葬儀場で宿泊はできる?仮宿泊との違い・費用・設備を解説|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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葬儀場で宿泊はできる?仮宿泊との違い・費用・設備を解説

葬儀場で宿泊はできる?仮宿泊との違い・費用・設備を解説

葬儀場で宿泊できるのか、不安や疑問を感じる方は少なくありません。実際には、「宿泊可能」「仮宿泊可能」としている葬儀場もありますが、ホテルのような宿泊施設とは異なる点もあります。

現在では、通夜の際に葬儀場へ宿泊しなくても、失礼にあたることはほとんどありません。一方で、「故人様のそばで最後の夜を過ごしたい」「遠方から来られるご親族の負担を減らしたい」といった理由から、仮宿泊を選ばれるご家族もいらっしゃいます。

この記事では、葬儀場の宿泊事情や仮宿泊との違い、費用、設備、準備しておきたい持ち物までわかりやすく解説します。

1.葬儀場は宿泊できる?仮宿泊との違い

葬儀場は宿泊できる?仮宿泊との違い

葬儀場では、通夜後にご家族が仮眠を取れる「仮宿泊」に対応している場合があります。ただし、すべての葬儀場で宿泊できるわけではなく、ホテルのような設備が整っていないケースも少なくありません。

ここでは、葬儀場での仮宿泊の考え方や、事前に確認したい設備について解説します。

葬儀場は原則として宿泊施設ではない

葬儀場の多くは、人を宿泊させるために必要な旅館業の許可を取得していないため、一般的な宿泊施設として営業することはできません。ホテルや旅館のように宿泊を前提とした施設ではなく、通夜後にご遺族が一時的に休める「仮宿泊」や「仮眠」に対応しているケースが多いと考えるとよいでしょう。

仮宿泊(仮眠)は可能

宿泊施設としての営業はできませんが、単に「一晩を過ごす」という意味での「仮宿泊(仮眠)」ならば、旅館業の許可がなくても可能です。

したがって、葬儀場で「宿泊可能」と書かれている場合でも、その葬儀場が旅館業の許可を取得していない場合は、「仮宿泊」ができる葬儀場であると理解しましょう。

宿泊可能でも設備が整っているとは限らない

葬儀場のWebサイトなどに「宿泊可能」と書かれていたとしても、それらの多くは旅館業の許可を取得していない仮宿泊であることがほとんどです。その場合、基本的には、お風呂やシャワーの設備はなく、寝具やドライヤー、アメニティグッズの用意がないのが通例です。

中には部屋に簡易のシャワーがついていたり、有料で寝具を貸し出していたりする葬儀場もありますが、一般的なホテルのように、備品やアメニティが用意されていない場合も多いため、仮宿泊を予定している場合は、事前に設備や備品の有無を確認しておきましょう。必要な持ち物については、後述の「葬儀場での仮宿泊で準備するもの」で詳しくご紹介します。

なお、花葬儀の「斎場検索ページ」においては、一都三県にある葬儀場の詳細情報(宿泊に関する情報を含む)をご提供しております。お探しの地域から斎場を探すことができますので、ぜひご利用ください。

葬儀場で仮宿泊するときの確認ポイント

葬儀場で仮宿泊を希望する場合は、設備や利用条件を事前に確認しておきましょう。仮宿泊できる人数の上限や遺族控室の広さ、寝具・シャワーの有無、深夜の出入りなどは斎場によって異なります。遺族控室の広さや寝具の数に限りがある場合もあるため、誰が仮宿泊するのかをあらかじめ決めておくと安心です。

2.葬儀場に宿泊する理由

葬儀場で仮宿泊をするのは、喪主様や故人様と近しいご家族が中心です。通夜後に遺族控室で仮眠を取り、翌日の葬儀や火葬に備えるケースがあります。また、遠方から来られたご親族が、移動の負担を減らすために利用されることもあります。
ここでは、葬儀場で夜を過ごす主な理由をご紹介します。

かつては「夜伽(よとぎ)/寝ずの番」という習慣があった

通夜の晩に故人様に夜通し付き添うことを「夜伽(よとぎ)」もしくは「寝ずの番」と呼び、かつては通夜では当たり前の習慣でした。

夜伽は、医学が発達していない時代に、「故人様が息を吹き返さないかどうかを確認するために夜通し見守ったことが始まりである」との説があります。また、夜伽では、線香やろうそくの灯りを絶やさないようにしますが、それらが極楽浄土への道しるべとなった、あるいは、線香やろうそくの煙がご遺体のにおいを和らげる役割があったともいわれています。

現在では、実際に夜通し起きて見守るケースは減っていますが、「最後の夜を故人様のそばで過ごしたい」というお気持ちから、仮宿泊を希望されるご家族もいらっしゃいます。

最期の別れの時間をできるだけ近くで過ごしたい

大切な方とのお別れに際し、「できるだけ故人様の近くで過ごしたい」と考えるご遺族もいらっしゃいます。故人様が安置されている葬儀場で仮宿泊できれば、最期の夜をそばで過ごしながら、静かにお別れの時間を持つことができます。

