病床減少により自宅や介護での看取りが増える

日本は高齢化社会を迎え、医療、社会保障、介護、生産性の減少など様々な問題を抱えている。中でも注目したいのは、医療である。厚生労働省は2025年時点の病院のベッド(病床)数を115万~119万床と、現在よりも16万~20万床減らす目標を掲げている。現在、全国の病床数は現在135万床、これから約10年後には更に高齢者の増加に対して必要な病床数が152万床に増えるのが予測される。この問題の解決策として病床数を減らしながら、自宅で療養や生活支援ケアできる仕組みへとシフトさせ、最終的に在宅や介護施設で看取ることを40%引き上げる方針を国策としている。

これからの10年、2025年までに高齢者が最も増える見込みがあるエリアは大阪、東京、埼玉、千葉で、高度成長期に都市部に移った団塊の世代が75歳という後期高齢者へ移行し、医療の需要が大幅に増えるからである。ちなみに関東でいうと、神奈川県が9万400床増、東京都は5500床増、埼玉、千葉と続く。日本でもっとも多いのは大阪府の1万100床増である。一方、病床数が13年より減るのは鹿児島、熊本、北海道で、病床に対して、人口が多く、鹿児島は減り幅が大きく、1万700床減の見込みである。
このような背景の中、今後の大きな課題となるのが看取りである。最終的にどこで人生の最期を迎えるかは考えなければならないテーマである。病院なのか、自宅なのか、介護施設なのか。日本では1950年代くらいまでは自宅で亡くなることが80%以上であった。それが70年代後半になり、病院で亡くなることが逆転した。

最近では、学生の就活ではなく、団塊世代の終活というのが流行っている。2025に団塊世代が75歳を超え、後期高齢者人口は約2000万人にも達する。2038年が死亡人口のピークとなると、病床の問題から看取り難民というのが深刻な問題となるのが想定される。

私が思うには、住み慣れた地域や場所で最期までその人らしいことをコンセプトで迎えられることを大切にしていきたい。そのためにも自分がどんな想いをもって、最期を飾るか、そして、家族と共有することが結果、幸せではないかと思う。最期がお粗末であれば、自分自身の望む「その人らしさ」が表現どころか、遺されたものまで後悔が残ってしまうケースになってしまう。

花葬儀のサービスは100人いたら100通りのお葬式をつくってきました。その人となりがわかる、五感に訴えかける時間と空間をつくり、その人らしい葬儀のカタチを提供しています。私どもとしては、葬儀という場ではなく、ライフタイムイベントという時系列の中で、ご家族との接点を持ち、個々の家族の在り方を知り、最大限に最期を表現できるようになることへとサービスを進化させていきたいと思います。更には、各地域での介護施設、老人ホーム、医療関連の方々と連携を図り、その人の想い、ご家族の想いを継承し、安心できるサービス体制を構築していければと考えています。

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