奥多摩町
東京都の多摩地域の北西部にある町です。
3つある多摩地域の町のひとつで、西多摩郡に属しています。
町内には、多摩川を堰き止めるための小河内ダムにより造られた人造湖「奥多摩湖」(別名:小河内貯水池)があり、
その下流域には集落が広がっています。
奥多摩の地には、今からおよそ1万2千年前の縄文時代から人々が生活していたと言われ、
現在も縄文期の遺跡が数多く存在しています。
1953年、氷川町、古里村、小河内村の三町村が合併し「奥多摩町」が誕生しました。
町名は多摩川の上流に位置する、奥多摩渓谷に由来しています。
有名な観光スポットは、国内最大級の水道専用貯水池「小河内ダム」、
数々の石柱が乱立する「日原鍾乳洞」や、浮橋が名所となっている「奥多摩湖」は観光的にもひらけた場所です。
主なイベントは、大自然の中打ち上げられる「奥多摩納涼花火大会」(8月)、2月下旬~3月末に春の訪れを告げる梅まつり「吉野梅郷梅まつり」、
東京都無形民俗文化財指定や、五穀豊穣などを祈願する「小沢式三番」などが開催されています。
奥多摩では江戸時代からわさび栽培がされていたとされ、
「奥多摩わさび」、「わさび酎」、「わさびジェラート」、奥多摩の山でとれるあわび茸を使用した「あわび茸カレー」、
松の形をした「奥多摩せんべい」などがあります。
奥多磨町は、火葬場併設式場の「ひので斎場」が込み合っていた場合でも、近隣の貸し式場を利用する事が可能です。