遠方から参列するご親族の宿泊場所として利用したい

遠方から参列されるご親族や参列者がいる場合、宿泊施設を用意しなければならないこともあるでしょう。特にご高齢のご親族や小さなお子様がいる場合は、宿泊施設から通夜・葬儀会場までの移動負担をできるだけ減らしたいと考えるケースも少なくありません。

また、通夜の終了時間が遅くなる場合や、翌朝早い時間に火葬場へ移動する場合などは、葬儀場で仮宿泊できると体への負担を抑えやすくなります。そのため、葬儀場での仮宿泊を検討されるご家族も多いようです。

3.葬儀場に宿泊しないご家族が増えた理由

かつては、自宅で葬儀を行い、そのまま自宅に泊まるのが一般的でした。葬儀場で行う場合も、仮宿泊をする人がいましたが、近年では減少傾向にあります。
ここでは、葬儀場で仮宿泊を選ぶご家族が減っている理由をご説明します。

最近はホテルを利用するご家族も増えている

最近では、「しっかり休息を取りたい」という理由から、近隣ホテルを利用するご家族も増えています。特にご高齢のご親族や小さなお子様がいる場合は、十分に休息を取れる環境を優先して、ホテルを選択するケースも少なくありません。

深夜は故人様と面会できない場合がある

葬儀場で通夜・葬儀を行う場合には、葬儀場の霊安室(安置室)、もしくは民間の安置施設で故人様を安置することになりますが、閉館時間や面会時間が限られていることから、深夜に面会ができないというルールになっていることも多くあります。

葬儀場に仮宿泊しても、深夜は故人様と面会できない場合が多いことから、葬儀場で仮宿泊を選ぶご家族が減っているといえるでしょう。

なお、故人様の安置場所の種類については「安置とは?」の記事を参考にしてください。

通夜に「寝ずの番」をしなくてもよくなった

かつては通夜の晩に、故人様へ夜通し付き添う「寝ずの番」の習慣がありました。しかし近年では、通夜を夜の数時間で終える「半通夜」が一般的になり、葬儀場や安置施設で故人様をお預かりするケースも増えています。

また、防災上の理由から、夜通しろうそくや線香の火を灯し続けることが難しい葬儀場もあります。そのため、以前のようにご家族が一晩中付き添う必要は少なくなり、葬儀場で仮宿泊しないご家族も増えています。

4.葬儀場で宿泊・仮宿泊するときの費用

葬儀場で宿泊・仮宿泊するときの費用

葬儀場で宿泊や仮宿泊をする際に、いくらくらいの費用が必要なのか、解説します。

仮宿泊の場合は無料のことが多い

一般的に、葬儀場の仮眠室や遺族控室を利用する費用は無料、または葬儀場の使用料に含まれていることが多いです。ただし、寝具の貸し出しは有料になる場合があります。葬儀場で仮宿泊を希望する場合は、利用できる設備や寝具の手配、追加費用の有無を事前に確認しておきましょう。

なお、花葬儀では、仮宿泊する葬儀場で寝具の貸し出しをしていない場合、近隣の布団会社にて寝具の手配をいたします。どうぞ、お気軽にご相談ください。

宿泊施設を備えた葬儀場の場合は有料

葬儀場の中には、旅館業の営業許可を取得し、宿泊施設として利用できる施設もあります。このような葬儀場では、通常の旅館やホテルと同様に、ベッドやお風呂、歯ブラシ、シャンプーなどの備品が用意されていることがあります。その場合は、葬儀場の使用料とは別に、宿泊料金が発生するのが一般的です。

5.葬儀場で宿泊・仮宿泊するときの持ち物

旅館業の営業許可を取得していない葬儀場では、一般的に十分な設備や備品は望めないと考えられます。そこで、葬儀場で仮宿泊する場合に準備しておいたほうがよいものをご紹介します。

数珠とお香典

翌日に葬儀を控えている場合、数珠を持って参列されることも多いでしょう。そのため、葬儀場に仮宿泊する際には数珠を忘れないようにしましょう。

また、お香典も忘れずに持参します。葬儀当日は慌ただしい状況が続くため、不祝儀袋にお金を入れたり、氏名を書いたりする余裕がないかもしれません。そのため、すぐに渡せる状態にした上で、汚れないよう袱紗(ふくさ)に包んでおくとよいでしょう。

着替え

仮眠を取ったとしても、喪服を着たままでは体を十分に休ませることはできません。喪服がしわになってしまうと葬儀にも差し支えるでしょう。そのため、葬儀場で仮宿泊する場合は、リラックスできる着替えを用意することをおすすめします。

