喪中でもお年玉は渡してよい?マナーと考え方を葬儀社が解説
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- 【 葬儀・葬式のマナー 】

「喪中でもお年玉を渡してよいのか」「相手が喪中の場合はどうすればよいのか」と迷う方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、喪中に関するご相談を受けてきた葬儀社の立場から、お年玉の考え方や、お小遣いとして渡す方法、ポチ袋・表書き・新札などのマナーをわかりやすく解説します。
1.喪中のお年玉はどうする?基本的な考え方

喪中にお年玉をどうするか迷ったときは、「渡すかどうか」と「どのような名目で渡すか」を分けて考えると整理しやすくなります。
ここでは、それぞれの基本的な考え方をご紹介します。
喪中でもお年玉をあげてもよい?
喪中にお年玉を渡してはいけないという明確な決まりはありません。ただし、お年玉には新年を祝う意味合いがあることから、喪中は控えたいと考える方もいらっしゃいます。
一方で、「子どもを喜ばせたい」「毎年楽しみにしているものだから渡したい」と考え、お年玉を用意するご家庭もあります。喪中だからと一律に判断するのではなく、ご自身や相手のご家庭の考え方、故人様との関係などを踏まえて決めるとよいでしょう。
なお、喪中となる範囲や期間は、故人様との続柄や関係性などによって異なります。詳しくは「喪中の範囲」の記事で解説しています。
お祝い事を控えたい場合は「お小遣い」としてあげる
お祝いの意味合いをできるだけ控えたい場合は、「お年玉」ではなく「お小遣い」とすることで、新年を祝う意味合いを抑えることができます。
なぜ「お年玉」ではなく「お小遣い」なのかを子どもに説明することは、喪中の意味や、亡くなった人を想う大切さを知る機会にもなるでしょう。
お年玉以外にも、正月飾りや初詣、おせち料理など、喪中のお正月の過ごし方に迷うことがあります。詳しくは「喪中・忌中のお正月」の記事が参考になります。
2.相手が喪中のときに配慮したいこと
相手が喪中の場合は、ご自身の場合以上に、相手への配慮が必要です。お年玉を渡すかどうかだけでなく、自分の子どもへの声かけや、渡す際の言葉にも気をつけましょう。相手のお子様に渡したい場合は、事前に保護者へ確認しておくと安心です。
喪中の方に、自分の子どもがお年玉をねだらないようにする
喪中のご家族は、まだ深い悲しみに包まれていることが多いものです。そのため、お年玉の準備ができていないこともありますし、お祝い事を避けていらっしゃるかもしれません。
子どもたちには、そうした状況を説明し、お年玉をねだらないように伝えることが大切です。喪中の意味や故人様、ご遺族への思いやりを学ぶことにもつながるはずです。
渡すときは「おめでとう」といった言葉は避ける
喪中はそもそも故人様の死を悼む期間であり、晴れがましい言葉や行動は慎むのが一般的です。
喪中にお年玉、もしくはお小遣いを渡すときは、「あけましておめでとう」という言葉を使わず、「好きなものを買ってね」「勉強に必要なものを選んでね」といった言葉を選ぶとよいでしょう。
3.喪中のお年玉|ポチ袋・表書き・新札はどうする?

喪中にお年玉を用意する際は、ポチ袋のデザインや表書き、新札を使うべきかなどに迷うこともあるでしょう。
ここでは、それぞれの考え方や選び方について解説します。
お金を入れるポチ袋のデザインは?
喪中のお年玉に使うポチ袋について、白無地でなければならないという決まりはありません。白無地のポチ袋や封筒を選ぶことは、喪中であることへの配慮を示す方法のひとつです。紅白や金銀など、お祝いを強く連想させる色や華やかなデザインは避け、落ち着いたものを選ぶとよいでしょう。
袋の表書きはどうする?
通常通りお年玉として渡す場合は、表書きを「お年玉」とする考え方もあります。一方、喪中であることへの配慮を重視する場合は、「おこづかい」「書籍代」「文具代」「おもちゃ代」など、お祝いの意味合いを持たない表書きにするとよいでしょう。
また、表書きの代わりに「好きなものを買ってね」「おもちゃ代にしてください」「勉強の本を買ってね」といったメッセージを書くこともおすすめです。
お札は新札?
喪中の際にお年玉やお小遣いとしてお札を渡す場合、新札を用意するかどうかに決まりはありません。
通常のお年玉では、新札やきれいなお札を用意することが多いでしょう。しかし、特にご自身が喪中のときは、時間的な余裕がなかったり、新札を用意する気持ちになれなかったりする場合もあります。そのようなときは無理をせず、手持ちの中からできるだけ汚れや折れの少ないお札を選ぶとよいでしょう。
4.喪中のお年玉に関するQ&A
A.仏式では四十九日までを忌中の目安とすることが多く、この時期はお祝い事を控える考え方があります。
お年玉を渡すことに抵抗がある場合は、無理に用意せず、「お小遣い」として渡したり、時期をずらしたりする方法もあります。
A.喪中だからという理由だけで、お年玉の金額を少なくしなければならない決まりはありません。
渡す場合は、例年の金額やお子様の年齢、ご親族間の取り決めなどを参考にするとよいでしょう。金額よりも、相手やご家族への配慮を大切にすることが重要です。
A.喪中だからといって、お年玉を必ず断らなければならないわけではありません。
相手がお子様を思って用意してくださった場合は、ありがたく受け取ってもよいでしょう。ただし、ご家庭でお祝い事を控える方針がある場合は、その考え方を優先してください。
5.喪中のお年玉は相手に配慮して決めましょう
渡し方には、「お年玉としてあげる」「お小遣いとしてあげる」「時期をずらしてあげる」など選択肢は複数あります。人によって考え方はさまざまですが、子どもが楽しみにしているお年玉ですから、柔軟に対応しても差し支えないといえます。もしも迷った場合は、相手のご家族を思いやって答えを出してみてはいかがでしょうか。
また、喪中におけるお正月は、故人様を偲びながら過ごす時間でもありますから、「もし故人様が見ていたら、どう思うだろう」という視点で行動されるのもよいでしょう。
花葬儀では、このような喪中に関するご相談や、万が一のときにサポートが受けられるメンバーシップクラブ「リベントファミリー」をご用意しております。ご不明点があれば、ぜひお気軽にご連絡ください。











