桐ヶ谷斎場と臨海斎場、どっちを選ぶ?葬儀実例に見る選んだ決め手と利用当日の感想|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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桐ヶ谷斎場と臨海斎場、どっちを選ぶ?葬儀実例に見る選んだ決め手と利用当日の感想

桐ヶ谷斎場と臨海斎場、どっちを選ぶ?葬儀実例に見る選んだ決め手と利用当日の感想

品川区や大田区などの都内南部エリアで葬儀を考え始めたとき、「桐ヶ谷斎場と臨海斎場、どっちを選べばいいんだろう」と悩まれる方は少なくありません。

「公営施設である臨海斎場が安心」と考える方がいらっしゃる一方で、実際の葬儀に際し、桐ヶ谷斎場を選んで満足されるご家族も多くいらっしゃいます。どちらも設備の整った斎場ですが、費用や混雑状況、立地などに違いがあるため、ご家族ごとに適した斎場は異なります。

この記事では、花葬儀がこれまでお手伝いしてきたご家族のケースをもとに、それぞれの斎場を選んだ決め手や、利用した実際の感想をまとめました。現場を知る葬儀スタッフによるリアルな情報も交え、ご家族が「何を大切にしてお見送りしたいか」を見つけるためのヒントをお伝えします。

1.桐ヶ谷斎場と臨海斎場、どっちを選ぶ?違いと共通点を押さえよう

葬儀の場所を選ぶとき、なんとなくのイメージで決めてしまうと、いざ当日を迎えたときに「移動が想像以上に大変だった」「想像していた雰囲気と違った」など、ご家族の事情と合わずに後悔してしまうこともあります。

「うちの家族にはどちらが合っているのか」を見極めるためにも、まずは2つの斎場の違いと共通点を知っておきましょう。

2つの斎場の違いを比較表で確認

はじめに、2つの斎場の基本的な条件を確認します。

項目 桐ヶ谷斎場 臨海斎場
費用 居住地を問わず一律料金
・式場料:20万9000円~
・火葬料:8万7000円~(6歳以上)
組織区住民の場合
・式場料:5万6000円~
・火葬料:4万4000円(12歳以上)
予約の取りやすさ 式場・火葬炉が多く、比較的取りやすい 人気が高いため、通常1~2週間待ち
アクセス ・東急目黒線「不動前駅」徒歩7分
・駐車場約90台
・東京モノレール「流通センター駅」徒歩10分
・駐車場249台
式場規模 ・少人数~160名まで、複数の式場から選べる ・70名収容の式場が全4室
・2室をつなげて最大140名規模での利用も可能
設備 ・大理石基調の明るい雰囲気
・喫茶1か所・売店3か所
・広さ231㎡の特別火葬炉あり
・清潔感があり機能的
・喫茶1か所・売店1か所
・遺族等控室で宿泊が可能

臨海斎場は大田区、品川区、目黒区、世田谷区、港区の5区が共同運営する公営斎場です。故人様あるいは喪主様(故人の配偶者か2親等以内の親族)が組織区にお住まいであれば、区民料金が適用されます。

区民料金が適用されない場合、式場料が17万円~、火葬料が8万8000円(12歳以上)となります。桐ヶ谷斎場との費用差が小さくなるため、ご家族が対象に当てはまるかどうかを最初に確認しておくとよいでしょう。

桐ケ谷・臨海斎場に共通するメリット

桐ヶ谷斎場と臨海斎場は、どちらも充実した設備が整っています。

・どちらも火葬場を併設しているため、告別式のあとに火葬場まで長距離を移動する必要がない
・バリアフリーへの対応や館内の清潔さは、どちらも一定の水準で整っている
・喫茶ラウンジや売店があり、待ち時間も快適に過ごしやすい
・霊安室があり、ご逝去からご葬儀までのお預かりにも対応できる

基本的な設備はどちらも充実しているため、ご家族が「何を優先したいか」を軸に比較することが重要になります。

ここからは「ご家族の事情」と「斎場の条件」により最適な斎場がどう変わるのか、実際の事例から見ていきましょう。

2.予約の取りやすさで決めるか、費用を重視するか

予約の取りやすさで決めるか、費用を重視するか

多くの方が最初に悩まれるのが「費用と日程のバランス」です。それぞれの斎場を選んだご家族が、どのように考え、判断されたのかご覧ください。

【桐ヶ谷斎場】参列者の予定を考慮し日程優先で選んだA様(大田区在住)

