弔電のお礼はいつまで?例文付きでマナーと書き方を解説|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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弔電のお礼はいつまで?例文付きでマナーと書き方を解説

弔電のお礼のマナーは?お礼状の書き方や例文、注意点も紹介

葬儀で弔電をいただいたものの、「弔電のお礼はいつまでにするのか」「お返しは必要か」「メールや電話でもよいのか」と迷う方は少なくありません。弔電のお礼は、葬儀後1週間以内を目安に、お礼状で感謝を伝えるのが基本です。弔電のみの場合、お返しの品物は原則不要とされています。

本記事では、弔電のお礼の基本マナーやお礼状の書き方、例文、差出人の考え方までをわかりやすく解説します。初めての方でも安心して対応できるよう、要点を整理しました。

1.弔電とは?お礼の前に知っておきたい基本

弔電とは?

弔電とは、諸般の事情でお通夜や葬儀に参列できない人が、喪主様宛に送る電報です。弔電には、故人様への哀悼の意や、ご遺族を慰める言葉がつづられています。弔電は、お悔やみの気持ちを葬儀で直接伝えられない場合に使うものです。そのため、葬儀に参列する方は弔電を送る必要はありません。

2.弔電のお礼の基本マナーと対応方法

弔電をいただいた際のお礼は、お礼状で感謝を伝えるのが基本です。

ここでは、弔電のお礼の方法とマナーについて解説します。

お礼状を送るのが基本

弔電をいただいた場合、直接相手に会ってお礼を伝えるのが丁寧ですが、葬儀直後ではなかなか外出する余裕がないため、多くの場合はお礼状を書いて送ります。親しい間柄であれば、電話でお礼を伝えてもよいでしょう。

近年ではメールで伝えるケースもありますが、目上の方や取引先にはお礼状を送るのが望ましいとされています。

弔電をいただいた場合、必ずしもお礼状を送らなければならない決まりはありませんが、弔電には故人様やご遺族へのお悔やみの気持ちが込められているため、感謝の気持ちを伝えるのが一般的なマナーとされています。

弔電のお礼にお返しの品物は必要?

弔電のお礼に、「お返しの品も必要なのか」と悩む方もいるかもしれませんが、基本的には不要です。

ただし、弔電の他にお香典も送っていただいた場合は、お返しの品物を用意します。お香典に対するお礼は、一般的に、いただいたお香典の3分の1~2分の1の金額にあたる品物(香典返し)をお礼状(添え状)と共に送ります。

お香典をいただかなかった場合でも、どうしても品物でお返しをしたいときは、明確な決まりはありませんが、いただいた弔電の内容や相手との関係性を考慮して、数千円程度の品物を送ることがあります。品物には、お返しを受けた相手側が気を遣わないような、タオルやお菓子、お茶などが選ばれることが多いようです。

弔電に住所が書かれていない場合の対処法

いただいた弔電に対しお礼状を送りたくても、相手の住所が未記名であるなどして、わからないこともあります。

住所がわからない場合は、無理に探す必要はありません。もし、送り主の連絡先を知っていれば電話で(メールアドレスしか知らない場合はメールで)弔電のお礼を伝えましょう。

3.弔電のお礼状はいつまでに送る?

弔電のお礼は、葬儀後できるだけ早く行うのが基本です。目安としては、葬儀から1週間以内にお礼状を送るとよいとされています。

葬儀直後は心身ともに疲れている時期ですが、弔電をいただいたことへの感謝は、できるだけ早めに伝えることが大切です。事情により遅れてしまった場合は、「ご挨拶が遅れましたことをお詫び申し上げます」と一言添えると丁寧な印象になります。

4.弔電のお礼状の書式と表記の注意点

弔電のお礼状の5つの注意点

弔電のお礼状は、自由な形式で好きなように書いてよいかというと、そうではありません。
ここでは、弔電のお礼状の書式や表記で気をつけたいポイントを解説します。

手紙の形式

弔電のお礼状は、ハガキ、もしくは手紙のどちらで作成しても問題ありません。時間が足りないときはハガキを使っても問題ありませんが、手紙のほうがより丁寧な印象を相手に与えることができるため、手紙を使うことをおすすめします。

