香典返しの時期はいつ?四十九日後の目安と遅れた場合の対処法|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

0120-878-339
24時間無料で電話相談受付中

香典返しの時期はいつ?四十九日後の目安と遅れた場合の対処法

香典返しの時期はいつ?四十九日後の目安と遅れた場合の対処法

香典返しの時期は、当日返しの場合は葬儀当日、忌明け返しの場合は四十九日法要後から1ヵ月以内が基本です。ただし、宗教や地域によって考え方が異なる場合もあります。

本記事では、香典返しの適切な時期やタイミング、いつまでに贈るべきか、遅れた場合の対応やマナーまでわかりやすく解説します。

1.香典返しとは?

香典返しとは、通夜や葬儀で参列者からいただいたお香典に対して喪主様が贈る返礼品です。地域によって違いはありますが、基本的に香典返しはいただいたお香典の3分の1~半額(半返し)の品物を用意します。

香典返しは、品物の内容だけでなく、贈る時期にも明確な目安があるため、適切なタイミングを押さえておくことが大切です。次の章から、当日返しと忌明け返しの違いや、適切な時期について解説します。

2.香典返しの渡し方は2通り(当日返し・忌明け返し)

香典返しの渡し方は2通り(当日返し・忌明け返し)

香典返しの渡し方には、葬儀当日に渡す「当日返し」と、忌明け後に贈る「忌明け返し」があります。ここでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

当日返し(即返し)

通夜や葬儀にて、お香典をいただいたその場で香典返しを渡すことを「当日返し(即返し)」といいます。

香典返しは、古くから直接参列者に会って渡すことが礼儀でしたが、喪主側の負担を減らす目的として当日返しという慣習が生まれ、現在は主流になっています。

なお、香典返しの金額の決め方について詳しく知りたい方は、「香典返しの値段」の記事が参考になります。

当日返しのメリット

喪主側としては、香典返しを後日用意する手間を省くことができます。葬儀後に芳名帳を確認し、いただいたお香典にふさわしい品物を参列者ごとに選ぶことは、大切な人を失い深い悲しみの中にいるご遺族にとっては大きな負担です。また、送料を削減できること、渡しそびれが防げることもメリットといえるでしょう。

当日返しのデメリット

当日返しのデメリットとしては、「香典返しと会葬御礼との区別がつきにくいこと」が挙げられます。

会葬御礼とは、「葬儀に参列してくれたことへの御礼に喪主側が参列者に渡す品」のことで、お香典を持参しなかった人にも用意します。

当日返しでは、香典返しと会葬御礼を一緒に渡すため、受け取った参列者は2つの区別がつかず、混乱してしまう恐れがあります。渡す際には丁寧な説明や、香典返しとわかるような見た目にするなどの配慮が必要です。

もうひとつのデメリットとしては、お香典の金額が想定よりも大きく上回るケースに対し、後日改めて香典返しの手配をしなければならないという点が挙げられます。

忌明け返し

忌明け返しとは、ご遺族の忌が明けてから用意する香典返しのことで、一般的には四十九日法要後から1ヵ月以内を目安として贈ります。

忌明けとは、ご遺族が故人様を偲び(しのび)喪に服す期間が終わったタイミングを指しており、当日返しの考え方が派生するまでは忌明け返しが主流でした。

忌明け返しのメリット

忌明け返しには、参列者ごとに応じた対応ができるというメリットがあります。いただいたお香典にふさわしい香典返しを個別に用意することで、内容に不公平が生まれにくくなります。

ごく親しい相手に対しては、一般的なお礼状(印刷したもの)のほかに、手書きのお礼状を用意することも可能でしょう。また、お礼状にて、故人様の法要が滞りなく行なわれたことを報告することもできます。

忌明け返しのデメリット

忌明け返しは葬儀を終えてからお香典の金額を確認して用意するため、葬儀後も慌ただしさが続きます。また、直接会って渡せない相手には郵送しなければならず、その分送料がかかります。