「最初は臨海斎場での葬儀を考えていましたが、どちらの斎場も混み合っていて、桐ヶ谷斎場でも1週間は待つ状況でした。臨海斎場だと、桐ヶ谷斎場よりもさらに4日先になると言われたんです。

息子の学校行事や遠方から来る親族の都合もあり、あまり先にしたくありませんでしたので、なるべく早く日程が組める桐ヶ谷斎場でお願いすることにしました。臨海斎場で見送るよりも費用はかかりましたが、皆の都合の合う日に送ることができてよかったと思っています」

東京都心部の火葬場は常に混み合っており、どの斎場も1週間以上待つことは珍しくありませんが、桐ケ谷斎場は式場や火葬炉の数が多いため、臨海斎場と比較すると予約を押さえやすい傾向があります。

A様のように、学校行事やお仕事の都合などで「この日までにお見送りしたい」というご家族にとって、有力な候補となります。

【臨海斎場】施設費用を抑えて花いっぱいのお見送りを叶えたF様(大田区在住)

「義父の葬儀でしたが、会場そのものにかける費用よりも、祭壇のお花や湯かんに充てたいと考えました。私たちは大田区に住んでいたので、臨海斎場なら費用を抑えられると聞き、迷わず臨海斎場を選びました。少し順番待ちの期間はありましたが、最後の親孝行として花いっぱいの祭壇で見送ってあげられたので、満足しています」

式場そのものにかかる費用を抑えられると、そのぶんの予算をお見送りの内容そのものに充てることができます。

F様の場合も、抑えたぶんの費用をお花に充て、季節の花々をふんだんに使った祭壇を用意されました。棺へのお花入れでは、たくさんの花に包まれた義父様のお姿に、お孫さんたちからも「お花がすごいね」と声があがり、ご要望どおりのあたたかなお見送りとなりました。

※花葬儀のメモリアルコンサルタントより
臨海斎場は、「少し葬儀までの日数が空いてでも、式場費用を抑えたい」「故人の供養や参列者へのおもてなしの費用に重きを置きたい」と考えるご家族に多く選ばれています。

対して桐ヶ谷斎場は、居住地による割引がなく料金は一律であり、臨海斎場より施設費は高額ですが、式場や火葬炉の数が多いため、ご希望の日程でお見送りしやすいという利点があります。

同じエリアにお住まいでも、予算とスケジュールのどちらを優先するかで、ふさわしい斎場は変わってくるため、優先順位を整理して考えることをおすすめします。

3.公共交通機関を利用しやすいか、車で来場しやすいか

公共交通機関を利用しやすいか、車で来場しやすいか

ご参列の方々がどうやって会場まで来られるかという点も、斎場を選ぶうえでの大きな決め手になります。

【桐ヶ谷斎場】遠方の親族や仕事帰りの参列者を気遣ったK様(目黒区在住)

「お通夜には親戚だけでなく、父の会社関係の方など、一般の会葬者もお呼びしていました。仕事を終えてから電車で来てくださる方もいると思い、駅から近い場所にしようと考えました。桐ヶ谷斎場は最寄りの不動前駅から歩けますし、目黒駅からも乗り換えに便利で案内しやすかったです。遅れて来られた方も迷わず着けたようで、ここにして良かったと思いました」

桐ヶ谷斎場は、東急目黒線の不動前駅から徒歩7分ほどです。1駅隣の目黒駅には、JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線が乗り入れているため、都心のどこからでも参列しやすいのが利点です。駅からの道順もわかりやすく、仕事帰りに立ち寄る方や土地勘のない遠方の方にも負担がかかりにくいでしょう。

K様は平日にお通夜を行ったこともあり、桐ヶ谷斎場へのアクセスの良さを理由に選ばれたことで、「皆様に無理なく足を運んでいただくことができた」とほっとしたご様子でした。

【臨海斎場】車で来る参列者が多く、駐車スペースの多さで選んだY様(世田谷区在住)

