納骨の時期はいつがいいの?手順、費用相場も解説します!|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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納骨の時期はいつがいいの?手順、費用相場も解説します!

納骨時期
納骨とは大切な人の遺骨をお墓などに埋葬することで、悲しみの気持ちに一度区切りをつけるための大切な行事です。いつ行えばいいのか、方法は、費用は……。いざ取り組もうとすると分からないことが多く、時間がかかってしまうことも多いでしょう。

そこで今回は納骨について詳しくご紹介します。安心して臨めるよう、事前に目を通してみてはいかがでしょうか。

1.納骨を行う時期に決まりはある?宗派による違いは?

宗派による違いは?
実は、「墓地、埋葬等に関する法律」によると、納骨を行う時期についての規定はありません。そのため、基本的に納骨はいつ行ってもよいとされていますが、四十九日法要や一周忌法要のタイミングで行うことが一般的です。

また、納骨をしなければ成仏できないということはなく、納骨をしないからといって罰せられることもありません。

「納骨をしないと仏様が成仏できない」と考えがちですが、「手元供養」や「散骨」などの形でも十分供養になります。

「納骨=成仏」ではありませんので、それぞれに合った日程や方法を選びましょう。

2.納骨の時期は宗派によって違うの?

どの宗教・宗派においても納骨する時期は定めていません。基本的に宗教・宗派に関わらず納骨をいつ行うかは自由ですが、比較的多く行われるといわれている時期を宗教・宗派別にご紹介します。

仏教の浄土宗

四十九日が多く選ばれていますが、火葬当日を選択する方もいます。

仏教の浄土真宗

一周忌や三回忌の法要の際に納骨することが多いといわれていますが、忌明けや100日を過ぎてから行うケースもあります。

仏教の真言宗

一般的に、四十九日や一周忌の法要の際に行うことが多いようです。

神道(神式)

火葬した当日に納骨を行うことが一般的であるといわれていますが、実際にはお墓の準備が整っていないことも多く、その場合は五十日祭に納骨を行うようです。

キリスト教

カトリック、プロテスタントともに、亡くなった1ヶ月後の昇(召)天記念日に納骨が行われることが多いようです。

ただ、これはあくまでも一般的な時期であり、お墓のある地域やお寺の考え方でも異なることがありますので、菩提寺がある場合は事前にそちらへ確認しておきましょう。

3.納骨の時期は一般的にいつがいいの?

納骨の時期はいつがいいの?

納骨の時期について

基本的に自由とされている納骨時期ですが、特別な理由がない限り、法要と合わせて行う傾向にあります。その理由として、法要にはご親戚や故人様と縁のあった方が集まりやすいこと、また心の整理をし、一つの区切りをつけやすいタイミングでもあることなどがあげられます。

納骨を行うおもな法要は以下の通りです。

・四十九日法要
・百か日法要
・一周忌法要
・三回忌法要
・葬儀当日
・新盆(初盆)

それぞれの法要についてご紹介しましょう。

四十九日法要

一般的に納骨することが多いといわれる法要は、四十九日です。

人は亡くなった49日目に魂が浄土に行き、仏の仲間入りを果たします。それまでは現世に残り、閻魔大王による7回の裁きを受けていると考えられています。「49日目で裁きの結果が出て、現世から死後の世界へと旅立つこのタイミングで納骨をし、現世の家から新しい家(お墓や納骨堂)に移る」という考え方は、仏教の視点から見ると最適のタイミングだといえるでしょう。

また、四十九日法要にはご親族が比較的集まりやすいため、より多くの方に見守られながら納骨ができるという点も選ばれる理由のひとつです。

ただし、四十九日法要で納骨を行えるのはすでにお墓を持っている場合、もしくは納骨堂に納める予定がある場合です。新しくお墓を建てるには2~3カ月かかるため、四十九日に間に合わない場合は他のタイミングを選びましょう。

百か日法要

四十九日法要の次に行う法要は、亡くなってから100日目をめどに行う百か日法要です。この時期であれば、お墓の建立に必要な目安期間を超えているため、新しいお墓に納骨することも可能でしょう。

また、百か日は卒哭忌(そっこうき)とも言い、哭(な)くことを卒業するという意味も含まれます。大切な人と別れてしまった悲しみを一度区切り、新しい生活を始めようという前向きな言葉ですので、百か日法要での納骨を選択するのもひとつの方法でしょう。

