東京のマンションで自宅葬をした、実際の話。不安だったこと・準備・やってよかった理由|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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東京のマンションで自宅葬をした、実際の話。不安だったこと・準備・やってよかった理由

東京のマンションで自宅葬をした、実際の話。不安だったこと・準備・やってよかった理由

「長年暮らした東京のマンションへ、最後にもう一度だけ帰してあげたい」

そう願いつつも、いざ自宅葬を検討するとなると「本当にうちの環境でできるのだろうか」と立ち止まってしまうご家族は少なくありません。式場でお見送りをするのが一般的になった昨今、集合住宅に故人様をお迎えすることをためらうのは自然なことです。

実際に花葬儀へご相談くださるご家族も、初めは同じような迷いを抱えていらっしゃいます。しかし、気がかりな点を一つずつ整理していくことで、多くの方が住み慣れたご自宅からのお見送りを叶えてこられました。

この記事では、ご家族の実際の体験をもとに、マンションでの自宅葬にはどのような準備が必要で、当日どのような時間が流れるのかをお伝えします。

1.奥様を”東京の自宅マンション”に帰してあげたいという気持ちが、最初の一歩だった

奥様を東京の自宅マンションに帰してあげたいという気持ちが、最初の一歩だった

あるご家族が病院で「もって数日かもしれません」と告げられたときのことです。
頭が真っ白になるような状況の中で、それでもご主人の胸に浮かんだのは、「最期に、自宅へ帰してあげたい」という想いでした。

奥様が長年暮らしてこられた東京都内のマンションの一室には、ご自身でこだわって選ばれた絵画やテーブル、いつも眺めていた窓からの景色があり、ご家族の心には、部屋でくつろぐ奥様の姿が浮かんでいました。
「マンションだから難しいかもしれないけれど、まずは聞いてみよう」と決めたことが、お見送りの出発点になりました。

2.最初に頭をよぎったのは「マンションでも本当にできるのだろうか」という不安

「自宅へ帰してあげたい」という想いが強くなる一方で、ご主人の頭から離れなかったのが、「マンションでも本当にお見送りができるのだろうか」という不安でした。

長年暮らしてきた住まいとはいえ、集合住宅である以上、ご近所への配慮も必要になります。人の出入りや物音で迷惑をかけてしまわないか、棺はエレベーターに入るのか——考え始めると、気がかりは次々と浮かんできたといいます。

「やはり難しいのかもしれない」

そう思いながらも、相談だけでもしてみようと、花葬儀へ連絡をしてくださいました。

迷惑をかけたくないという葛藤

集合住宅では生活空間が近く、とくに東京などの都市部ではご近所付き合いが希薄な傾向があります。「周りに迷惑がかかるのではないか」との不安から、マンションでの葬儀について調べる前にあきらめてしまうケースもあり、実際にこのご主人も葛藤があったといいます。

東京のマンションでも、自宅葬はできると知った

ご相談の中で、スタッフから過去の事例や実際の流れについて説明を受けるうちに、ご主人の不安は少しずつ和らいでいきました。

たしかに、マンションで自宅葬を行う場合には、搬入経路やエレベーターのサイズ確認など、事前に確認しなければならない点があります。しかし、それらを一つずつ整理していくことで、「マンションでも自宅葬はできるのだ」と現実的に考えられるようになったそうです。

実際に同じような環境でお見送りをされたご家族の話を聞けたことも、大きな安心につながりました。

3.東京のマンションで過ごした数日間と、最後の時間

マンションでの自宅葬を決断したご主人は、実際にどのような数日間を過ごされたのでしょうか。
花葬儀スタッフのサポートのもと、お迎えする準備が整い、いよいよ奥様が懐かしい我が家へと戻ってこられました。式場ではなく自宅を選んだからこそ生まれた、静かな時間の流れをご主人の言葉でたどっていきましょう。

帰ってきたその日、いつもの部屋なのに、どこか違う空気だった

亡くなった妻と一緒に、病院から自宅に戻った日のことは、今でもはっきり覚えています。いつも過ごしていた部屋のはずなのに、どこか違うような、不思議な感覚でした。

妻は、間取りから家具の配置まで自分で考えるほど、自宅のマンションに愛着を持っていたんです。入院中も「家に帰りたい」と願っていたのに叶えられなかった。だから、「やっと帰ってこれた」という感慨もひとしおでした。