「親族の多くが車で来る予定で、神奈川から高速道路で来る人もいました。私たち家族も車で行く予定でしたので、駅からの距離よりも、駐車場が空いているかどうかのほうが心配だったんです。臨海斎場は駐車場が広いので、ここなら安心だと思いました。当日も駐車場所に困ることがなくてよかったです。」

臨海斎場には約249台分もの駐車場が完備されており、満車で停められないという事態はほとんど起こりません。喪主であるY様ご自身も、「ご親族に不便をかけないか」と気を揉むことなく、お別れの時間を過ごすことができたそうです。

一方、電車などの公共交通機関を利用する場合は注意も必要です。臨海斎場は、東京モノレール「流通センター駅」から徒歩10分ほどの場所にありますが、移動の負担を考え、駅からタクシーで来場される方も少なくありません。

また、東京モノレールは羽田空港と浜松町を結ぶ路線ですが、乗り換え駅が浜松町に限られるため、不便に感じる方もいらっしゃいます。

電車をご利用の方が多い場合はアクセス面に配慮する必要がありますが、Y様のように車を使う参列者が多いケースでは、利便性が高いと言えるでしょう。臨海斎場への交通手段は「臨海斎場へのアクセス・交通案内」で詳細に解説しておりますので、こちらも合わせてご覧ください。

※花葬儀のメモリアルコンサルタントより
臨海斎場へは、モノレールのほかにJR大森駅から京急バス(「大田スタジアム」下車)で向かうことも可能です。停留所からはすぐの立地ですが、帰りの時間帯に合う便がないこともあり、不便に思われる方もいらっしゃいます。

一方、桐ヶ谷斎場は、電車を主に使う想定であれば非常に便利な立地です。桐ヶ谷斎場にも駐車場は約90台分ありますが、臨海斎場と比べると規模は小さく、満車になることもあります。どちらの来場手段が中心になりそうか、参列される方の顔ぶれを踏まえて斎場を検討してみるとよいでしょう。

4.ホテルのような上質さか、気兼ねなく過ごせる実用性か

斎場そのものの「雰囲気」も、お見送りの時間を左右します。どちらの斎場も館内は清潔に保たれていますが、デザインや雰囲気が異なります。

【桐ヶ谷斎場】お世話になった方々をしっかりとおもてなししたかったS様(港区在住)

「妻は明るく社交的な性格だったので、最後も妻らしく、華やかに見送ってあげたいという気持ちがありました。友人や仕事関係の方など、当日は100名近い方に来ていただく見込みでしたので、皆さまをきちんとお迎えできる会場にしたいと思っていたんです。

以前、桐ヶ谷斎場で行われた葬儀に参列したことがあり、そのときの上品な雰囲気が印象に残っていたので、妻の葬儀でも桐ヶ谷斎場を利用することに決めました。当日は大勢の方にご参列いただきましたが、洗練された会場でお迎えでき、妻にふさわしい見送りができたと思います」

桐ヶ谷斎場は、ロビーや火葬炉に大理石調のデザインが取り入れられており、気品のある造りが特徴です。吹き抜けのロビーにはシャンデリアが飾られており、会社関係の方やご友人など、幅広い顔ぶれをお招きする葬儀であっても失礼なくお迎えできます。

桐ヶ谷斎場の火葬時間は1時間未満と短いため、火葬の待ち時間に精進落としを行うことはできませんでしたが、S様は別途休憩室を予約し、火葬後にゆっくりと会食の時間を設けられました。

【臨海斎場】身内だけの家族葬で気兼ねなく過ごしたM様(品川区在住)

「身内だけの家族葬でしたので、気兼ねなく落ち着いて過ごしたいと思っていました。臨海斎場は公営ですが、清潔で落ち着いた雰囲気だったので、私たちにはちょうどよかったです。

控室には浴槽もあるお風呂が付いていて、お通夜のあと泊まることができたのも助かりました。寝具の手配なども花葬儀さんにお任せでき、終始気を張らずに最後の時間を過ごせたと思います」

M様はお通夜の晩、ご親族とともに臨海斎場に宿泊されました。臨海斎場には、宿泊できる式場としては珍しく遺族控室に浴槽が完備されており、疲れを癒やすことができます。布団は別途手配が必要ですが、花葬儀でお引き受けいたしました。