一周忌法要

亡くなってから1年経った祥月命日に行う一周忌法要は、四十九日と同じくらい聞きなじみのある、重要な年忌法要のひとつです。一周忌を迎えると喪が明けるため、一つの区切りであるこのタイミングで納骨をするケースも多いようです。

また、お墓の建立が四十九日や百か日法要までに間に合わなかった、気持ちの整理に時間がかかってしまったなどの理由により、一周忌法要での納骨を選択するケースも見られます。

最愛の人との別れは誰にとってもつらいもので、遺骨をそばに置いて故人様を偲び、悲しみに浸っていたいと思うのは当然のことです。「喪が明ける」ということは、そうした悼む気持ちに区切りをつけ、改めて冥福を祈ることを意味しています。

このような意味を持つ一周忌法要は、心の整理がつくタイミングのひとつといえるでしょう。

三回忌法要

亡くなってから2年目の命日を「三回忌」と呼びます。これは、亡くなった日が1回目の忌日、そこから1年後が2回目の忌日、2年後が3回目の忌日と数えられるためです。

亡くなってから2年が経過し、少しずつ落ち着きを取り戻した方、遺骨を管理されるご家族に万が一のことが起こる可能性をふまえて決断された方などが、この三回忌法要に合わせて納骨されます。

特別な理由がない限りは前を向くために必要なステップとして、捉えてみてはいかがでしょうか。

葬儀当日

お墓がすでに用意されているご家族の希望に沿って、葬儀当日に納骨を行なうことも可能です。しかし、その場合には火葬の時間や墓地の都合を事前に把握することが必要です。当日の納骨が難しい墓地もあるため、しっかりと確認しましょう。

新盆(初盆)

故人様が亡くなってから49日以降に迎える初めてのお盆を「新盆(初盆)」といいます。亡くなった故人様が仏様となって現世に帰ってくる日のことです。

この新盆のタイミングは地域によって異なり、7月13日~16日をお盆とする地域もあれば、8月13日~16日をお盆とする地域もあります。そのため、亡くなった日と地域によっては、翌年のお盆が新盆となります。

新盆までどれくらいの時間があるのか分からない場合は、菩提寺に相談してみましょう。また、お盆の時期は日中の平均気温が高く熱中症になりやすいので、納骨を行なう際は体調を崩さないよう十分気をつけましょう。

4.納骨までの手順

納骨までの手順
納骨時期を決めてから実際に納骨するまでには、複数の手順を踏む必要があります。おおよその流れ、およびそれぞれの詳細をご紹介しましょう。

納骨先を決定する

お墓、納骨堂など納骨先が決まっていない場合は、ご家族でしっかりと話し合った上で決定します。

お墓

お墓に遺骨を納めます。新しく建立する場合には2~3カ月が必要です。

納骨堂

納骨堂にはロッカー式、仏壇式、自動搬送式、室内型の4種類がありますが、いずれも屋内に納めます。また、納骨可能数に制限がある場合があります。

墓石に戒名などを彫る(石材店に依頼)

お墓への納骨をお考えの場合、納骨式までに戒名や故人様の没年日などを石材店に彫ってもらいましょう。時間を要する場合があるため、日程が決まり次第早めに連絡しておく必要があります。

埋葬許可証を準備する

ご家族が亡くなった日から7日以内に、故人様の本籍地か死亡地、届出人の所在地のいずれかの役所(役場)に死亡届を提出します。その時に「埋火葬許可証」を発行してもらいましょう。

火葬後、この書類に判が押されたものが「埋葬許可証(埋火葬証明書)」となります。納骨の際には、この書類が必要となるため、納骨先の管理事務所に提出しましょう。

紛失した場合は再発行が可能ですが、手続きができるのは最初に死亡届を提出した本人か、故人様の直系親族または祭祀継承者のいずれかに限られるため、ご注意ください。

納骨日を決定する

ご家族でよく相談した上で納骨の日程を決めましょう。法的な規定はありませんが、納骨には寺院、墓地管理者、石材店や参列者など多くの方が関わります。特別な理由が無い限りは、法要のタイミングに合わせるのがおすすめです。

参列者に連絡する

参列者の範囲に決まりはないため、ご親族や生前に故人様と縁のあった方を中心に開催日の連絡をしましょう。

伝達ミスがあると大きなトラブルに発展することもあるため、確実に周知できるようにしてください。

お布施・お供え物を準備する

当日は故人様の好きだった物を中心としたお供え物、お花を用意します。

そのほかお線香、読経をしてくれる僧侶へのお布施も準備しましょう。
金額の目安については次項で詳しくご紹介します。

会食の準備をする

納骨式後に参列者でお食事を囲む機会をとる場合は、事前の準備が必要です。人数や予算、アレルギーの有無に合わせて会場やお料理も変わるため、候補をいくつか用意しておきましょう。