便箋は、弔事に適した無地であり、色は白か薄色のグレーにします。封筒は、お礼を伝えるのにふさわしい白無地で一重のものを選びます。

筆記具の種類

弔電のお礼状は手書きが好ましく、毛筆を使って書いたものが最も格式が高いとされています。しかし、毛筆は慣れていない方にとっては非常に難しく、また、筆や墨などの道具を揃えなければいけないことから、葬儀後1週間以内に作成することは難しいでしょう。

そのような場合は、万年筆や筆ペンを使っても問題ありません。鉛筆やボールペン、黒色以外のインクを使うことは重要な文書には適していないため、控えます。

なお昨今では、パソコンで弔電のお礼状を作成する方も少なくありません。マナー違反ではありませんが、手書きのほうが手間がかかる分、お礼の気持ちが相手により伝わりやすいでしょう。

句読点は使わず縦書きが基本

弔電のお礼状には、「、」「。」などの句読点を使わないことが基本です。句読点は、文章を読みやすくしてくれますが、冠婚葬祭に関わる文章においては使用しないのがマナーです。理由としては、以下のような説があります。

  • ・「葬儀が滞りなく終わりますように」との願いを込めている
  • ・句読点によって文を区切ることが「縁を切る」イメージにつながる
  • ・毛筆で手紙を書いていた時代の名残

また、お礼状は伝統的な形式にのっとり、縦書きで作成するほうが格式高いとされています。

弔電のお礼状で避けるべき忌み言葉

忌み言葉とは、不吉や不幸を連想させる言葉の総称です。「死ぬ」「終わる」「消える」「苦しむ」などが挙げられます。冠婚葬祭において、忌み言葉の使用は避けるべきとされていますので注意しましょう。

また、注意したいのが「重ね重ね」「たびたび」「再び」などの重ね言葉です。不幸が繰り返されることを連想させるため、弔電のお礼状では避けるのが一般的です。
「死亡」「生きていた頃」など直接的な表現も控え、やわらかい言い回しに言い換えるよう心がけましょう。

5.弔電のお礼状に書く内容と基本構成

弔電のお礼状の書き方は?

弔電のお礼状は、何を書けばよいか迷いやすいものです。入れる内容を順番に押さえれば、初めての方でも丁寧に整えることができます。
ここでは、弔電のお礼状に盛り込みたい基本事項と、迷いやすい点の考え方をまとめます。

故人様の名前

まずは、このお礼状が「誰の葬儀に送られた弔電に対するお礼なのか」を伝えるために、故人様の名前を明記します。

お礼状で故人様の名前を出す際には以下のように書きます。

  • ・故〇〇儀
  • ・亡き〇〇
  • ・亡母〇〇儀

なお、名前の後につける「儀」は、「〇〇に関すること」「〇〇について」という意味です。

弔電への感謝の言葉

故人様の葬儀に、弔電を送ってくれたことへのお礼を述べます。あわせて生前のお付き合いに対する感謝や、今後とも変わらないお付き合いを頂戴したい旨を書くとよいでしょう。

葬儀が終了したことの報告

葬儀を滞りなく終えた旨の報告をします。

略儀であることのお詫び

「略儀」とは、本来行わなければならないことを省略したときに使う言葉です。

弔電のお礼は、本来であれば弔電を送ってくれた相手のところへ直接出向いてするものです。「直接お礼に向かわなければならないところ、お礼状で失礼します」という意味を込めて、「略儀ながら~」といったお詫びの言葉を入れます。

日付と差出人(喪主様)の名前

手紙の最後に手紙を書いた日付と、差出人の名前を記入します。

弔電のお礼状は、原則として喪主様の名前で出します。喪主様以外の送り主を書きたい場合には、喪主名の後に他の方の名前を連名で、もしくは「親族一同」と書きます。

弔電のお礼の差出人を誰にするか迷った場合は、喪主様名義とするのが無難でしょう。

なお、お礼状をハガキで作成する際には、日付と喪主名の間に差出人の住所を書くのがマナーです。

頭語・結語は個人の判断で

一般的な手紙であれば、時候の挨拶を入れますが、弔電のお礼状では省略します。頭語(拝啓や謹啓)と結語(敬具や謹白)は入れなくてもマナー違反にはなりませんが、入れたほうがより格式の高い手紙となります。