施設内には喫茶や売店があり、またすぐそばにコンビニもあるため、不便なく過ごすことができます。葬儀当日は火葬の待ち時間に控室で精進落としを行い、最後まで穏やかにお見送りすることができたそうです。

※花葬儀のメモリアルコンサルタントより
桐ヶ谷斎場は、およそ400年もの歴史のある格式高い斎場であり、これまでに各界を代表する方々の葬儀が多く行われてきました。館内には喫茶ラウンジのほか、売店が複数あり、火葬炉のグレードも選ぶことができます。

一方、臨海斎場は公営ではありますが、清潔で広々とした空間が特徴であり、「かしこまらずに、落ち着いた空間で過ごしたい」というご要望にしっかりと応えてくれます。

なお、桐ヶ谷斎場は仮宿泊ができないため、宿泊する場合は別途ホテル等の手配が必要です。設備面の違いも含め、ご家族が無理なく最後の時間を過ごせる斎場を考えてみてください。

5.比較して見えてきた、桐ヶ谷斎場・臨海斎場それぞれが合うご家族

これまで、費用や予約の取りやすさ、アクセスなどの観点から、ご家族がそれぞれの斎場を選んだ理由をご紹介してきました。
それぞれのご家族の事情や決断から見えてきた、「各斎場に合うご家族」を最後にまとめます。

【桐ヶ谷斎場をおすすめしたいご家族】
・できるだけ希望の日程でお見送りしたい
・電車で来られる参列者が多く、駅から歩ける立地を重視したい
・上質で落ち着いた空間で、きちんとしたお見送りをしたい

【臨海斎場をおすすめしたいご家族】
・式場や火葬にかかる費用を抑え、そのぶんを祭壇や供養に充てたい
・日程に多少の余裕があり、順番待ちも受け入れることができる
・参列者の多くが車で来場するため、広い駐車場があると安心できる

検討の際は、まず葬儀で一番大切にしたいことを1つ決めると、候補を絞りやすくなります。ご家族の中で意見が分かれたり判断に迷ったりする場合は、両方の斎場に詳しい葬儀社に相談してみてください。客観的な視点を持つ葬儀社が入ることで優先順位が整理され、状況に合った斎場のアドバイスをもらえるでしょう。

6.桐ヶ谷・臨海斎場のどちらか迷ったら、優先順位の整理からお手伝いします

桐ヶ谷・臨海斎場のどちらか迷ったら、優先順位の整理からお手伝いします

ここまでご覧になって、「うちには桐ヶ谷斎場が合っていそう」「でも臨海斎場も気になる」など、さまざまな思いを巡らせているのではないでしょうか。
「費用できるだけ抑えたいが、希望の日程で葬儀を行いたい」「格式ある雰囲気か、気兼ねなく過ごせる実用性か」など、どちらの斎場にも魅力があるからこそ、ご家族だけで決めきれないことは珍しくありません。

数多くのお見送りをお手伝いしてきた経験から言えるのは、「ご家族がこのお見送りで何を大切にしたいか」をなるべく事前に考えておくことが、万が一の際の迷いを減らし、満足のいくお別れにつながるということです。

花葬儀は、桐ヶ谷斎場・臨海斎場のどちらでもご葬儀を担当することが可能です。どちらか一方へ誘導する立場にはありませんので、「本当にここでいいのだろうか」「最新の傾向を知りたい」と思われたときは、ぜひお声がけください。ご家族の想いや事情を伺ったうえで、中立的な立場からふさわしい斎場をご提案いたします。

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この記事の監修者

株式会社LIVENT 代表取締役 三上 力央

株式会社LIVENT
代表取締役

三上 力央

2002年に株式会社LIVENTを創業。花で想いを表現する葬儀ブランド「花葬儀」を立ち上げ、従来の形式にとらわれない、その人らしいお別れのかたちを提案してきた。葬儀の企画・運営に長年携わり、多くのご家族の想いに向き合いながら、故人らしさを大切にした葬儀づくりを実践。葬儀だけでなく終活分野やデジタル資産など新しい供養・相続の課題にも取り組み、現場経験と業界知見をもとに葬儀・供養・終活に関する情報の監修を行っている。

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