また、会場までの案内地図や座席表を作っておくと、当日スムーズな会食を行うことができます。

開眼・納骨法要を執り行う

新しく建てたお墓には仏様の魂を入れるための「開眼法要」を行います。最近では納骨法要と同日に執り行うことが多いので、寺院に前もって伝えることを忘れないでください。

返礼品を手配する

納骨式に参列してくださった方へのお返し、お礼として返礼品を用意しましょう。形が残らないものを選ぶのがマナーです。参列者の持ち運びの負担を減らすためにも、日持ちする軽い個包装のお菓子などが喜ばれます。

なお、ご紹介した手順は、状況により順番が前後する場合があります。
必要な書類や周りの方への連絡が必要となるため、しっかりと目を通しておきましょう。

5.納骨にかかる費用・相場は?

納骨にかかる費用・相場は?
納骨に必要な費用・相場を項目別にご紹介します。

お墓を持っている場合

お墓への納骨に必要な費用の内訳は、以下の通りです。
既にお墓がある場合は、こちらでご紹介する費用が目安となります。

彫刻料

彫刻料は墓石に故人様の戒名や没年数を彫ってもらうための費用で、3~5万円ほどかかります。彫刻は石材店が行います。

納骨をする際の作業(墓石開閉など)費用

納骨をする際は、お墓の下にある「カロート」という部分を開けて中に骨壺を納めます。この作業はご自身で行うことも可能ですが、石が重い、お墓が古くて開けられないといった際には石材店に依頼することもできます。

また、費用は1~3万円が相場です。お墓にお供えするお供え物は5千円~1万円と考え、故人様の好きだったものを選びましょう。

卒塔婆

卒塔婆とは、供養のために立てる塔の形をした木の板です。必ずつけなければならないというわけではありません。

沖縄独自の墓石形態である「琉球墓」では卒塔婆を設置する風習がありませんし、宗教によっては不要とされることもあります。

設置する場合は、1本あたり2~5千円ほどかかります。

僧侶へのお布施、御車料、御膳料

読経をしていただく僧侶へのお布施は3~5万円ほどが一般的と考えられています。もともとお布施は檀家が自発的に行う修行のひとつとされているため、ご家庭によっては既に金額が決められている場合もあります。

菩提寺以外の場所で納骨を行なう場合は、お布施とは別に僧侶の御車料として5千円~1万円、納骨後の会食に参加されない場合は御膳料として5千円~1万円ほどを包みましょう。

法要に使用する施設・部屋の使用料

自宅ではなく、霊園が所持している法要部屋などを使う時には、費用が発生します。1~3万円が目安となるでしょう。

参列者が大きく変動する場合、金額も変更になる可能性があるため、気になる場合は、都度確認しておくと安心です。

会食・返礼品の費用

参列者にふるまうお食事ですが、ひとりあたり最大5千円で考えてみましょう。この他にお帰りの際にお渡しする返礼品として1家族あたり3千~5千円で予算を立て、地域特性や参列者人数ごとに調整していくとよいでしょう。

お墓がある場合は、ご紹介した項目にかかる費用の総額として、10万円~20万円が目安となります。
また、お墓のある地域や寺院、納骨方法、招く人数などによっても大きく変わるため、納骨する予定の寺院や霊園に相談するとよいでしょう。

お墓を新しく建てる場合

ご紹介したように、一般的に納骨にかかる費用は10~20万円ほどといわれていますが、お墓を新しく建立する場合には、墓石建立費用が追加で必要となります。

金額は地域、面積、墓石などによって大きく異なりますが、一般的に200万円前後と考えておくとよいでしょう。

故人様のためにと思う気持ちはとても大切ですが、これから長きにわたって管理していくことを考え、自分たちに一番合った方法・費用をぜひご検討ください。

6.納骨しなくても問題ない?