当日返しと忌明け返しにはそれぞれメリット・デメリットがあります。葬儀後の負担を減らしたい場合は当日返し、いただいたお香典の金額に応じて丁寧に対応したい場合は忌明け返しを選ぶとよいでしょう。
なお、忌明け返しの具体的な時期は次の章で詳しく解説します。

3.香典返しの時期はいつ?忌明け返しの目安

忌明けに香典返しを贈る時期は、一般的には四十九日法要後から1ヵ月以内が目安です。ただし、宗教・宗派や地域のしきたり、年末年始などの時期によって考え方が異なる場合もあります。
ここでは、具体的な時期の目安と注意点をご紹介します。

仏式の場合(四十九日)

仏式は、故人様の命日から四十九日目に行われる四十九日法要で忌明けを迎えます。無事に四十九日を迎えたことを報告する意味もあり、四十九日法要後(当日を含む)に香典返しを送ります。一般的に「四十九日法要からおおよそ1ヵ月以内に」といわれていますが、早めに送ることをおすすめします。

なお、「浄土真宗」の場合、四十九日という考えがないため、初七日が終わってから1ヵ月以内に送るとされる情報も見られます。しかし、「四十九日ごろに送ってはいけない」という決まりはなく、他の宗派と同時期に送っても差し支えないでしょう。

神式・キリスト教式の場合

忌明け返しをする時期は、「宗教・宗派によって厳密に異なる」という情報が多く見受けられますが、他の宗教(神式、キリスト教式など)も、浄土真宗と同様に四十九日という考えがないため、いつまでに送らなければならない、という厳密なルールはありません。

実際のところ、どの宗教・宗派においても、おおよそ四十九日ごろを目安に送っているのが実情です。

忌明け返しの時期をずらすケース年末年始・三月またぎ)

四十九日が年末、もしくは年始にかかってしまう場合

年始に香典返しを送ってしまうと、故人様の死を新年早々に相手に思い起こさせてしまうため、四十九日ではなく三十五日を忌明けとして年内に送る、もしくは松の内(一般的には1月7日ごろ)以降に届くよう配慮するとよいでしょう。

命日から忌明けまでに3ヵ月わたってしまう場合

(例)命日が6月29日の場合、8月17日が四十九日にあたり、6月、7月、8月をまたぐ

香典返しに3ヵ月をまたぐことを「三月またぎ(みつきまたぎ)」といい、三月という響きが「身付き=身に付く=苦しみが続く」と連想されることから縁起の悪いタイミングと考えられています。

主に、関西において重視されている「しきたり」で、三月またぎを避けるために、三十五日忌として香典返しを贈るケースもあります。

ご紹介したように、香典返しは四十九日法要が終わったころに送るケースが一般的ですが、地域によって考え方が異なるケースもあるため、葬儀社に相談しながら贈る時期を検討しましょう。

4.香典返しはいつまでに贈る?遅れた場合の対処法

香典返しは、忌明け後できるだけ早く、一般的には四十九日法要から1ヵ月以内に贈るのが目安とされています。ただし、やむを得ない事情で遅れてしまうこともあるでしょう。
ここでは、香典返しが遅くなった場合の対応やマナーについてご紹介します。

香典返しは遅くなっても必ず送る

どんなに遅くなっても、必ず香典返しは渡すようにします。香典返しを贈らないことによって非常識と思われるほか、「何かあったのではないか」と相手を心配させることになりかねないからです。

遅れる場合は事前連絡が望ましい

やむを得ない事情で香典返しの手配が遅れてしまい、なおかつ手配に長時間を要する場合は、あらかじめ相手に遅くなってしまう旨と、それに対する謝罪を伝えておくとトラブルを避けることができるでしょう。

挨拶状にはお詫びの言葉を添える

香典返しが遅くなってしまった際は、品物に同封する挨拶状の中にお詫びの言葉を必ず入れましょう。通常通りの挨拶状では、相手が不快になる可能性もありますから、心を込めた対応が求められます。