妻が好きだった窓からの景色、好きだった絵画——何も変わっていないのに、妻が一緒にいるだけで、特別な場所のように感じられました。

東京ではすぐに葬儀ができず、数日間を自宅で過ごすことになった

東京ではすぐに葬儀ができず、数日間を自宅で過ごすことになった

葬儀までは斎場の霊安室に安置していただく予定でしたが、空きがないということで、自宅で安置することにしました。東京は火葬場が混んでいるという話は聞いたことがありますが、霊安室まで混んでいるとは驚きでした。

マンションで安置することには一瞬迷いましたが、毎日のドライアイスの交換などサポートに来てくださるということで、安心してお任せすることにしました。

ただ、思いがけず安置することになったということもあり、正直、最初はどう過ごせばいいかわかりませんでした。

静かな時間の中で、気を配ることも増えていった

自宅安置の数日間は、穏やかであると同時に、マンションならではの気遣いが続く日々でもありました。弔問に来られる方の出入りや廊下での話し声など、「近所に迷惑をかけていないか」という気持ちが、頭の片隅にありました。

「実際に近隣のお部屋から苦情が出ることはほとんどありません」とスタッフの方から聞いてはいましたが、どうしても気持ちの面で気をもんだり、心労を感じてしまうのは、マンションならではのことだと感じました。

何をしていいかわからなかった時間が、少しずつ変わっていった

最初の1日、2日は、「ただそこにいる」ことしかできませんでした。妻のそばに座ったり、話しかけたりして、時間が過ぎていきました。

しかし少しずつ心境が変化していきました。いつもの部屋に妻がいる時間はまるで日常の延長のようで、それが戸惑いをやわらげてくれたんです。毎日スタッフの方が妻のケアに来てくれる安心感もあり、そばにいられるこの時間が、かけがえのないものだとの想いが深まっていきました。

通夜の準備で、部屋が少しずつ特別な空間に変わっていった

家族水入らずの穏やかな時間を過ごし、葬儀前日の午後に、通夜の準備が始まりました。空間デザイナーが自宅へ来てくれて、リビングが少しずつ変わり始めました。

家族が見守るなか、妻との生前の思い出が一つひとつ、祭壇やメモリアルコーナーへと形を変えていくのは驚きでした。妻のお気に入りの絵画を囲むように花が飾られ、TVモニターには思い出のスライドショーが映し出されました。

窓の外が暗くなる頃には、いつものリビングが妻らしい、優しい空間へと整えられていました。

通夜の夜、日常と非日常が同時に存在していた

親族や妻と懇意にしていた方にも来ていただき、静かに通夜を行いました。今回は僧侶の方を呼ばない無宗教の形を選んだのですが、窓から差し込む街の光や、時計の音が重なる空間で、妻との思い出話に花が咲きました。もし式場でのお見送りを選んでいたら、こんなふうにゆっくり語り合う時間は持てなかったかもしれません。

次の予定に急かされることなく、時間を忘れて語り合える。マンションで行ったことによる気疲れはありましたが、それ以上に「自宅葬にしてよかった」という想いが勝りました。

お別れの時間、手が止まった瞬間

家族で過ごす最後の夜が明けて、自宅マンションでの葬儀を迎えました。静かに献花を済ませたあと、家族で一つひとつ祭壇のお花を棺の中に手向けていきました。

空間デザイナーの方がお通夜の際に、お花で作ったフラワーリングを用意してくださっていたのですが、リングを妻の指にはめたとき、「これで本当にお別れなんだ」と、思わず手が止まりました。

見慣れたリビングでたくさんの花に囲まれて眠る妻は本当にきれいで、妻の雰囲気そのままのお花に包まれた姿は、今でも忘れられません。

棺が部屋を出ていくとき、いつもの廊下が違って見えた

棺がゆっくりと玄関を出て、ドアが並ぶマンションの廊下を進む道のり。街のどこかから聞こえる生活音の中、台車の進む音が響くのは、不思議な感覚でした。妻と何度も一緒に歩いたいつもの廊下なのに、その日だけはまったく違う景色に見えました。

寂しさはありますが、最後に妻が大好きだったこの部屋で見送ることができて本当によかったと、心から思います。

4.実際にやってわかった「準備で手がかかったところ」

最後のお見送りの時間に至るまでの数日間は、ご家族にとってかけがえのないものでした。しかし、その穏やかな時間の裏側では、「マンションだからこそ」の準備が必要だったのも事実です。

