荒川区
荒川区は東京23区の北東に位置し、下町の風情を残す地域です。
1932年、南千住町・三河島町・尾久町・日暮里町が合併して荒川区が発足しました。近年はマンションの建設が盛んで、若いファミリー層が増加しています。
JR山手線、京浜東北線、常磐線、地下鉄、京成電鉄のほか、都電荒川線が走っています。荒川区には、「円通寺」「東京御廟」「阿遮院」「延命院」など、数々の寺院があります。
京成上野線・千代田線「町屋駅」より徒歩5分の場所に、火葬場併設の「町屋斎場」があります。公営ではないので東京に居住していなくても使用可能。
式場は40席収容でき、直葬、家族葬から一般葬、社葬まで宗派を問わず利用できます。駐車場約50台。
真言宗「慈眼寺」の寺院斎場は、40席の式場と控室などを備え、宗派を問わず家族葬から一般葬までおこなえます。「町屋駅」から徒歩5分、都電荒川線「町屋二丁目駅」から徒歩1分です。
荒川区で行われた芸能人・有名人のお葬式
渥美清
「男はつらいよ」シリーズの主人公“フーテンの寅さん”で多くのファンに愛された俳優の渥美清さん。
寅さんと言えば彼の代名詞となった役ですが、長年同じ役をやることに喜びを感じる反面、苦悩していたとも言われています。
晩年は病気と闘いながら映画に臨み、壮絶なまでの役者魂を見せたそうです。
痩せ細った姿を他人に見られたくないという彼の遺言を守り、ご家族だけの密葬が荒川区の町屋斎場で営まれました。
真摯に役に向き合い、観客に喜びを与え続けた、68年のご生涯でした。
死後贈られた国民栄誉賞は彼の栄光の軌跡を照らし、“寅さん”は古き良き時代の人々の温かさを伝え続けることでしょう。
鈴木その子
「やせたい人は食べなさい」
このベストセラーとなったタイトルの本を書いたのは、美容・料理研究家の鈴木その子さんです。
66歳の時にはテレビ出演をきっかけに「美白の女王」として話題となります。
専業主婦から一念発起して日本料理店経営からスタートし、「SONOKO式食事療法」を開発し、オリジナル化粧品を発売するなど、一代で年商100億円の会社を築き上げました。
「明日は今日より輝かしく、明日の自分はもっと魅力的に」
をモットーに、女性が輝く人生をエネルギッシュに体現された、68年のご生涯でした。
荒川区の町屋斎場で密葬が営まれました。
坂口良子
芸能界への登竜門、ミス・セブンティーンコンテストで優勝し、女優となった坂口さん。
北海道の大地が育んだ爽やかな美しさが注目され、デビュー翌年にはドラマで主役の座を射止めます。
「前略おふくろ様」「犬神家の一族」「たんぽぽ」などの名作に出演し、女優としての地位を確立。
特に、1980年から1992年まで放送された人気ドラマ「池中玄太80キロ」では、主役の西田敏行さんの相手役として出演し、人気を不動のものにします。
約40年間活躍され、57歳という若さで旅立たれました。
葬儀・告別式は近親者のみで営まれ、荒川区の町屋斎場で荼毘に付されました。
荒川区は、火葬場併設式場の「町屋斎場」が込み合っていた場合でも、利用できる貸し式場が区内に多くございます。