また、替えの下着や靴下(女性は黒のストッキング)なども準備しましょう。

アメニティ

葬儀場で仮宿泊する際には、必要な備品が揃っていないことが多くあります。そこで、歯磨き道具、洗顔料、タオルなど、必要最低限のアメニティを準備します。

また、男性なら髭剃り、女性ならメイク道具も必要に応じて準備しましょう。

充電器や常備薬など身の回りのもの

葬儀場で仮宿泊する場合は、スマートフォンの充電器や常備薬、眼鏡・コンタクト用品など、普段の生活で欠かせないものも忘れずに準備しましょう。また、夜間は冷え込むこともあるため、季節によっては羽織ものや防寒具があると安心です。

6.葬儀場に泊まるかホテルにするかの判断基準

葬儀場に泊まるかホテルにするかの判断基準

葬儀場で仮宿泊するか、近隣ホテルを利用するかは、ご家族やご親族の状況によって適した方法が異なります。参列される方の年齢や移動距離、休息の取りやすさなども踏まえながら、無理のない方法を検討しましょう。

ここでは、葬儀場での仮宿泊とホテル利用を検討する際のポイントをご紹介します。故人様との時間を優先したい場合は仮宿泊、休息や設備面を重視したい場合はホテルを選ぶなど、ご家族の状況に合わせて判断することが大切です。

喪主様や近しいご家族のみで過ごす場合

喪主様や近しいご家族のみで過ごす場合や、翌日の移動負担を減らしたい場合は、葬儀場での仮宿泊を選択肢にできます。ただし、利用条件や設備内容は斎場によって異なるため、事前確認が必要です。

遠方から参列する方がいる場合

遠方から参列されるご親族は、葬儀場付近の土地勘がないケースも多いものです。そのため、喪主様やご家族がホテルの紹介や手配を行うと、ご親族も安心して葬儀に参列できるでしょう。

小さなお子様がいる場合

小さなお子様がいる場合は、夜間の過ごし方や周囲への配慮が必要になることがあります。十分に休息を取りやすい環境を優先したい場合は、近隣のホテルを利用する方法も検討するとよいでしょう。

ご高齢のご親族がいる場合

ご高齢のご親族がいらっしゃる場合は、故人様を亡くされた悲しみによる精神的なストレスや長時間の外出による体力的な負担が及ぼす体調への影響に配慮する必要があります。そのため、「しっかり休める環境を整えたほうが安心」と判断される場合は、近隣ホテルを手配されるケースも少なくありません。

花葬儀では、宿泊施設をお探しの方に対し、葬儀場から交通アクセスのよいホテルなどを、ご提案しています。喪主様やご家族に、ホテルを手配する時間的・体力的余裕がない場合には、花葬儀にお任せください。

7.葬儀場の宿泊でよくあるQ&A


A.葬儀場で仮宿泊をする場合、喪服のまま一晩過ごす必要はありません。

喪服はしわになりやすく、体も休まりにくいため、仮眠を取る際はリラックスできる着替えを用意しておくと安心です。翌日の葬儀に備えて、喪服や靴、数珠、お香典などはすぐ使える状態に整えておきましょう。


A.葬儀場で仮宿泊をする場合、シャワーや浴室、寝具などの設備が利用できるかどうかは斎場によって異なります。

ホテルのような宿泊施設ではないため、寝具が有料貸出になっていたり、アメニティが用意されていなかったりするケースも少なくありません。後から困らないよう、設備内容を事前に葬儀社へ確認しておくと安心です。


A.小さなお子様を連れて葬儀場で仮宿泊することは可能な場合が多いですが、設備や利用条件は斎場によって異なります。

和室・洋室の違いや、深夜の出入り、周囲への配慮が必要になるケースもあるため、事前確認が大切です。また、ご高齢のご親族も含め、十分に休息を取りたい場合には、近隣ホテルを利用する方法が選ばれることもあります。

8.葬儀場に宿泊するかは、ご家族の状況で判断

最近では、故人様を葬儀場や安置施設へお預けするケースも増え、葬儀場での仮宿泊は必須ではなくなってきています。

しかし、ご遺族の皆さまが、故人様の近くで少しでも長く過ごしたいという思いが強い場合は、仮宿泊ができる葬儀場で通夜・葬儀を行うことも可能です。仮宿泊のできる葬儀場を選ぶかどうかは、故人様への思い、そしてご親族や参列者のご事情や葬儀場の環境などを踏まえて検討されてはいかがでしょうか。

花葬儀では、ご親族の皆さまが悔いのないお見送りが実現できるよう、葬儀場や近隣での宿泊手配なども行っております。葬儀に関することはもちろんのこと、葬儀前や葬儀後のお悩みやお困りごとなどのサポートが受けられるメンバーシップクラブ「リベントファミリー」もご用意しておりますので、お気軽にご連絡ください。

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