以下に、お詫びの言葉を入れた挨拶状の文例をご紹介します。
(挨拶状は原則として句読点無し・縦書きですが、コラムの仕様上、横書きでご紹介しています)

(1)

〇〇様

亡母〇〇儀の葬儀におきましては ご参列と鄭重なるご厚志を賜り 心から感謝申し上げます

おかげさまで四十九日法要を終えることができましたことを ご報告いたします

心ばかりではありますが お返しの品をご用意いたしましたので みなさまでお召し上がりください

諸般の事情により 御礼が遅くなってしまったことを深くお詫びいたします

令和〇年〇月〇日 喪主氏名(または〇〇家)

(2)

〇〇様

故〇〇儀の葬儀におきまして ご多用中にもかかわらず参列いただき ありがとうございました

また お心遣いにつきましても深く感謝申し上げます

おかげさまで四十九日法要を終えることができ 私たち家族も少しずつ前を向き力強く進んでいく所存でございますので 今後ともご指導ご鞭撻を賜れましたら幸いに存じます

本来ならばもっと早くにご挨拶すべきところ 諸般の事情によりこのような時期になってしまったことを 心からお詫びいたします

供養のしるしに 心ばかりの品を送らせていただきましたので何卒お納めくださいますようお願い申し上げます

令和〇年〇月〇日 喪主氏名(または〇〇家)

なお、香典返しに添えるお礼状については、「香典返しの添え状」の記事で詳しく解説しています。

5.香典返しの時期でよくあるケース別の対応

香典返しでは、個別の事情に応じた対応が必要になることもあります。忌明け後にお香典をいただいた場合や、香典返しを辞退された場合など、判断に迷いやすいケースについて確認しておきましょう。

忌明け後にお香典をいただいた場合の返礼時期

スケジュールの問題で葬儀に参列できなかった、または葬儀後に訃報を知ったなどの理由で、忌明け後にお香典を包んでくださる方もいます。ここでは、四十九日後に新たにお香典をいただいた場合の返礼時期についてご紹介します。

忌明け後にお香典をいただいた場合は、遅くとも受け取り後1ヵ月以内に香典返しを贈るようにしましょう。その際はまとめて手配するのではなく、ひとりひとりのお香典をいただいたタイミングで贈るのがベストです。

忌明け後の弔問時にお香典をいただき、かつ、お返しの品が用意してある場合は、「当日返し」が可能です。金額が想定より高額だった場合は、後日改めてふさわしい額の香典返しを贈るとよいでしょう。

香典返しを辞退された場合

お香典をくださる方の中には、「お悔やみの気持ちを伝えたいけれど、ご遺族側に気を遣わせるのは避けたい」という考えなどから、香典返しを辞退したいと申し出る方もいます。

そういった方に無理やり香典返しを送るのは、相手の気持ちに配慮しているとは言えません。

お香典をいただいた方が香典返しを辞退された場合は、その気持ちを尊重して香典返しは控え、お礼状を送るだけに留めます。そして、お中元やお歳暮、暑中見舞いや寒中見舞いなどといった別の機会に、礼状を添えて感謝の気持ちを表した品物を贈るとよいでしょう。

6.香典返しの時期に関するQ&A


A.香典返しは早すぎても失礼になることは基本的にありませんが、一般的には忌明け後に贈るのが望ましいとされています。

特に忌明け返しの場合は、四十九日法要後に送ることで「無事に法要を終えた報告」の意味も含まれます。ただし、当日返しであれば葬儀当日に渡すのが一般的であり、問題はありません。


A.香典返しの時期を過ぎてしまった場合でも、必ずお返しをするようにしましょう。

一般的な目安である四十九日後から1ヵ月を過ぎていても、事情を添えたお詫び状を同封すれば失礼にはなりません。むしろ何も送らない方が相手に不安や不信感を与える可能性があります。遅れてしまった場合でも、できるだけ早く対応することが大切です。