色々考えた結果、お墓に納骨をしないという選択をする人もいます。自宅で保管する場合に気を付けるべき点をご紹介します。

遺骨を身近に置いておくことに法的問題はありませんが、「墓埋法」により庭先に埋めることは禁じられています。

また、滅菌状態の遺骨ですが、時にはカビが発生することもあります。ご自宅で供養する際は湿気を避け、直射日光の当たらない場所に保管するようにしてください。

納骨をするかしないかは自由とご紹介しましたが、遺骨の管理者であるご家族が万が一亡くなり後継人がいない場合、遺骨は自治体が無縁墓に埋葬します。また、急な災害によって遺骨そのものを失ってしまうことも考えられます。

これらのリスクを回避するためには、納骨のタイミングや供養方法について検討し、決断する必要があるでしょう。

遺骨をそばに置いておきたい場合は、遺骨の一部をアクセサリーなどにおさめて身近に保管する手元供養という方法もあります。

7.納骨のタイミングを考えながら、気持ちの整理をしてはいかがでしょうか

納骨のタイミング
大切な人との別れは耐え難く、遺骨をどこかに埋葬することは手放してしまうようでためらう方が多いかと思います。しかし納骨という儀式は供養のひとつであるだけではなく、遺されたご家族が悲しみに一区切りをつけ、新たな一歩を踏み出すための前向きな機会でもあります。

すぐに決められなくても問題はありませんし、最近では新しい納骨の方法が多岐にわたって紹介されています。ご自身のお気持ちにゆっくり向き合った末に、最善と思われる方法を検討されてみてはいかがでしょうか。

花葬儀ではアフターサポートとしてお墓のご相談も承っております。葬儀後もご家族を支えるため、プランナーが対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

