喪中の新年の挨拶では何と言う?親族・友人・仕事関係の言葉と年賀状への対応
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- 【 葬儀・葬式のマナー 】

喪中に新年を迎えると、「あけましておめでとうございます」と挨拶してよいのか、迷う方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、喪中の新年の挨拶について、ご親族や友人・知人、仕事関係の方など、相手に応じた挨拶の言葉を解説します。喪中はがきや寒中見舞いの送り方もご紹介しますので、年始の対応にお役立てください。
1.喪中の新年の挨拶はどうする?

喪中とは、身近な方を亡くしたあと、故人様を偲びながら一定期間を過ごすことをいいます。喪中となる範囲や期間について詳しくは、「喪中の範囲」の記事をご覧ください。
喪中は、新年を祝う「あけましておめでとうございます」などの言葉を控えるのが一般的です。ただし、新年の挨拶そのものをしてはいけないわけではありません。お祝いの意味を含まない言葉を選べば、ご親族や友人・知人などに挨拶することができます。
なお、初詣や正月飾り、おせち料理など、喪中のお正月の過ごし方については、「喪中・忌中のお正月の過ごし方」の記事で詳しく解説しています。
2.相手別|新年の挨拶では何と言う?
喪中の新年の挨拶は、相手との関係によって適した言葉が異なります。ここでは、ご親族や友人・知人、仕事関係の方など、相手別に使える挨拶の言葉をご紹介します。
ご親族への挨拶の言葉
喪中の人が新年に挨拶回りをすることはタブーではありません。そのため、ご親族の家を訪れ、挨拶をしても問題ないとされています。
ただし、「あけましておめでとうございます」をはじめとした、おめでたい意味の言葉を使うことは避け、代わりに「昨年はお世話になりました」「昨年はありがとうございました」「今年もよろしくお願いいたします」といった言葉をかけます。
友人・知人への挨拶の言葉
友人・知人に対しては、新年を迎える前に「自分が喪中であること」を伝える機会がなかったケースもあるでしょう。そこで、相手が自分の喪中を知っている場合と知らない場合に分けて、新年の挨拶の言葉をご紹介します。LINEやメールで挨拶する場合も、基本的な考え方は対面と同じです。
相手が自分の喪中を知っている場合
友人・知人がこちらの喪中を知っていれば、お祝いの言葉を使わずに「昨年はお世話になりました」「今年もよろしくお願いします」などの言葉で新年の挨拶をします。
相手が自分の喪中を知らない場合
相手から「あけましておめでとうございます」と挨拶された場合は、「ありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします」など、お祝いの言葉を繰り返さずに返すとよいでしょう。親しい相手など、事情を伝えておきたい場合は、必要に応じて喪中であることを伝えます。
また、新年の挨拶でお年賀を持参するか迷う場合は、「自分が喪中のときお年賀は贈ってもよいの?」の記事も参考にしてください。
仕事関係の方への挨拶の言葉
仕事関係では、社内・社外や相手との関係によって、新年の挨拶の仕方が異なることがあります。ここでは、社内と社外に分けて挨拶の言葉をご紹介します。
社内の人の場合
社内でも、ご自身が喪中であることを知っている相手には、「昨年はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします」など、お祝いの言葉を避けて挨拶するとよいでしょう。
社外の人の場合
社外の方との仕事上の挨拶では、個人の喪中を伝えず、通常の新年の挨拶を交わすこともあります。ただし、お祝いの言葉を使うことに抵抗がある場合は、「本年もよろしくお願いいたします」など、賀詞を使わない表現で挨拶してもよいでしょう。
3.新年の挨拶を控える場合は喪中はがきで知らせる