A.香典返しの時期は、地域や葬儀の形式によって異なる場合があります。

一般的には四十九日法要後に送る忌明け返しが基本ですが、地域によっては当日返しが主流のこともあります。また、参列できなかった方などから 後日お香典をいただくケースもあり、その場合は受け取ってから1ヵ月以内に返すのが目安です。

7.香典返しの時期は当日返しと忌明け返しが基本

香典返しの時期は当日返しと忌明け返しが基本

香典返しの時期は、当日返しなら葬儀当日、忌明け返しなら四十九日法要後から1ヵ月以内が基本です。まずはこの基準を押さえたうえで、地域の慣習や宗教、相手との関係性に応じて無理のない形で対応することが大切です。

香典返しの手配が遅くなってしまった場合は、必ずお礼状にお詫びの言葉も添えるようにします。お香典は、故人様を悼み、ご遺族の心痛を思っての気持ちの表れですから、どんなに忙しく、また、悲しみに暮れていたとしても心を込めて対応するようにしましょう。

花葬儀では、香典返しの時期や内容のご相談をはじめ、ご葬儀全体に関する事前相談を承っております。ご家族のご負担を軽減しながら、安心してお見送りの準備を進めていただけるよう、経験豊富なスタッフが丁寧にサポートいたします。どうぞお気軽にご相談ください。

関連記事一覧

芳名帳とは?葬儀での書き方、種類、記帳時のマナーも解説

芳名帳とは?葬儀での書き方、種類、記帳時のマナーも解説

葬儀に初めて参列する方にとって、「芳名帳」は聞き慣れない言葉でしょう。芳名帳にはどんな種類があって、どのようなことに気を付けて何を書けばよいのかを知っておかないと、葬儀当日に慌てることになります。 そこで今回は葬儀におけ […]

浄土真宗の葬儀とは?宗派ごとの流れと考え方・マナーをわかりやすく解説

浄土真宗の葬儀とは?宗派ごとの流れと考え方・マナーをわかりやすく解説

浄土真宗の葬儀は、流れや儀式に込められた意味合いが他宗派と異なることをご存じでしょうか?なじみのない方にとっては、葬儀を執り行ったり、参列したりすることに大きな不安を感じるかもしれません。 この記事では、「浄土真宗とは何 […]

大切な人を亡くした友達にかける言葉|心に寄り添う文例とマナー

大切な人を亡くした友達にかける言葉|心に寄り添う文例とマナー

大切な人を亡くした友達に、あなたはどんな言葉をかけられるでしょうか。「何と言えばいいか、わからない」「軽い言葉でかえって傷つけてしまいそう」――そんな不安を抱える人は少なくありません。 本記事では、友人に寄り添うためのマ […]

ご不明な点がある方は、お気軽にお問い合わせください

24時間365日対応

無料・携帯OK

花葬儀ではお近くの葬儀場をお選び頂けます

※東京、神奈川、埼玉、千葉でお考えの方もお気軽にお問い合わせください

お葬式のはてな?を解決もしもの時に役立つ情報がたくさん!

24時間365日
いつでもご相談ください

電話をかける通話無料)

お葬式のはてな?を解決もしもの時に役立つ情報がたくさん!

私たち葬祭ディレクターが賜ります

リボン

初めてお葬式をされる方

花葬儀ではお近くの葬儀場をお選び頂けます。

※東京、神奈川、埼玉、千葉以外でお考えの方もお気軽にお問合せください。

メディア掲載情報

花葬儀のお葬式は、日経新聞、朝日新聞など、信頼ある多数のメディアに掲載されています。

掲載記事

公式Instagram

公式Instagramサムネイル
公式Instagramサムネイル
カードの種類アイコン
事前見積り請求でお葬式の不安を解消
0120-878-339
※東京、神奈川、埼玉、千葉以外でお考えの方もお気軽にお問合せください。
24時間365日対応
無料・携帯OK