日はキャンドルを用いて「女子会スタート」を演出することに。
葬儀の日、キャンドルに火を灯すとご遺族に驚きと笑顔があふれ、お孫様がピースサインで写真を撮り始めるなど、会場はご家族の温かな笑い声に包まれたそうです。
納棺の際にはお取り寄せした温泉のお湯で湯かんを行い、棺はたくさんの花で飾られました。
「不謹慎かもしれないけれど、これが私たちのお別れのカタチ」
娘様のその言葉が、ご家族らしい温かなお見送りであったことを物語っています。
<お客様インタビュー>お孫様たちが、笑顔で故人様をお見送りしました。
https://www.hana-sougi.com/interview/83/

奥様の残したノートを一行ずつ、すべて形にしたガーデン葬
奥様は生前、ご自身の葬儀を「ガーデン葬で送ってほしい」と望み、花の色や料理、返礼品に至るまで、ご自身の想いを一冊のノートに綴っていらっしゃいました。担当の女性スタッフは、そこに残された言葉を一行ずつ丁寧に目を通し、「もし自分だったら、どんな形で想いを残したいだろう」「どんなお別れをしてもらえたら嬉しいだろう」と想像を重ね、ご家族と一緒に準備を進めました。
たとえばお食事については、ご家族が行きつけにしているイタリアンレストランのシェフにスタッフが直接相談し、オリジナルのビュッフェメニューを組み立てました。
また、お式の当日は、参列された方が心地よく過ごせるよう、テントや飲み物の配置など細部までこだわって会場を作り上げました。
「妻の想いを120%叶えることができた」式を終えたご主人様は、そのように振り返っていらっしゃいます。
ノートに書き残された願いがすべて現実の形になったのは、ご家族の強いお気持ちと、それを全力で支えようとするスタッフの想いが重なった結果ではないでしょうか。
<お客様インタビュー>奥様のこだわりを全て盛り込んだ完全オーダーメイドのガーデン葬
https://www.hana-sougi.com/interview/31/

6.女性スタッフを希望する方法とポイント
この記事でご紹介したお客様の中には、はじめは「こんなお願いをしてもいいのかな」と遠慮されていた方もいらっしゃいました。けれども、女性スタッフを希望されることは、決して特別なことではありません。
最初のお電話やフォームで「女性の方にお願いできますか」とひと言添えていただくだけで構いません。理由を詳しく説明する必要もありません。 打ち合わせだけでなく、ラストメイクや着付け、当日の進行についても可能な範囲でご希望に沿えるよう調整いたします。
7.安心して任せられる葬儀スタッフに出会うために

この記事でご紹介したご遺族に共通していたのは、女性スタッフに安心して気持ちを話せたこと、そして、その想いを受け止めながら一緒にお別れの時間をつくり上げていけたことでした。
花葬儀は社員の約7割が女性で、ご相談から打ち合わせ、当日の進行、故人様のお世話まで、多くの場面で女性スタッフが携わっています。そのため、「女性スタッフに担当してほしい」というご希望も、決して特別なことではありません。
そのうえで何より大切なのは、「この人になら安心して任せられる」と思えるスタッフと出会っていただくことです。
まだ何も決まっていなくても構いません。「どんな人が話を聞いてくれるのだろう」と不安を感じたときは、花葬儀のスタッフたちがどのような想いでご家族と向き合っているのか、少しだけのぞいてみませんか。その時間が、胸のつかえを一つでも手放すきっかけになればと願っております。
<花葬儀社員紹介ページ>
https://www.hana-sougi.com/company/category/staff/