これからご自宅でのお見送りを検討される方が、少しでも事前にお心づもりできるよう、ここではご家族が直面した「手がかかったこと」を、実際の体験をもとにお伝えします。

家具の移動

自宅葬では、棺や祭壇を安置するスペースを確保するために、6畳ほどのスペースが必要となるため、場合によってはリビングや寝室の家具を移動しなければなりません。マンションは部屋の広さに限りがあることも多く、「このソファはどこへ動かそうか」など、家具をどこに動かすかを考えることが、ご家族のご負担になることもあります。

葬儀後の片付けも含めると、思った以上に体力を使ったとおっしゃる方も少なくありません。スタッフと事前に間取りを確認しながら、無理のない計画を考えることをおすすめします。

搬入動線の確保

ご自宅へ棺を運び込む際、特に気をつけたいのがマンション内の通り道です。棺のサイズは全長約185cmあるため、水平に保ったまま進むには十分な広さが必要です。しかし、都内のマンションでは「エレベーターの奥行きが足りない」「玄関を入ってすぐの曲がり角でつかえてしまう」といったケースも珍しくありません。

マンションによっては、エレベーター内に奥行きを拡張するトランクルーム(非常扉)が備わっている物件もあるため、「棺が通れるか」「非常扉の鍵を事前に管理会社へ手配できるか」といった専門的な確認は、スタッフが事前にご自宅の状況を確認しながら対応します。

安置スペースの設営・ドライアイスの配置

数日間、故人様をご自宅で適切に安置するにあたっては、「エアコンの風向きはこれでいいか」「ベランダからの日差しは当たらないか」など、お部屋の環境に合わせた細かな配慮が必要になります。

とくにドライアイスの扱いや室温の管理については、「ご家族が過ごすには寒すぎないか」「結露で床が傷まないか」といったご心配をいただくこともありますが、葬儀スタッフが実際の窓の位置や空調を拝見し、無理なくそばで過ごせるご安置の形をご提案いたします。「リビングのこの位置で大丈夫かな」など、迷われたときは、ぜひお尋ねください。

生活空間との切り分け

限られた広さのマンションでは、故人様が休まれているお部屋と、ご家族が生活するスペースが重なることも珍しくありません。そのため、「棺のそばでご飯を食べていいのだろうか」「夜はどこに布団を敷けばいいのか」といった、日常と非日常が入り混じるからこその戸惑いが生じます。

「お線香の香りがするなかで食事をするのは申し訳ない」と別のお部屋で過ごされるご家族もいれば、「お父さんと一緒に食べよう」とお食事をされるご家族もいらっしゃいます。

「こうしなければならない」という決まりはないため、ご家族が心安らかに過ごせる形を、一緒に考えていきます。

※自宅葬での対応について詳しくは、花葬儀までお気軽にご相談ください。

0120-878-339

https://www.hana-sougi.com/estimate_form/

5.東京のマンションで自宅葬をするなら、知っておきたいこと

東京のマンションで自宅葬をするなら、知っておきたいこと

具体的な準備の裏側を知って、「少し大変そうだな」「うちの部屋の広さで本当にできるのだろうか」と不安に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

それでも「やっぱり最後に一度だけ、あの部屋へ帰してあげたい」といったお気持ちがあれば、まずはご自宅のマンションで実現可能かどうかをたしかめることから始めてみませんか。

ここでは、自宅葬を検討するにあたり、事前に知っておきたい具体的な条件や費用についてまとめました。

マンションで自宅葬ができる主な条件

東京のマンションで自宅葬を行う際には、主に以下の点を事前に確認しておくことをおすすめします。

・エレベーターや廊下の広さ(棺を水平に保ったまま通れるか)
・搬入の通り道や駐車スペース(車両を停める場所はあるか)
・マンションの管理規約(ご自宅でのご安置が制限されていないか)
・ご近所へのご挨拶(どのタイミングで伺い、人の出入りをどう配慮するか)

こうした気がかりを、ご家族だけで抱え込む必要はありません。ご自宅へ伺い、お部屋までの道のりなどをスタッフの目で一つひとつ一緒に確認させていただきます。

費用の目安と、式場葬との違い

自宅葬では、式場使用料や、斎場の安置室を利用しない場合は、安置費用がかからないため、その分だけ費用を抑えられます。一方で、ご自宅へお連れするための搬送費や、お部屋に祭壇を設え、飾り付けを行う費用などがかかるため、「式場で行う葬儀よりも必ず安い」と一概には言えません。

