故人様の四十九日法要を終えてから初めて迎える盂蘭盆会（お盆）のことで、「ういぼん」と読まれることもあります。
「逝去後最初のお盆」ではないことに注意が必要で、たとえば2020年7月31日に亡くなった方の初盆は2021年8月のお盆になります。
故人様の魂を迎え入れ供養するお盆ですが、初盆はご家族だけでなく、ご親族、知人、僧侶を呼ぶなど、多少規模を大きくすることが多いようです。
飾りも少々特殊で、故人様が戻ってくる目印とする提灯も、初盆に限り模様が入っていない白無地のものを使うなど、初盆専用のものが指定されるものもあります。
「新盆（にいぼん）」という別名で呼ばれることもあります。

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