「拝啓・敬具」よりも「謹啓・謹白」の方がさらに丁寧な挨拶となります。頭語と結語は両方セットとなって初めて意味をもつため、間違った組み合わせやどちらか一方だけを書くことのないよう注意しましょう。

6.弔電のお礼状の例文(個人宛・会社宛の場合)

ここでは、弔電のお礼状の例文を、個人宛・会社宛に分けてご紹介します。

個人宛のお礼状(1)相手が親しい方の場合

拝啓
このたびは 故〇〇の葬儀に際し 弔電をいただき誠にありがとうございました
おかげさまで諸事滞りなく済ませることができました
亡母に代わりまして生前のご厚情に感謝申し上げるとともに
今後とも変わらぬお付き合いを賜れますようお願い申し上げます
略儀ながら書中をもって失礼いたします

敬具

令和□年 □月 □日
△△(喪主名)

個人宛のお礼状(2)相手が面識の少ない方の場合

お礼状を送る相手と面識が少ない場合は、より丁寧な手紙になるように意識します。

謹啓
皆さま方におかれましては ますますご清祥のことと拝察申し上げます
故〇〇儀 葬儀に際しましては ご多用中にも関わらずご鄭重なる弔電を賜りましたこと 深く感謝申し上げます
おかげさまで葬儀を滞りなく営むことができましたことをご報告いたします
生前賜りましたご厚情に深謝申し上げますとともに
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます
早速拝眉の上 御礼を申し上げるべきところではございますが
略儀ながら書中にて失礼いたします

謹白

令和□年 □月 □日
△△(喪主名)
親族一同

会社宛のお礼状

拝啓
皆さまにおかれましては ますますご清祥のことと拝察申し上げます
このたびは亡母〇〇の葬儀に際し 部長ならびに部署のみなさまから
丁寧な弔電を賜りましたこと 心より感謝申し上げます
おかげさまをもちまして 葬儀を無事に済ませたことをご報告いたします
略儀ながら書中にて 謹んで御礼申し上げます

敬具

令和□年 □月 □日
△△(喪主名)

7.弔電のお礼に関するQ&A


A.遅れてもお礼状を送ることが大切です。

お礼状の冒頭で「ご挨拶が遅れましたことをお詫び申し上げます」と一言添えると印象が和らぎます。事情説明は簡潔にし、弔電をいただいたことへの感謝と、葬儀を無事に終えた報告を中心にまとめましょう。遅れたからといってお礼を省略することは避けるべきです。


A.原則として喪主様名義で出しますが、実際の文章をほかのご家族が代筆すること自体は問題ありません。

体調や葬儀後の手続きでお忙しい場合も多いため、内容を確認したうえで代筆しても差し支えありません。ただし、差出人は喪主様とし、敬称や表記に誤りがないよう十分注意しましょう。


A.「お礼は不要です」と伝えられた場合でも、弔電をいただいたことへの感謝は何らかの形で伝えるのが丁寧です。

あらためてお礼状を送る必要はありませんが、電話や簡潔な書面で「お気遣いありがとうございました」と感謝を伝えるとよいでしょう。弔電のお礼は形式よりも気持ちが大切であるため、相手の意向に配慮した対応を心がけます。

8.弔電のお礼はお礼状で丁寧に伝えましょう

弔電をいただいたらマナーを守り感謝の気持ちを伝えるお礼状を送りましょう

葬儀に参列できない方から弔電が送られてきた際は、お礼状を書くことが基本的なマナーです。葬儀直後で心身ともに疲れている中ではありますが、お悔やみの言葉をいただいたことに対する感謝の手紙ですので、送るタイミングや使用する道具、文章には気をつけて書かなければなりません。

昨今ではパソコンでお礼状を作成する方も多くいらっしゃいますが、心を込め、手間をかけて書いた手紙は受け取った相手の心により一層届くものです。弔電のお礼に迷った際は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

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