紫陽花の祭壇が人気の理由とは?演出の工夫と注意点・事例を紹介
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- 【 花祭壇 】
季節を感じさせる花として人気の紫陽花は、葬儀の祭壇においても多くのご家族から選ばれています。
本記事では、紫陽花が葬儀の場で選ばれる理由や、演出のアイデア、実際に希望する際に注意したいポイントについて解説します。実例もご紹介しますので、紫陽花を祭壇に取り入れたいとお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
1.紫陽花を取り入れた祭壇が選ばれる理由
紫陽花は、祭壇を飾る花として人気の高い花材のひとつです。まず、紫陽花が祭壇で選ばれる理由について解説していきましょう。
紫陽花の花言葉で故人様への想いを表現
紫陽花には、「和気あいあい」「家族団らん」などの花言葉があり、ご家族の故人様への気持ちを繊細に表現できる花です。祭壇に紫陽花を飾ることで、ご家族の感謝の気持ちをそっと伝えることができます。
紫陽花が祭壇で好まれる季節的な背景
紫陽花は初夏を象徴する花であり、旬の時期に咲く紫陽花には特別な魅力があります。涼やかな印象を持つ紫陽花は、湿度の高い季節でもさわやかな雰囲気を式場にもたらしてくれるので、季節感を大切にしたいご家族にとっては自然と選びたくなる花なのです。
紫陽花の祭壇ならではの雰囲気と魅力
紫陽花の丸みのある形状と重なり合う花びらは、祭壇全体に柔らかな印象を与えます。色のバリエーションが豊富で、青・紫・白・ピンクなどを組み合わせることで、しっとりとした上品な雰囲気から、明るくあたたかみのある空間まで幅広く演出できる点も選ばれる要因のひとつです。
2.紫陽花の祭壇を美しく飾るデザインの工夫
紫陽花の祭壇は、デザインの工夫次第でさまざまな印象を与えることができます。ここでは、紫陽花の祭壇を美しく飾るためのポイントをご紹介します。
色の濃淡で作る美しいグラデーション
紫陽花の大きな魅力のひとつが、色のバリエーションと濃淡の幅広さです。ブルーやパープル、ピンクなどの花色をやさしく重ねて配置することで、祭壇に奥行きのある美しいグラデーションが生まれます。
他の花と組み合わせて個性を際立たせる
紫陽花は単体でも存在感がありますが、他の花と組み合わせることで、さらに豊かな表情が生まれます。たとえば、バラやトルコキキョウなどの花と組み合わせると、全体に華やかさが加わり、印象的な祭壇になります。また、白い小花やグリーンをアクセントにすることで、紫陽花の色味が引き立ち、バランスの取れたデザインに仕上がります。
紫陽花の形状を生かした立体的なデザイン
紫陽花は一房ごとにボリュームがあり、球状に広がる花姿が特徴です。この立体的な形状を生かせば、奥行きや高さを感じさせる祭壇づくりが可能になります。たとえば、前方は低く、後方へ向かって徐々に高さが出るように紫陽花を配置することで、立体感と奥行きが生まれ、自然と視線が中央に集まる印象的な祭壇に仕上がります。
3.紫陽花を使った祭壇を希望する際の注意点
紫陽花は魅力的な花材ですが、祭壇に使用する際にはいくつか気をつけるべき点があります。ここでは、把握しておきたい注意点を解説します。
時期による入手しやすさに注意
紫陽花を祭壇に用いる場合、入手できる時期には注意が必要です。近年では、品種改良などにより、通年で紫陽花が手に入るようになりましたが、開花期を過ぎると入荷が難しくなったり、希望の色や品質のものが手に入りにくかったりすることもあります。
そのため、紫陽花を祭壇に使いたい場合は、こうした流通事情を把握し、柔軟に対応できる葬儀社へ、早めに相談・確認することが非常に重要です。
取り扱い可能な葬儀社が限られる
紫陽花を祭壇に取り入れたいと希望しても、すべての葬儀社が対応できるわけではありません。紫陽花は切り花にすると鮮度を管理することが難しいため、一般的なカタログ形式の花祭壇では、年間を通して安定的に供給できる他の花材が優先されがちだからです。
そのため、紫陽花を用いることができるかどうかは、葬儀社の対応力に大きく左右されると言えます。ご希望の場合は、事前に特注対応ができる葬儀社であるかを確認し、相談することが重要です。
希望するデザインを葬儀社としっかり共有
紫陽花は、色合いや形状に幅があり、デザイン次第で祭壇の印象が大きく変わります。そのため、「どのような雰囲気にしたいか」といったイメージを葬儀社へ伝えることが大切です。
言葉で表現しにくい場合は、故人様が好きだった色や、心に残る思い出のエピソードなどをお話しすることで、イメージが共有できます。デザイン力のある葬儀社であれば、そうしたご家族の想いをくみ取り、具体的なデザイン案として提案してくれるでしょう。
4.紫陽花を使った祭壇の実例紹介
紫陽花を祭壇に用いる際の理由や工夫、注意点について解説してきました。ここからは、紫陽花が実際に祭壇でどのように魅力を発揮しているのか、弊社「花葬儀」が手がけた具体的な事例をご紹介いたします。
祭壇名:ありがとうの気持ちを花に込めて
どんなときも感謝を忘れず、まわりの人にやさしさを注いでこられた故人様のお人柄を、花々に託して表現いたしました。青や紫の紫陽花が、やわらかな色調の中にアクセントを添え、凛とした美しさを持つ祭壇になっています。
祭壇名:happybirthday
明るい黄色のダリアや向日葵を基調に、ピンクやグリーンの紫陽花を織り交ぜながら、故人様の誕生日を祝うご家族のお気持ちをかたちにしました。
足元の紫陽花が式場にやさしく溶け込み、空間全体を包み込むような落ち着きを演出しています。
祭壇名:幼き日の思い出
やわらかな薄緑の紫陽花が、全体に穏やかな広がりをもたらしています。デンファレやカサブランカも添え、故人様の幼い日の思い出をやさしく映し出すような雰囲気の祭壇にいたしました。
紫陽花を使った祭壇についてさらに知りたい方は、「花祭壇におけるあじさいのトレンド」の記事をご覧ください。また、紫陽花の花祭壇の実例は、ご紹介したもの以外にも「花祭壇ギャラリー」で多くを掲載しております。
5.紫陽花を取り入れた祭壇で故人様への想いを伝えましょう
紫陽花の祭壇は、季節感や色の美しさだけでなく、ご家族の想いを繊細に表現できる花材として、多くの方に選ばれています。丸みのある花姿や豊かな色合いは、厳かな場面にもやさしさや清らかさを添えてくれるでしょう。
ただし、時期によって入手しやすさが変わることや、鮮度管理の難しさから、取り扱い可能な葬儀社が限られるのが実情です。イメージに合った祭壇を実現するには、紫陽花の祭壇に関する知見や対応力を持つ葬儀社を慎重に選ぶことが大切です。
花葬儀では、紫陽花をはじめとする季節の花を使った花祭壇について、ご相談を承っております。「こんな雰囲気の祭壇にしたい」「紫陽花を使いたいけれど時期が心配」など、どんなことでも花葬儀の事前相談まで、お気軽にご連絡ください。