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お墓はいらない?後悔しないための判断と供養方法を解説

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近年、「お墓はいらない」という価値観が広がりつつあります。ここで言う「お墓」とは、墓石を建てる従来型の一般墓のことです。お墓の引越しを指す「改葬」の件数は全国的に増加傾向にあり、2024年度には約17万6千件を記録しました。 従来の「先祖代々お墓を継ぐ」という価値観が見直されつつあります。とはいえ、「お墓を持たなくて本当に大丈夫だろうか」「ご先祖様をきちんと供養できるのか」と、不安を感じる方も少なくありません。 この記事では、お墓を持たないという選択肢を考える方に向けて、判断のポイント、代わりとなる供養方法や後悔しない選び方を、わかりやすく解説します。 【もくじ】 1.「お墓はいらない」と考える人が増えている 2.お墓がいらない人が知っておきたい「永代供養」の仕組み 3.お墓を建てる代わりとなる供養の形 4.従来型のお墓と別の供養方法の費用の比較 5.「お墓はいらない」と決める前に考えること 6.今あるお墓を墓じまいする手続きと注意点 7.お墓がいらない場合に関するQ&A 8.ご家族が納得できる、自分たちらしい供養の形を 1.「お墓はいらない」と考える人が増えている まず、「なぜ今お墓はいらないと考える人が増えているのか」「お墓を持たないことのメリット」、そして「それでもお墓を持つ意義」について見ていきましょう。 お墓を持たない人が増加している理由 この十数年で、「お墓を建てない」「お墓を継がない」という選択をする人は急速に増加しています。主な理由として、地方にあるお墓を管理できないケースが多くなっていることが挙げられます。 背景には、少子化や核家族化が進み、家族単位での生活が中心となっていることがあります。また、都市部への人口集中により、ご親族が遠方に分かれて暮らすことで「お墓参りに行けない」「維持が難しい」といった問題が現実化しています。加えて、お墓の管理費・修繕費・交通費などの金銭的負担も少なくありません。 こうした社会的・経済的な背景が、「お墓を持たない」という選択を後押ししているのです。 お墓を持たないメリット お墓を持たないという選択には、以下のようなメリットがあります。 ・管理の手間がかからない 草むしりや墓石の清掃、法要時期の準備など、従来のお墓に必要だった維持管理の負担がありません。 ・継承者がいなくても安心 少子化や核家族化により「お墓を守る人がいない」という不安を抱える家庭が増えていますが、無縁化の心配が少なくなります。 ・価値観に合わせた自由な供養ができる 緑豊かな場所で眠れる樹木葬、故人をいつでもそばに感じられる手元供養など、ご家族のライフスタイルや故人様の想いを形にする供養方法を選ぶことができます。 さまざまな新しい供養の形が広がることで、「お墓はいらない」という考え方が定着しつつあるのです。 それでも「お墓を持つ」ことの意義 お墓を持たないという考え方が広がる一方で、お墓を持つことにも確かな価値があります。お墓は、ご家族のつながりを感じる場であり、ご先祖様を敬う日本の文化を受け継ぐ大切な存在です。お墓参りを通じてご家族が集まり、世代を超えて思いをつなぐ時間は、心のよりどころにもなります。 また、長年守り続けてきたお墓を継承することは、「家の歴史を大切に受け継いでいる」という安心感や誇りにつながる場合もあります。お墓を持つかどうかは、それぞれの家庭や価値観によって異なりますが、どちらの選択にも尊重すべき意義があると言えるでしょう。 2.お墓がいらない人が知っておきたい「永代供養」の仕組み 永代供養とは、寺院や霊園などがご遺骨を長期にわたり供養・管理してくれる埋葬方法です。永代供養を前提とした供養方法の総称を、永代供養墓と言います。 永代供養を選んだ場合、一定期間個別に安置したのち、他のご遺骨と合祀(ごうし※)するのが一般的です。合祀後は個別に取り出せないため、「後で遺骨を移したい」と考えている場合は注意が必要です。 ※合祀:複数のご遺骨をひとつの墓所や納骨施設にまとめて埋葬すること。 3.お墓を建てる代わりとなる供養の形 前の章で解説した「永代供養」は、承継者がいなくても安心できる心強い仕組みです。ここでは、永代供養の仕組みを利用したものも含め、お墓を建てる代わりとなる供養の形を4つご紹介します。それぞれの特徴を比較し、ご自身の価値観やライフスタイルに合った方法を見つけていきましょう。 納骨堂 屋内施設にご遺骨を安置する納骨堂は、近年人気が高まっています。天候や季節に左右されずお参りできるのが、大きな魅力です。さらに、多くの納骨堂は駅から近い便利な立地にあり、エレベーターやバリアフリー設備も整っているため、ご高齢の方でも安心してお参りできます。 樹木葬 樹木葬は、墓石の代わりに樹木や草花を墓標としてご遺骨を埋葬する方法です。自然と共に眠りたいと考える方に多く選ばれています。緑に囲まれた静かな環境の中で、四季折々の花や木々に見守られながら安らかに眠れるのが大きな魅力です。 散骨 散骨は、ご遺骨を粉末状にして自然へ返す供養方法で、海洋散骨(海洋葬)や山林散骨などの形があります。法律上は「節度をもって行う限り」違法ではありませんが、私有地や漁業区域などでは禁止されていることが多く、土地の所有者や自治体のルールに従う必要があります。散骨を検討するならば、専門業者に依頼することをおすすめします。 手元供養 手元供養とは、故人様のご遺骨や遺灰の一部を自宅で保管したり、アクセサリーなどに納めたりして、身近で供養する方法です。「いつでも故人を感じていたい」「お墓参りが難しいけれど、日々祈りを捧げたい」という方に選ばれています。 手元供養には、ミニ骨壺や遺骨ペンダント、遺骨ジュエリーなど、さまざまなスタイルがあります。ご遺骨の一部のみを手元に残し、残りのご遺骨は永代供養や納骨堂に預けることが一般的です。 4.従来型のお墓と別の供養方法の費用の比較 お墓を持つか、持たないかを判断するうえで、気になるのが費用でしょう。 ここでは、発生する費用を比較するとともに将来に向けて持つべき視点もご紹介します。 一般的なお墓 一般的なお墓にかかる費用は、墓石代・永代使用料・工事費などを合わせておよそ100万円〜160万円が目安です。地域や墓地の種類によっては、200万円を超えるケースも見られます。 さらに、維持管理費として毎年5千円〜1万円前後が必要で、特に寺院墓地や設備の整った霊園では、年間2万円以上になる場合もあります。 一般的なお墓以外の供養方法 墓じまいや、お墓を建てずに供養する場合にも一定の費用がかかります。 主な費用の目安は次のとおりです。 納骨堂 […]