「最後に好きだった色のお花を飾りたい」「感謝を込めて花束を贈りたい」など、ご家族によって思い描くお見送りの形は違います。どのような時間を過ごされたいかをお伺いしながら、ご自宅の状況に合わせた費用をお出しできますので、気兼ねなくお尋ねください。

自宅葬にかかる費用の詳細については、「葬儀を自宅で行う自宅葬」でも解説しております。

6.東京マンションの自宅葬をして「やってよかった」と感じた理由【花葬儀のお客様の声より】

「大変だった」という声がある一方で、花葬儀で自宅葬をされたご家族からは、「やってよかった」という言葉も数多く届いています。
ここでは、実際にマンションでの自宅葬を選ばれたご家族がどのような想いを抱かれているのか、実際のお言葉から振り返ってみましょう。

やっと帰ってきたという実感。心が落ち着き、ゆっくり過ごせた

●お客様の声
「スタッフの方のアドバイスで、マンションなので無理とあきらめていたところ、姉の大好きな自宅に戻ることができ、数日いたので最後のお別れをすることができました」
「結果的に現在も自分の心の状態も落ち着いており、ゆっくりと自宅のマンションで過ごすことができて本当に良かったです」

病院からご自宅のマンションへお戻りになり、見慣れたリビングにご安置されたとき、「最後に願いを叶えてあげられた」と胸をなでおろす方もいらっしゃいます。もしそのまま式場へお連れしていたら、「本当は家に帰りたかったのではないか」と後悔が残ったかもしれません。

最後に住み慣れた場所へお連れできたことが、ご家族の心残りをなくし、前を向いてお見送りをするための支えになることもあります。

「あの場所で見送れた」という事実が今も支えになっている

●お客様の声
「1週間ほど自宅で安置しましたが、毎日きれいにお顔の処置や保湿をしに来てくださり、安心してお任せできました」
「大好きだったお花にたくさん囲まれて、住み慣れた自分の部屋から送り出せてよかったです」

葬儀が終わり、いつもの日常が戻ってきたあとも、ご自宅のマンションで過ごした時間はご家族の心に長く留まり続けます。

マンションの規約などにより、ご自宅での葬儀自体は叶いませんでしたが、数日間ご自宅で安置をされたケースもありました。住み慣れた場所で見送れたという実感が、残された方々のその後の歩みをそっと後押ししてくれるのかもしれません。

自宅で湯かんをし、とても気持ちよさそうな顔

●お客様の声
「自宅で本当に湯かんができるのか最初は不安でしたが、周りを気にせず、ゆっくりと別れを告げることができました」
「自宅での湯かんとメイクで、とても気持ちよさそうな顔になり、お気に入りのドレスを着た母を囲んで家族で一緒に過ごしました。」

穏やかな時間のなかで迎えるお別れの儀式も、ご自宅ならではの温かさに満ちています。式場ではなく、ご家族の思い出が詰まったマンションの一室でいつものように丁寧にケアをして差し上げる時間は、ご家族にとっても「これでしっかりと送り出してあげられる」と心が定まる、かけがえのないひとときになります。

7.東京のマンションでも、自宅葬はできる

東京のマンションでも、自宅葬はできる

東京のマンションで自宅葬を行う場合、たしかに一軒家とは違う確認や配慮が必要ですが、それは「できない理由」ではなく、「順番に確かめていけばいいポイント」でもあります。

たとえば、棺が通れる動線の確認や、エレベーターの非常扉の有無、安置するお部屋の環境、近隣へのご挨拶といった点は、ご家族だけで判断するのが難しいからこそ、スタッフが伺い、実際の間取りや状況を見ながらご提案させていただきます。

「どうすれば無理なくお見送りができるか」を一緒に考えるところから、準備を始めてみませんか。
住み慣れたご自宅で過ごす最後の時間が、ご家族にとって後悔のないお別れにつながるかもしれません。

※ご家族の想いを形にするために、私たちが全力でサポートいたします。東京のマンションでの自宅葬についてのご相談は、お葬式相談窓口の花葬儀までお気軽にお問い合わせください。

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https://www.hana-sougi.com/first/jizensoudan/

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