毎年年賀状をやり取りしている相手には、喪中はがきを送り、新年の挨拶を控えることを事前に知らせるのが一般的です。喪中はがきは、故人様のご逝去を知らせることだけを目的としたものではなく、年賀状による新年の挨拶を控える旨を伝える挨拶状です。
ここでは、喪中はがきを送る時期と、記載する主な内容をご紹介します。
喪中はがきを送る時期
喪中はがきは、相手が年賀状を準備する前に届くよう、11月から12月初旬ごろまでを目安に送るのが一般的です。遅くなると、相手がすでに年賀状を準備している可能性があるため、余裕を持って送るとよいでしょう。
送る時期や、年末にご家族が亡くなった場合の対応について詳しくは、「喪中はがきはいつ送る?」の記事をご覧ください。
喪中はがきに書く内容
喪中はがきには、新年の挨拶を控える旨をはじめ、故人様のお名前や続柄、ご逝去の時期、生前のお付き合いへの感謝などを記します。また、差出年月や差出人の氏名・住所なども記載します。
具体的な書き方や文例、使用する言葉のマナーについては、「喪中はがきの書き方」の記事で詳しくご紹介しています。
4.喪中に年賀状を受け取ったら?返信は寒中見舞いで
「喪中はがきを出した相手から年賀状が届いた」「喪中はがきを出していない人から年賀状が来た」ということもあります。喪中の人が年賀状を受け取ること自体に問題はありません。年賀状のやり取りについて詳しくは、「喪中の年賀状マナー」の記事をご覧ください。
年賀状に返信する場合は、寒中見舞いを用いる方法があります。寒中見舞いは、寒さの厳しい時期に相手を気遣う季節の挨拶状です。ここでは、寒中見舞いを送る時期や書く内容、注意点をご紹介します。
寒中見舞いを送る時期
寒中見舞いは、松の内が明けてから立春までを目安に送ります。松の内の期間は地域によって異なり、関東では1月7日まで、関西では1月15日までとする地域が多くあります。立春の日付も年によって異なるため、送る際はその年の暦を確認しましょう。
寒中見舞いに書く内容
喪中に年賀状を受け取った場合は、寒中見舞いの挨拶に続いて、年賀状をいただいたことへのお礼や、喪中のため新年の挨拶を控えていたことなどを記します。さらに、相手の健康を気遣う言葉や今後のお付き合いをお願いする挨拶、日付・差出人情報を添えます。
寒中見舞いを送る時期や書き方、具体的な文例については、「喪中の寒中見舞い」の記事で詳しく解説しています。
寒中見舞いのマナー
寒中見舞いには年賀はがきを使用せず、通常のはがきや私製はがきを用います。また、喪中の場合でも弔事用の切手を使用する必要はありません。はがきのデザインは、お正月を祝う華やかなものを避け、冬の季節を感じさせる落ち着いたものを選ぶとよいでしょう。
5.喪中の新年の挨拶に関するQ&A
A.相手が喪中の場合は、「あけましておめでとうございます」など新年を祝う言葉を避けるとよいでしょう。
「昨年はお世話になりました」「本年もよろしくお願いいたします」など、相手の気持ちに配慮した表現を選ぶのがおすすめです。
A.「よいお年を」は、新年を祝う賀詞ではないため、喪中でも使えるとされています。
ただし、ご逝去から間もない場合などは相手の気持ちに配慮し、「今年もお世話になりました」など、より落ち着いた言葉に言い換えてもよいでしょう。
A.喪中の期間に一律の決まりはなく、故人様との関係やご家庭・地域の慣習によって異なります。そのため、新年を祝う挨拶をいつまで控えるかも一概にはいえません。
喪中として過ごす期間を目安にしながら、ご自身やご家族の気持ちを踏まえて判断するとよいでしょう。
6.喪中の新年の挨拶ではお祝いの言葉を避けましょう
喪中の新年の挨拶は、「あけましておめでとう」や「謹賀新年」といったお祝いの言葉を使わずに行いましょう。また、毎年、新年の挨拶として年賀状のやり取りをしている相手には、喪中はがきで年賀欠礼を伝えておくとよいでしょう。
喪中の新年の挨拶では、形式だけにとらわれず、相手との関係性に配慮し、ご自身の気持ちも大切にしながら、無理のない言葉を選ぶことが大切です。
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