納骨の手続きとは?流れ・方法・必要書類を丁寧に解説

納骨の手続きとは?流れ・方法・必要書類を丁寧に解説

納骨の手続きは、多くのご家族にとって初めて経験することです。そのため「何から始めればいいのか」「どんな書類が必要か」など、わからないことが多く、不安を感じている方も少なくありません。 この記事では、納骨の手続きについてわかりやすく解説します。また、納骨の流れや種類、一般的な納骨のタイミングなど、大切なご家族の供養を安心して進めるための情報を幅広くまとめております。どうぞ最後までお付き合いください。 【もくじ】 1.納骨の手続きとは?まず知っておきたい基本知識 2.納骨手続きに必要な書類と事前準備 3.納骨までの手続きの流れ|一般的なケースをわかりやすく解説 4.納骨当日の流れと必要な持ち物 5.納骨の時期|宗教・宗派ごとの違いと考え方 6.納骨しないときの手続きや注意点|手元供養・散骨の場合 7.納骨の手続きに関するFAQ 8.納骨手続きで迷ったら花葬儀にご相談ください 1.納骨の手続きとは?まず知っておきたい基本知識 納骨手続きを進める前に、そもそも納骨とはどのような意味を持つのか、また、なぜ手続きが必要になるのかといった基本的な知識を押さえておきましょう。 こちらでは、納骨の意味や、手続きの必要性についてご紹介します。 納骨とは何か? 納骨とは、火葬を終えた故人様のご遺骨を、お墓や納骨堂に埋葬することです。単に「お墓に納める」行為を指すだけでなく、ご家族やご親族が故人様との別れを受け入れ、新たな日常を迎える大切な節目の意味も持ちます。 従来の納骨は、先祖代々が引き継いできたお墓に埋葬するかたちが主流でした。しかし近年では、樹木葬や納骨堂といった新しい供養方法も選ばれるようになっており、「納骨=お墓への埋葬」という考え方に縛られる必要はなくなっています。 手続きを行わないと納骨できない 納骨は、故人様を供養する家族内の行事であると同時に、公的な管理下で行われる行為です。そのため、納骨を無断で行うことはできません。「墓地、埋葬等に関する法律」にて、以下のように定められています。 第5条 埋葬、火葬又は改葬を行おうとする者は、厚生労働省令で定めるところにより、市町村長(特別区の区長を含む、以下同じ。)の許可を受けなければならない。 (中略) 第8条 市町村長が、第5条の規定により、埋葬、改葬又は火葬の許可を与えるときは、埋葬許可証、改葬許可証又は火葬許可証を交付しなければならない。 引用:厚生労働省|墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号) https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei15/ 手続きを踏めば自分たちで納骨することも可能 必要な手続きを済ませたうえであれば、他者の手を借りず、自分たちで納骨することもできます。 お墓に埋葬する場合、ご遺骨は「カロート」と呼ばれる納骨室に納めます。カロートは一般的に地下に設けられることが多いですが、地上に設けるタイプもあります。 納骨の際には、カロートの蓋を開け、ご遺骨を安置した後、再び蓋を閉じる作業が必要です。しかしこの蓋は非常に重たく、安全面でも注意が必要なため、実際には石材店に依頼して開閉や納骨作業を行ってもらうのが一般的です。 実際にどうするかは、お墓の構造や状態、墓地や霊園の規則、ご家族の希望などを踏まえ、よく相談して決めることをおすすめします。 次項から、納骨の必要書類や手続きの流れについて見ていきましょう。 2.納骨手続きに必要な書類と事前準備 納骨の手続きには、いくつかの書類が求められます。 こちらでは納骨に必要な書類と、施設ごとに異なる提出書類について具体的に解説します。 埋葬許可証(火葬許可証) 納骨手続きにおいて必須となるのが、「埋葬許可証」です。埋葬許可証は、「火葬許可証」が火葬場で押印され返却されたものであることが多く、実質的には同じ書類を指すことが一般的です。 埋葬を許可してもらうための公的書類であり、書式は交付元(発行する自治体や役所)によって異なります。埋葬許可証の取得までの流れは、以下の通りです。 【埋葬許可証取得までの流れ】 1. ご家族の死亡後、死亡診断書と死亡届を役所に提出 2. 役所にて、火葬許可証を発行してもらう 3. 火葬の際に、火葬場に火葬許可証を提出 4. 火葬後、火葬許可証に押印された状態で返還される。これがそのまま「埋葬許可証」となる場合が多い 5. 納骨時に、墓地や霊園に埋葬許可証を提出 【火葬許可証・埋葬許可証 画像例】 出典:厚生労働省 標準仕様書(火葬等許可) https://www.mhlw.go.jp/content/12600000/001390040.pdf https://www.mhlw.go.jp/stf/kasou_std.html 埋葬許可証を紛失してしまった際でも、申請を行った市区町村役場で再発行手続きが可能です。しかし再発行には手数料がかかる場合もありますので、紛失しないよう十分注意しましょう。 施設ごとに求められる書類 納骨する施設によっては、埋葬許可証に加えて独自の書類が求められることもあります。以下は主な例です。 【墓地の場合】 […]

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